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熱帯夜でも快適に寝られるエアコンマットレスをレビュー

※本ページはプロモーションが含まれています

エアコンマットそよ

暑い夜に寝ていると冷たい部分を探して寝返りが多くなりますよね。

寝始めて体温で熱くなっている部分が少ないうちは良いのですが、マットレス全体が熱くなってしまったらもうお手上げ。

寝苦しいので睡眠の質が一気に落ちてしまいます。

そこで僕が愛用しているのがアテックス社のエアコンマット。2011年から使いはじめ、夏の夜には欠かせない存在となっています。

そして2015年の今年、新しいエアコンマットを購入しました。

夏の必需品となっているこのマットですが、不満点もかなりあります。それでも使い続ける理由を紹介します。

エアコンマットレスとは

エアコンマットレスの仕組みは、プラスチックのスペーサーをマットレスの中にいれることで厚さ10cm程度の隙間を作り、その隙間に風を送って空気を循環させることで熱を溜めないというもの。
スペーサー

足元にある2つの送風機から空気を取り込み、マットの隙間を通り背中部分から抜ける。
送風マットレス

公式動画が分かりやすい。

不満点と注意点

エアコンマットレスを使って4回の夏を超えたが不満点もある。人によっては致命的な問題である可能性があるので購入する際はしっかり検討してほしい。

送風音がうるさい

送風機で風を送っているので送風機自体の音が気になる。

メーカーのWebサイトでは強で「36dB」弱で「34dB」とある。これは日常生活の音で例えると、ささやき声や市内の深夜程度の音だ。

実際に強にして寝ながら使ってみると、静かな部屋の中ではかなりの音がする。僕は気にせず寝られるタイプだから良いが、神経質な人はかなり気になる音のハズだ。

Vineで強・弱の音を撮影してみた。実際の音の大きさは伝わらないが、音の質だけでも伝わればと思う。

強での送風音(ランプは赤)

A video posted by Keikenchi ITotuo (@itotuo) on

弱での送風音(ランプは緑)

A video posted by Keikenchi ITotuo (@itotuo) on

マットが固い

スペーサーにプラスチックを使っているので寝心地はあまり良くない。

ヒザで立つなど一点にチカラが集中した時に他の部分が浮き上がってくるのも扱いづらい。固めのマットの上に敷けばそれほど気にならないが、低反発系など柔らかいマットの上に敷くと沈み込みがより顕著になり、他の部分の浮き上がりも激しくなる。

最初はかなり不快だが、マットの上で体重を一点に集中させないようにすればさほど気にならなくなる。

涼しいわけではない

名前に「エアコン」と付くと涼しいように思うかもしれないが、この製品は全く涼しくない。

風を送るとあるので背中から風が出てくるのかと思うが肌で感じる風は全くない。

ひんやりとした感覚で寝られる商品ではないのだ。

それでもエアコンマットレスをつかう理由

音がうるさく、マットも固く、涼しいわけではないのにエアコンマットレスを使うのは、

「マットレスが熱くならない」

というのが、先に挙げた不満点を我慢してでも使いたくなるメリットだからだ。

普通のマットレスは寝転んだ時点では熱くないが、だんだんと体温が伝わり熱くなって不快になる。

エアコンマットレスは、マットレス内で空気が循環するので体温が伝わって熱くなるというのはほとんど無く、寝転んだ時点での温度がそのまま続く。

マットレスの熱さによる寝返りが無くなるので寝つきやすく、途中で起きるということも無くなった。

使いはじめた時は涼しくなくがっかりしたが、マットレスが熱くならない快適さを実感すると手放せない存在となった。

ジェル系マットレスとの比較

ジェルを冷やして涼しく寝られるジェル系のマットレスも購入検討したが、睡眠時間中ずっと冷たいわけではないのは容易に想像できたし、体温を溜めると結局熱くなるのではと考え購入しなかった。

エアコンマットレスは空気の層を作り風を循環させるという仕組みがしっかりしているので、「最初は冷たかったのに後は熱い」という極端な変化がないのがジェル系と比べて良い所だ。

因みにエアコンマットレスにもジェルシートが4本付いているが、毎日冷蔵庫で冷やしてマットにセットするのが面倒くさいので僕は使っていない。使わなくても熱を逃がすことは十分してくれる。

商品画像

実際に届いた商品の細部を紹介。

箱は持ちやすく、無駄に大きすぎない。
旋風マットレス

送風機は足元に左右に分かれて設置されているので足が当たらない。
旋風マットレス足元部分

以前購入した「エアコンマットそよ」は足元横一直線に送風機がありとても邪魔だった。
以前のそよ

背中部分は風の出口が3箇所ある。
背中部分

風の出口はメッシュになっている。
メッシュ状の出口

足元の送風機に電源があり、タイマーも4、6、8時間から選べる。
電源

専用カバーもついていて洗うことができる。本体は送風機が取り付けられているので洗濯することはできない。
旋風マットレス専用カバー

送風機部分は開いているので取り付けもピッタリ。
旋風マットレスシーツ

中央部は帯で止め、ズレないようになる。背中部分は風通しが良い様にメッシュになっている。
旋風マットレス専用カバー中央部

ジェルは2つ折りで箱に入っているので、広げて使う。
旋風マットレス ジェル

左側にあるファスナーを開けるとジェルを挿入するスペースがある。
ジェルを入れる場所

おわりに

マットレスが熱くならないだけで格段に寝つきやすくなります。僕はこのマットレスがないと夏を越せません。

ただ、涼しくなる秋口は注意が必要で、マットレスが暖かくならないので寒くなり風邪をひきかけたことがあります。

進化する余地はあるはずなので、更に良い商品が出て来てくれることを期待します!

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