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飛行機の機内持ち込みザックはキャビンゼロで決まり!メリットやデメリットを紹介

※本ページはプロモーションが含まれています

キャビンゼロミリタリー

機内に持ち込みできる荷物のサイズを元に作られたザックがキャビンゼロシリーズです。

52×36×19cm、3辺の和が107cmは、サイズ制限が厳しいLCCの機内持ち込みサイズ(3辺の和が115cm)をほとんど満たしています。

稀にサイズが更に小さい航空会社もありますが、ザックなので押し込めば入るため、よほどパンパンにしていなければ大丈夫です。

スーツケースはきっちり測られるので1cmでもオーバーしたらダメですが、ザックならなんとかなるので、一般的なLCCのサイズ制限に収まっているキャビンゼロシリーズは機内持ち込みだけで旅行したい人にピッタリのザックです。

この記事では、機内持ち込み荷物だけで世界をウロウロしている僕が、キャビンゼロを選んだ理由について紹介します。

キャビンゼロシリーズ

キャビンゼロには大きく分けて2つのシリーズがあります。

  • キャビンゼロ クラシック
  • キャビンゼロ ミリタリー

各モデル、44Lや36L、28Lなどのサイズがあるので注意してください。

クラシックモデルは、機能をとことん削ることで、機内持ち込みサイズに収めただけでなく、軽量性も実現しているので、44Lも容量があるのに730gと軽量です。

ミリタリーモデルは、使いやすさを向上したシリーズで、ウエストベルトが付いて荷物の重さを腰に分散できたり、背面パッドがしっかりして背負いやすくなるなど、快適性が上がっています。

しかし、快適性が上がった分、重さが960gと、クラシックモデルより重くなっています。

更に、ミリタリーモデルは持ち手の持ちやすさとサイドのペットボトルホルダー、サイドの持ち手が追加された新モデルがあります。

重さは1060gと更に重くなっているのですが、使い勝手が抜群に良いので、僕がオススメするのは2018年時点で最新のミリタリーモデルです。

ミリタリーの旧モデルを買ってしまったのですが、新モデルにソッコーで買い替えました。

キャビンゼロ ミリタリーの写真

機内サイズに特化しているので、通常のザックより横幅があり、正方形に近い形になっている。
キャビンゼロミリタリーの外観

ファスナーは、閉めると南京錠を通せる穴が重なり鍵をかけられて防犯対策になる。
ファスナーは防犯用

ワイヤー式の南京錠を通すとこのような感じ。
ワイヤー式の南京錠を通したところ

背面部分のファスナーはロックできないが、長めのワイヤー式南京錠ならこのようにファスナーの輪っか部分に通せば無理矢理ロックすることができる。
背面部分

背面パッドもしっかり付いていて、真ん中の溝に背骨が入るので背負心地も良い。クラシックモデルはこの背面パッドが無く、背中にダイレクトに布地が当たるので背負心地が悪い。
背面パッド

ショルダーベルトもこのようにしっかり厚みがあり、メッシュ状になっているので通気性が良く背負いやすい。
ショルダーベルト

上部の持ち手はザックの中心にあり、しっかりとした太さでとても持ちやすい。
トップハンドル

側面部にも持ち手が付いており、ちょっとした時の移動などに使えて地味に便利。
側面部の持ち手

反対側の側面には、ペットボトルを入れられるホルダーが付いている。使わない時はボタンでとめられる仕様だが、ここはもっと簡略化して軽量化できるのではと思う。
ペットボトルホルダー

背面には大きく開くポケットがあり、ザックの中をパンパンにしてもマチがあるのでスペースができてモノを入れやすい。
背面ポケット

ファスナーを全開にすれば大きく開くのでパッキングがしやすい。内側にはポケットが2つ付いていて、上のポケットはザックを開ければすぐにアクセスできるので、よく使うモノを入れておくと便利。旧ミリタリーバージョンは、このポケットがひとつで、更に下の方に付いているので使いづらい。
カバンも大きく開き、ポケットが2つ付いている

ウエストベルトも付いているので、これを使えば方の負担がほぼ無くなるので長時間背負っていられる。
ウエストベルトも付いている

実際の使用感

実際に使用してみた感想の紹介です。

十分な容量

44Lという要領は、LCCで機内持ち込みできる重量7kgに対して十分な荷物を入れられます。

これに荷物をパンパンに入れると7kgを余裕で超えてしまいますからね。

7kgに抑えると少し要領が余ってしまいますが、ペットボトルの水など、現地で購入したものを持ち運ぶ必要も出てくるので、少し余裕があったほうが良いです。

また、普通のザックだと40Lを超えると縦が長くなってしまい、機内持ち込みサイズをオーバーしてしまいます。

押し込めば大丈夫そうですが、背面パッドがしっかりしているとそれ以上短くならないので、40L以上だとどうしても縦の長さがオーバーしてしまうのです。

キャビンゼロなら、縦の長さがギリギリで横もギリギリまで大きくしているので44Lの大容量を実現しています。

「機内持ち込みサイズ」というコンセプトがなければできないこのサイズはとても合理的なのです。

圧倒的な持ち手の持ち安さ

上部の取っ手の持ちやすさが半端ないです。

ザックの持ち手でこれほど持ちやすい持ち手は今までありませんでした。

因みにミリタリーモデルの旧バージョンは、持ち手が細く端に付いているので、持つと重心が斜めになり持ち手が細いので手に食い込んで持ちにくいです。
持ち手が持ちにくい

新バージョンは、持ち手が大きく手に食い込まず、重心が真ん中にあるので重さが真下にかかりスゴく持ちやすい。
2018年新バージョン

旅行をしていると、ザックを下ろした状態でちょっとだけ移動するということが多々あります。

空港や電車、バス、タクシーに乗る時など、持ち手を持って移動することはよくありますからね。

その時に持ちやすいと苦ではないのですが、持ちにくいとイラッとしてしまいます。

ちょっとしたことですが、荷物の取り回しが楽になると旅の満足度を下げることが無くなるのでしっかりとしたモノの方が良いです。

なので、ミリタリーモデルの旧バージョンではなく、新バージョンの購入をオススメします。

ウエストベルトがある

ウエストベルトがあると、荷物の重量を腰で受けることができ、肩が全く痛くならないので長時間背負っていられます。

ウェストベルトを使わない人がいますが、僕からするとなんでこんなに楽に背負えるようになるウエストベルトを使わないのか不思議でなりません。

肩だけで荷物を支えると、痛いし疲れるので旅の満足度を下げてしまいますからね。

ザックを持ち運ぶ上で、ウエストベルトは最重要な役割を果たしてくれます。

クラシックモデルはウエストベルトが付いていないので、ソッコー選択肢から外れました。

背負いやすさで旅を快適に

ミリタリーモデルには背面パッドがしっかり備わっています。

クラシックモデルは背面パッドが付いていないので、ザックと背中が密着し背負い心地が悪いです。

旅はザックを背負っての移動が多いので、背負やすさは旅の満足度に直結します。

せっかく旅が楽しくても、背負いにくいザックを背負い続けるのは苦行そのものなので、旅の満足度を下げてしまいますからね。

ザックが軽量になればなるほど背負い心地は悪くなります。

キャビンゼロ ミリタリーモデルは、軽さと容量、背負い心地が絶妙なバランスで作られたザックだと、つくづく感心してしまいます。

おわりに

海外旅行用のザックはいろいろ考え、4つほど買いましたが、キャビンゼロのミリタリーモデルに落ち着きました。

背負いにくいザックで旅をするのは本当に苦痛なので、背負いやすく機能性があり軽いキャビンゼロは、機内持ち込み荷物だけで旅をする人に最適のザックです。

ミリタリーモデルのバージョンとサイズには注意してください。

名前では見分けられないので、商品写真を見て判断してください。

側面に取っ手とペットボトル入れがあるのが最新バージョンです。

その際に、容量にも注意してください。取っ手とペットボトルを意識していると36Lの場合があるので。

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