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ドウシシャ 加湿器 mistone600Sレビュー!加熱式加湿器は快適!

※本ページはプロモーションが含まれています

ドウシシャ 加湿器 mistone600Sレビュー

冬の部屋の加湿のために加湿器を検討しました。

今までは、フィルター式の加湿器を使っていたのですが、手入れが面倒なのが困りました。

フィルターはすぐカビてしまうし、受け皿トレーはヌルヌルになりやすく、1週間に一度は洗わないといけないし、トレーの形が立体的なので洗いづらい・・・。

動作音が静かで、電気代も安い(月数百円)というメリットはありますが、手入れが面倒で衛生面も不安があるので今回は加熱式の加湿器を購入することにしました。

加熱式の加湿器は、下記のメリットがありますが、
* 水を沸騰させて加湿するため常に清潔な加湿
* 構造が単純なので手入れが楽

下記のようなデメリットもあります。
* 電気代が高い(1日8時間使用で月3,000円~5,000円前後)
* 動作音がする(沸騰する音)
* 加湿が始まるまで20分前後かかる

個人的には電気代と動作音が気になるところでした。

色々調べたところ、ドウシシャのmistone600Sが、本体価格が安く(2023年12月時点で9,400円)動作音も小さめということで購入。

ドウシシャは、洗練されたデザインなのにもかかわらず、機能を絞ることで低価格を実現している日本のメーカーです。

実際に使ってみましたので紹介します。

ドウシシャ mistone600Sの画像

mistone600Sの外箱。Amazon で購入したらこの箱のまま届きました。
mistone600Sの外箱

箱を開けると、説明書と電源コード、洗浄用のクエン酸(1回分)
箱を開けたところ

クエン酸でのメンテナンス方法。水とクエン酸を入れて洗浄ボタンを押すだけ。
説明書

加湿器本体。落ち着いたベージュ色が気に入っています。
本体。

操作ボタンはこれだけ。タッチ式で、左から電源、加湿の強さ、タイマー、チャイルドロック&洗浄。
ボタン

蓋部分。ハンドルがありますが、これを持って本体を持ち上げると蓋が外れて大惨事になるのでここは持たないようにする。本体を持つときは、底面に足がついていて少し浮いているのでそこを持つ。
蓋部分

ハンドルは握りやすく開けやすい。
ハンドルの横から。

蓋の奥側には三角の目印があり、これが揃っていないと蓋がちゃんとしまっていないことになり、電源も入らない安心仕様
蓋の後ろ

電源接続部分。マグネットでの接続なので、コードに引っかかったとしてもすぐに抜けて比較的安全。
電源接続部分

底部分。ゴム足は4箇所。
底

蓋の裏側。パッキンなどがあるが、これらは外すことができない。沸騰した湯気で除菌されるから大丈夫なのかな?
蓋

加湿器の内側は湯沸かしポットと同じでとてもシンプル。洗うときも邪魔な凸凹がなくて洗いやすい。
加湿器の内側

高温の湯気が出る部分はカバーがあり外すことができる。カバーの外側の湯気も火傷するぐらい熱いので加湿中は触らないように要注意。
湯気部分

保護キャップのアップ。湯気が出る方向をコントロールするような機能はついていない。
保護キャップをアップで

本体にシールが貼られているが、これはきれいに剥がすことができる。
シールははがせる

きれいに剥がせました。
剥がしたところ

キャップには水滴が付きます。
キャップには水滴がつく

基本スペック

特徴

  • スチーム式加湿器で清潔な蒸気を提供
  • 広口容器で簡単なお手入れと給水
  • 洗浄モード搭載、クエン酸を使用した簡単なお手入れ
  • 独自の吹出口ガード構造で蒸気の温度を適切に保持
  • 蓋がしっかり締まらないと電源が入らない安全設計

仕様

  • ブランド: ドウシシャ(DOSHISHA)
  • 色: ベージュ
  • 動作モード: 連続
  • 商品の寸法: 23.2D x 22.1W x 34.6H cm
  • 商品の重量: 2.6 キログラム
  • 容量: 3 L
  • 稼働時間: 5 時間
  • 電源: 電源コード式
  • 制御方法: タッチ

加湿性能

  • 加湿量(約): 強600ml/h、中400ml/h、弱220ml/h
  • 連続加湿時間: 約5時間
  • 水タンク容量: 約3リットル
  • 加湿切替: 3段階
  • 適用畳数(約): 17畳(プレハブ)/10畳(木造)

使ってみてよかったところ

mistone600Sを使ってみてよかったところを紹介します。

期待通りの加湿力

気密性の良い8畳の部屋で使っていますが、強で30分ほど運転して湿度を一気に上げ、弱運転で湿度50%を維持できています。

湿度が低い日は中を使うときもありますが、強で何時間も動かすということはありません。

しっかり加湿できるので、体感の寒さの軽減や静電気の抑制に役立っています。

臭いがしなく衛生的

以前はフィルター式の加湿器を使っていたので、加湿を始めると「加湿しているな~」という独特の匂いがしましたが、加熱式の加湿器は臭いがしないのが良いです。

よくよく考えると、フィルター式の加湿器の臭いってカビの臭いだったんですかね・・・。

とても衛生的になったのは良かったです。

音は許容範囲内だった

加熱式の加湿器の沸騰するゴポゴポという音が気になる人は気になるようです。

基本的に、音楽などをかない無音の部屋で作業する僕としては、余計な音がするのは嫌なので音が心配でした。

実際に使ってみると、強での動作はゴポゴポという、湯沸かしポットが沸騰する時のような音がするのですが、中や弱にするとほとんど気になりませんでした。

プチプチというような泡が弾けるような音がかすかにする感じです。

無音というわけではありませんが、中や弱なら全く持って許容範囲内でした。

音に関して付け加えると、ヒーターがオン・オフするときに「カチッ」っという切り替え音がします。

常に加熱し続けているわけではないので、加熱と保温を切り替えのために必要なようです。

これに関しても、僕は気にしていませんし、鬱陶しいとも思いません。

部屋の気温が少し上がる

上記で加湿しているため、部屋の温度が1~2℃ほど上がります(元の室温や湿度によって変わります)。

僕はエアコンの暖房が嫌いなので極力暖房器具は使わず、服を着込むことで冬を過ごしているのですが、加湿による体感温度の上昇と、上記によるほんの僅かな室温上昇はありがたかったです。

部屋の快適性が上がるのは想定外でしたが、とても過ごしやすくなりました。

使ってみてイマイチだったところ

使ってみていまいちだったところも紹介します。

電気代が高い

加熱式加湿器の最大のデメリットが電気代が高いことです。

他の方式の加湿器は、月500円を超えることはほぼ無いですが、加熱式加湿器は水を沸騰させ続けるので1日8時間使用で3,000円~5,000円前後かかります。

僕の場合、夏でクーラーを使っている感覚の電気代です。

電気料金は悩ましいところですが、湿度が高い日は使わないなどの対策や、快適な環境を作るためのコストだと受け入れることにしました。

使うのは12月から3月までの4ヶ月ぐらいですからね。

自動加湿調整がついていない

自動加湿調整機能や、現在温度表示に対応していないので、加湿をするかしないかは自分で判断して手動で操作する必要があります。

僕はすでに温度・加湿計を持っているので、現在の湿度を見ながら加湿量を調整しています。

加湿器が手の届かないところにあるとオン・オフや運転モードの切り替えが面倒かもしれません。

水を流すなどのメンテナンスが必要

この商品は、蓋がカパッと開くのでペットボトルなどで追加の給水がしやすいのでその用に運用しようと思ったのですが、3Lの水が蒸発すると思いの外カルキが残るのに驚きました。

白い部分がカルキで、底だけでなく側面も薄っすらとついています。
カルキ

上記画像は、初めて動かした後にできたものなので、3L蒸発させるとこれだけの不純物がでることになります。

なので、1日が終わって残った水は捨て、軽くゆすいでから次の日用の水を入れています。

これが地味に面倒で、本体ごと流しまで持っていき、水を流して洗うのが思いの外面倒でした。

僕の場合、流しと加湿器を置く場所が近いのでそれほど苦になりませんが、置き場所と流しが遠い場合は考えたほうが良さそうです。

ただ、フィルター式のメンテナンスと比べると遥かに楽なので、加湿器を使うにはメンテナンスが必要だと割り切って使っています。

保温力があるので残り水の扱いに注意

保温力が思いの外あるので、一度止めても再沸騰までの時間はそれほどかかりません。

ただ、水を捨てるときは注意が必要で、5時間以上経ったからある程度冷めているだろうと気を抜いていたら、まだかなり熱かったので驚きました。

ぎりぎり入れないお風呂ぐらいの熱さだったので、火傷に要注意です。

また、蓋をあけるときも注意。

高温の湯気が一気に上がってきて手に当たるので、蓋を開けたら手に蒸気が当たらないよう、蓋の裏についたしずくが床に落ちないように傾けて開ける必要があります。

おわりに

電気代と加湿時の音が心配だったのですが、電気代はともかく音は許容範囲内だったので安心し、期待以上に快適だったので満足しています。

手入れも比較的ラクだし、構造も単純なので壊れにくそうで長く使おうとおもいます。

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