ドラゴンクエストのオーケストラ・コンサート行ってきた!感想、会場物販や演奏時間、休憩時間などを紹介
※本ページはプロモーションが含まれています2019年2月21日(木)に東京エレクトロンホール宮城で行われた、
「~ドラゴンクエストの世界~ すぎやまこういち 交響組曲「ドラゴンクエストⅣ」導かれし者たち」18:30開演(18:00開場)
に行ってきました。
ドラゴンクエストの曲は、すぎやまこういち先生がオーケストラを意識して作曲したというだけあって、オーケストラバージョンのCDは最高です。テンション上がりまくりです。
オーケストラのコンサートもやっていることは知っていたのですが、いつか行こうと思いつつ結局行かないという状態が続いていました。
ある日ふとコンサート情報を覗いてみると、ドラクエ4のコンサート情報が。
ドラクエシリーズで個人的に好きな音楽が一番多い4のコンサートなら行ってみるか!と考え、そのまま勢いでチケットを購入しました。
場所は「東京エレクトロン」なら東京だから良いかと思ったら、「東京エレクトロンホール宮城」と、最後に「宮城」がついていて仙台まで行くことになったのはナイショです。(因みに僕は静岡在住)
オーケストラのコンサートは初めて行くので、いろいろわからないことがありましたので、感想と併せて紹介します。
服装
オーケストラのコンサートなので正装をしていかないといけないのかな?と一瞬思いましたが、普段の服装で大丈夫です。
みんな街なかで歩いているような服装でした。
そういえば、逆にコスプレしている人はいませんでした。
ドラゴンクエストなので、スライムのかぶりものしている人とかいそうですが。(まぁ、演奏中後ろの人に迷惑がかかるので流石にないか。)
拍手のタイミング
拍手のタイミングもよく分からなかったのですが、一呼吸置いて周りに合わせれば良いです。
今回のコンサートでも、曲が連続で続くのに途中で拍手している人がいたので、周りの人が拍手したらすぐにするのではなく、様子を見てから拍手したほうが良いでしょう。
演奏時間と休憩
コンサート情報に、演奏時間と休憩の有無が書かれていませんでした。
特に、トイレが近い僕としては休憩時間があるかないかは死活問題で、2時間ぶっ続けだと確実にアウトです。
今回のコンサートは、
18:00 会場
18:30 開演
19:15 前半終了
19:35 後半開始
20:35 終了
という流れで、途中20分間の休憩がありました。
感想
当日の流れと感想です。
開演前
会場近くのホテルに泊まったのですが、チェックインを終え16時ごろ外に出ると、ドラゴンクエストのファンファーレが聞こえる!
もしやと思い会場に行ってみると、会場入口でリハーサルをしていました。
演奏はすぐに終わってしまいましたが、フライングで楽しめたのは良かったです。
会場まで仙台駅周辺の繁華街をウロウロし、18時丁度に会場に着くとドラゴンクエストのファンファーレが!
持ち運びできる楽器だけですが、会場入口でお出迎えの演奏は想定していなかったので驚きました。
ファンファーレが終わると指揮者が、
「ドラゴンクエストの世界へようこそ!」
と挨拶をしてからのドラクエ4のエンディングの演奏はめっちゃワクワクしました!
演奏が終わると会場オープン。みんな会場に入っていきます。
入口前は列になっていて、並んで入場する形式だったのですが、最後尾はかなり後ろにあったので結構歩きました。
全席座席指定なので焦りはしませんでしたが、これだけ沢山の人が来るなんてドラクエはやはりすごいなと改めて思いました。
会場入口でチケットを渡し、版権を切り取られ再び受け取り、プログラムをもらって会場の中へ。
中ではドラゴンクエストのCDや楽譜などの物販がありましたが、こちらもすごい行列でした。
物販の入り口はドラクエらしいいりぐちw
出口もw
開演5分前になると開演アナウンスがあり、会場内へ。
プログラムはこんな感じ。
CDと同じですね。CDは演奏楽団が違うバージョンが3つあるようです。
NHK交響楽団
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
東京都交響楽団
客席側が暗くなりいよいよ開演です。
開演
指揮者、演奏者が入場すると、すぎやまこういち先生の音声メッセージが流れる。
予想はしていたけど、「すぎやまこういち」と題名には入っているのにすぎやませんせいが出てくるわけじゃないんですね。
すぎやま先生のメッセージは、自己紹介でLV88(年齢)など、ドラクエらしいネタを入れるなど笑いも誘っていましたw
オーケストラとCDは、鮮魚と魚の缶詰ぐらい鮮度が違うとのこと。
生演奏という鮮度を楽しませていただきます!
メッセージが終わるといよいよ演奏開始。まずは「序曲」(ファンファーレ)から!
オーケストラの生演奏は初めてですが、音楽がわからない僕でもCDとの音の違いがわかるほどの音の広がり、奥深さ、各楽器の僅かな音も聴くことができ、これが生か!と、大感動!
ドラクエ4はソロパートも多く、ところどころ「おや?」っと思うようなところもあり、それ以降ソロパートを聞いているこっちがドキドキするようなこともありましたが、それも生演奏の醍醐味なんですよね。
曲が演奏されるごとに、ゲームでその曲が流れるシーンが目に浮かび、少し涙ぐみました。(泣いてないですよ?)
曲の合間には指揮者の話もあり、ドラクエの思い出話や曲の解説など、興味深かったです。
中でも、ドラクエ4はキャラクターに音楽があるのが別シリーズとの違いだというのはなるほどと思いました。
例えばドラクエ3では、ジパングやピラミッドなど「場所」の音楽が多いですが、4は各キャラクターのフィールドの曲や戦闘音楽が用意されていて、曲を聞くとキャラクターを思い浮かべる。とのこと。
僕はミネアとマーニャ編の音楽が好きで、ジプシー系の旅を連想させる音楽が2人にピッタリなんですよね。
あと、すぎやま先生の曲には、3拍子の曲でテンポが変わるように聞こえる「ヘミオラ」が「王宮のメヌエットなど」などの曲に使われているとのこと。
僕は音楽を聞くとしたらただ聴くだけなので、テンポとか手法とかよくわからないのですが、こうやって解説してもらえると違った聴き方できて面白いです。
思い出の曲はどんどん進んでいき終盤。個人的に大好きな「栄光への戦い(戦闘)」が始まったときはテンション最高潮!
思わず体を揺らしたくなるリズムは最高ですね。
この曲は通常戦闘の音楽なのですが、ドラクエ11で再び出てきたり、ドラゴンクエストビルダーズではボス戦の音楽として採用されています。しかも、ビルダーズ1だけでなく2までも採用されている!
普通なら「使い回しだ!」と批判が出てきそうですが、戦闘というテンションが上がる場面にピッタリ過ぎる曲なので自然と受け入れられるんでしょうね。全くもって問題ありません。
「栄光への戦い」からのテンションそのまま、一気に「導かれし者たち」につながって演奏終了です。
会場が揺れるほどの大きな拍手が巻き起こり、演奏終了後も鳴り止まない拍手。(長すぎて、みんないつまでやるんだろう?と思ったのは秘密)
そしてアンコールへ。
アンコール
アンコールはドラクエ2のエンディング「この道わが旅」。
これも好きな曲だし、最後の曲として最高でうれしくなったのですが、指揮者が曲の名前を言うところで間違えた?忘れてた?この曲でよかったんだっけ?的な感じになったのは残念でした。
指揮者の方はドラクエをプレイしたことがあるようですが、曲の合間の話を聞くとそこまでドラクエファンではない的な感じを感じられたのも少し残念でした。ドラクエ11は今やり途中だそうですw
とは言っても、曲は最高だったので問題ないですからね。
ダイの大冒険のエンディング曲だった補正もありますが、「この道わが旅」はやはり良い曲です。
しかも、生で聴けているという、最高以外の何物でもない瞬間を噛み締めながら聴き入りました。
アンコール2
「この道わが旅」でしっとりいい感じに終わったと思ったのですが、まだありました!
最後はやはりドラゴンクエストのファンファーレ(序曲)で終了!しかも、Xバージョンなのでめっちゃ豪華!
結局テンションが上った状態での終了となりましたw
演奏終了後
いつまで続くかわからない拍手がようやく終わり、会場を外に出ると小さなサプライズがまだありました。
通路のスミにひっそりと今日のアンコールが書かれた紙が貼られていました。
最後まで楽しませてもらえました〜!
おわりに
コンサートとか今まで行ったことがなかったのですが、生の演奏はやはり素晴らしいですね!
ドラクエファンなら1度は絶対に行っておかないと後悔しますよ!
公演数はあまり多くないので、好きなシリーズのコンサートを見つけたら遠くてもなんとかして聞きに行きましょう!
すぎやまこういちの世界 – 最新コンサート情報
NHK交響楽団
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
東京都交響楽団