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猫背対策にバックジョイがシンプルかつ効果的で素晴らしかった!

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猫背対策にbackjoyがオススメ

東急ハンズをぶらぶら巡回していた時、Backjoyという姿勢矯正クッションを見つけました。

これに座るだけで正しい姿勢をサポートしてくれるということでしたが、座布団に立体的なカーブが付いているだけで、パッと見効果はなさそうです。

しかし、一度試しに座ってみようと思い、座ってみました。

普通に座ってみましたが、それほど効果を感じず、「こんなものか」と思ったのですが、座り方をちゃんと読んでそのとおりに座ったら、「これは…っ!!」となりました。

正確な座り方は、奥の縁に座るぐらい深く座るとのことで、その通りに座ってみたら骨盤を絶妙にサポートし、背筋を伸ばした状態で座るのがめちゃくちゃ楽なのに驚愕。

太ももがBackjoyを押し下げることで、テコの原理でお尻部分が持ち上がり、骨盤をサポートしてくれるという説明がよくわかりました。(下記画像は公式サイトより転載)
Backjoyのテコの原理

シンプルな構造でこれだけの効果があるというのは驚きで、感心しながらしばらく座り続けていました。

僕は以前Styleという姿勢矯正座椅子を使っていたのですが、これは腰部分を「支えて」サポートしてくれるだけで、長続きしませんでした。
Style

ですが、Backjoyはテコの原理で骨盤部分を押し上げてくれる力が働くので、「支える」というより、常に「押し返す」というサポートをしてくれ、とても楽に座れます。

30分ぐらいじっくり座り、これは「買い」だと判断し、そのまま楽天で購入しました。(楽天の方がポイントがついてお得だったので…。)

実際に使ってみた感想を紹介します。

Backjoyの商品写真

購入したのは、Backjoyのメディコアリリーフ LUX レギュラーサイズです。「LUX」は長時間座っても疲れないよう、座面の素材のクッション性が高くなっていて、価格も税込1,0780円とBackjoyシリーズで一番高くなっています。

僕は1日重椅子に座っているため、投資対象としては十分なので一番良いものを購入しました。

Backjoyの外観。カップ状にしなっている。
Backjoyの外観

奥の穴部分は、尾てい骨を圧迫しないための機能だが、ここを持って持ち運びすることも出来る。
正面から見た所

お尻が滑らないよう、グリップ付き。
グリップ部分

太もも付け根部分にもグリップがある。
太もも付け根部分のグリップ

Backjoyのロゴ。座面の素材は適度なクッション性があり、表面の毛はなめらかでさわり心地も良い。
Backjoyのロゴ

座面裏はプラスチックになっており、適度な硬さでテコの原理をサポート
座面裏

横から見ると、カーブがよく分かる。太股部分に体重がかかることで、お尻部分が持ち上がる。
横から見た所

Backjoyを使って良かった所

実際にBackjoyを使ってみて良かった所を紹介します。

骨盤を押し上げてサポート

Backjoyに座って感じたのが、姿勢良く座るには骨盤の角度が最も重要だということです。

骨盤がしっかり立っていれば、背筋は自然と伸び、正しい姿勢を保つことが出来るというのが身にしみてよくわかりました。

そして、骨盤をしっかり立たせた状態をキープする難しさも。

普通の椅子に骨盤を立てて座っているつもりでも、気がつくと骨盤が倒れ猫背になってしまうんですよね…。

Backjoyに座っていると、骨盤部分を押し出してくれるので、骨盤を立てた状態をキープするのがとても楽になります。

骨盤を支えることで、正しい姿勢をサポートするBackjoyは、最低限の働きで最大の効果を実現するシンプルで素晴らしい仕組みだと感心してしまいます。

猫背は逆にきつい

猫背は骨盤が後ろに倒れることにより発生します。

Backjoyを使っていると、骨盤が後ろに倒れにくいので、猫背になりづらいです。

というより、猫背の状態になると、骨盤が後ろに倒れないので姿勢が前かがみになり、重心が前にずれることでかなり苦しいです。

猫背になるのは猫背の状態が楽だからそうなってしまうのですが、Backjoyに座っていると猫背の状態がキツイので自然と背筋が伸びてしまいます。

人間、自分が楽な姿勢になろうとするので、背筋が伸びた状態が一番楽になるBackjoyに座っていると、自然と背筋が伸びます。

単純な構造ですが、「正しい姿勢が一番ラク」な状態を実現できるBackjoyは凄いです。

あと、足を組んで座るのも苦しくなって無理なので、足を組む癖を矯正したい人にもオススメです。

長時間座ってもお尻が痛くならない

Backjoyは、プラスチックの上にクッションを貼り付けたものになっています。

プラスチック部分は硬いので、長時間座っているとお尻が痛くなってきそうですが、そんなことはありませんでした。

僕は1日8時間前後座って過ごしていますが、多少の圧迫感はあれど、痛かったり不快で座り続けられないということはありません。

これは、Backjoy自体がお尻の形にカーブしているため、普通の座布団や椅子の座面と比べると、Backjoyの方がお尻との接地面積が大きいので圧が分散されているからだと考えられます。

また、Backjoyの特徴として、底面が丸みを帯びているので前後左右にゆらゆら揺らせる点が挙げられます。

一見不安定で良くないように思われますが、骨盤を完全に固定せず、ある程度動かせることでお尻や腰の負担を和らげているのです。

最初は安定しなくて不安になりますが、慣れると不意に揺れるということはなくなり、自分の意志で軽く揺らすことで腰やお尻の緊張をほぐせるのも良いです。

長時間の座り心地は、多少お尻への負担は感じられますが、ずっと座っていられないと言うほどではなく、姿勢をサポートしてくれることを考えると問題なく使えています。

使ってみてイマイチな所・注意点

使ってみてイマイチなところや注意点も紹介します。

椅子の座面に注意

Backjoyは床や椅子の上に置いて使いますが、座面の裏がプラスチックで、体重が1点に集中してしまうので、椅子の座面に注意が必要です。

アーロンチェアのようなネットタイプの高級チェアには使わない方が良いでしょう。多分座面が伸びてしまい、もったいないことになるはずです。

また、逆に木のように硬い座面だと、Backjoyのプラスチックの底面が滑りやすくなったり揺れ過ぎたりしてしまいます。

程よいクッション性のある座面の椅子での使用がオススメです。

滑る

BackjoyのLUXには、滑り止めがついています。

しかし、Backjoyとズボンが滑らなくても、お尻とズボンの間が滑ってしまうので、長時間座っていると前にズレてきます。

また座り直して元にもどれは良いのですが、1時間ぐらいごとに座り直すのはちょっと面倒です。

座るときがちょっと面倒

Backjoyに座るときは、Backjoyの位置を確認し、正しい場所に座らなければなりません。

座る度に毎回ちゃんと座るのがちょっと面倒です。

テキトーに腰掛けると、プラスチックの淵の部分が当たり、ちょっと痛いですからね。

頻繁に経ったり座ったりを繰り返すのなら、煩わしく思うかもしれません。

胸や広背筋がキツくなる

猫背に慣れていると、背筋を伸ばして座った時、胸が広がるので胸の筋肉がキツイです。

肺も広がっている感覚があり、今まで萎縮して使ってきたんだなと実感させられます。

広背筋にも力が入っているようで、長時間座っていると広背筋がじんわりキツくなってきます。

これは、今まで正しい姿勢をしてこなかったせいで、正しい筋肉がついていないのが原因です。

筋肉が辛いということはそれだけ効いているということなので、これはしっかり耐えて、Backjoyが無くても正しい姿勢で座れるようにしていきたいです。

おわりに

座る時に位置調整する必要がある煩わしさはありますが、これだけ単純な構造でしっかり骨盤を押し上げてくれるBackjoyは凄いです。

30年以上売られ続けているようなので、耐久性もバージョンアップしているでしょう。

Backjoyを使って正しい姿勢を手に入れたいと思います。

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