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格安SIMを検討している人に伝えたい格安SIMの良いとこ、悪いとこ

※本ページはプロモーションが含まれています

格安SIM
大手携帯キャリアのバカ高い通信料を、使い方によって激的に安くしてくれるMVON(携帯電話会社から通信網を借りて再販売する業者)が提供する格安SIM。

iPhone6から発売日にSIMフリー端末が発売されるなど、格安SIMを使いやすい環境が整いつつあります。

僕もSIMフリーのiPhone6を購入し、格安SIMを使い毎月の料金をを5,000円以上安くできる予定です。

そこで、格安SIMを使う者として、格安SIMを使って分かった良いとこ、悪いとこを紹介します。

10月17日追記:Google+のコメントでエリアメール(緊急速報)が受け取れないことを教えて頂き、エリアメールについて追加しました。
追記終わり。

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悪いとこ

格安SIMのデメリット部分をちゃんと把握しておかないと、後々取り返しの付かない事になる。

キャリアメールが使えなくなる

大手携帯3キャリアと契約しないことになるので、3社のキャリアメールが使えなくなる。これが最大のデメリット。絶対に把握しておかないと今後のコミュニケーション関係が崩れるので要注意。

キャリアメールとは末尾が「@softbank.ne.jp」「@i.softbank.ne.jp」「@docomo.ne.jp」「@ezweb.ne.jp」のメールアドレスだ。

代替手段として、Gmailなどのフリーメールを利用する。フリーメールはリアルタイム受信ができないというイメージがあるが、最近はリアルタイム受信できるようになっている。注意する点は、キャリアメールはGmailなどのフリーメールを最初から迷惑メールフィルタにかかっているので、送りたい相手がフリーメールの受信を許可していなければならない。殆どの人は行っていないし、解除する気もないだろう(解除方法が分からないから)

もう一つの方法としてメールのやり取りはLINEを使う。スマホが普及し、スマホを使っている人はLINEを入れないとコミュニケーションができないという風潮ができつつあるので、意外に最有力候補。

僕の場合、連絡を取る相手を検討してみたところほとんどLINEでやりとりができるので、格安SIMに踏みきれた。

エリアメールなどの緊急速報が受け取れない

災害用伝言板や緊急地震速報などのエリアメールは携帯キャリアが提供しているため、格安SIMにするとそれらのサービスが受けられなくなる。ドコモ系の格安SIMでドコモのスマホを使えば受け取れる場合があるようだが、今後続けられるか不明なので、受け取れないと考えておいたほうが良い。

これらのサービスは代替するものがあるので要検討。

災害用伝言板

災害用伝言板(web171)
Google パーソンファインダー (安否情報): 日本

web171、各キャリアの災害伝言板、パーソンファインダー、各企業・自治体が収集した安否情報を確認できるJ-anpi。
安否情報まとめて検索 – J-anpi

エリアメール

防災速報(無料) – Yahoo! JAPAN

Yahooの防災速報の方がキャリアのエリアメールより使い勝手良さそう。

無料通話がない

2014年10月現在、どの事業者の音声通話プランの基本料金には無料通話が含まれていない。同じキャリア同士の通話無料も無い。基本料金プラス通話した分の料金が掛かる。

電話を自分発信でたくさんする人には格安SIMはオススメできない。キャリアのかけ放題プランのほうが安くなるはずだ。

僕の場合は電話は殆どかけないし、「格安SIMにしたから電話はFaceTimeやLINE、SypeなどのIP電話を使うよ」と伝え、音声通話は使わずIP電話を使うようにしている。

端末代が通常料金になる

キャリアで契約している場合は、キャリアが端末代を割り引いてくれるので、実質0〜3万円程度で購入できるが、SIMフリーの場合端末料が7〜10万円必要に。

これに関してはキャリアが端末料を割り引いていると見せかけて毎月の料金にキッチリ上乗せさせているのでダマされないように。端末代が高くても2年運用した際は殆どの場合SIMフリーの方が安くなる。

例えば、
・端末iPhone6:SIMフリー7万円、キャリアの場合実質0円
・月額料金税込:格安SIM2,000円、キャリア7,000円
を2年間で計算すると

格安SIM:2,000×24+70,000=118,000円
キャリア:7,000×24+0=168,000円

と、2年間で5万円安くなる。更に機種変更をしなかった場合の3年目は

格安SIM:2,000×12=24,000円
キャリア:7,000×12=84,000円

と、1年だけで6万も変わってくる。1年目はマイナスだが、2年で5万、3年で11万も変わってくる。

iOSのアップデートとキャリア設定のアップデートで使えなくなる可能性がある

iOSのアップデートとキャリア設定のアップデートで通話や通信ができなくなる可能性がある。AUの通信網を使っているmineoがiOS8とiOS8.1では使えないと発表している(mineoユーザーサポート|お知らせ|詳細

iOSのアップデートとキャリア設定のアップデートがあったからといってすぐにアップデートするのではなく、格安SIM会社のHPなどで動作確認情報を見てからアップデートすれば問題ない。

通話、通信、テザリングができなくなるようならアップデートしなければ良い。詳しくは「iOS8.1のiPhone6でIIJmio(みおふぉん)の格安SIMは問題なく使える!」で。

良いとこ

格安SIMのメリット。メリットとデメリットを比較、把握し、快適なSIMフリー生活を!

通信量が安い

月々の料金が目に見えて安い。僕の使っている格安SIMだと税込み1,730円+通話料、キャリアだと税込み約7,000円〜となる。毎月引き落とされる金額が下がるのは精神衛生上良い(2,3年周期で見ると実際に安くなっているので錯覚ではない)

半年〜1年でMNPできる

あまり表立っていないが、地味にこれは大切なこと。キャリアには2年縛りがあり、2年間に1ヶ月だけしか無料でMNPできる期間がない。端末の割賦の終了月が無料でMNPできる月と重なることはほぼ無いので、MNPの際は1万ちょっとの解約料を払わなければならない。

このような姑息なやり方に苛立ちを覚えたのも僕が格安SIMにした理由の一つ。

2014年10月現在の格安SIM業者をみると半年〜1年使えば自由にMNPできる契約になってるので、1年後更に良いプランがでたら気軽にMNPできるのが良い。

SIMフリー端末は高く売れる

常に新しい端末を欲しい人に嬉しいのが、1〜2年経ってもSIMフリー端末は人気なので買取価格も高いということ。

買い替えの際に高く売ることで新しい端末を安く購入することができる。

端末は長く使えば使うほどお得

悪いところでも書いたが、月々の料金が安いので、端末を長く使えば使うほど安くなる。

「端末が高い」で紹介した例だと、2年で5万、3年で11万、4年で17万も変わってくる。

電波は変わらず

会社名が違うから電波の入り具合が心配になるかもしれないが、問題ない。

なぜなら、MVONはドコモかauの回線を借りてSIMを提供しているから(ソフトバンクは今のところ貸していない)。ドコモとauの回線をそのまま使えるので、キャリアと契約していた時とエリアは変わらない。



オススメはIIJmio

格安SIM業者の中でオススメなのは断然IIJみお

格安SIM業者の先駆けで、技術力が高く、新しいiOSのバージョンが出たら真っ先に対応を調べて発表するスピードはさすがです。

僕は3年以上使ってきましたが、特に不具合も無く快適に安くスマホを使うことができています。

IIJみおから乗り換える予定は全くありません。

おわりに

格安SIMを契約する場合、普段聞き慣れない会社名で不安になるかもしれませんが、ちょっと調べて、ちょっと手続きをするだけで年間何万円も得になるので、少しの手間をかけても検討してみる価値は十分あります!

良いとこ、悪いとこをしっかり把握した上で格安SIMに挑戦してみてください!

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