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FF4 ピクセルリマスター レビュー

※本ページはプロモーションが含まれています

FF4ピクセルリマスター

FF1~6までを、最新の2D技術でリマスタリングした「ピクセルリマスターシリーズ」があるのを知り、FF4を買ってプレイしてみました。

FF4は僕が初めてプレイしたFFシリーズで、思い出深い作品です。

3D化されたときもプレイしましたが、モデリングが中途半端だったのであまり楽しめませんでした…。

今回は2Dということで、初代SFCの雰囲気を味わいながらプレイできるのではと期待して購入。

実際にプレイしてみましたので、感想を紹介します。

BGMはフルアレンジ

まず気になったのがBGM。

FFシリーズはBGMも逸品なので、ゲーム開始直後のBGMが流れてきた瞬間から意識がBGMへ向いてしまいます。

ビクセルリマスターシリーズは、作曲者、植松伸夫氏完全監修でオリジナル版楽曲をベースにフルアレンジ。

期待半分と、2Dに合う音楽なのか心配していましたが、特に違和感は感じず一安心。

しかし、音源の幅が広がったのに軽い音で物足りない感はあります。

ボス戦闘やゴルベーザが出てくるシーンなど、盛り上がるところはもっと重低音を響かせて迫力あるBGMにしてほしかったなと。

BGMが軽すぎて盛り上がらないんですよね~。

あと、BGMはオリジナルと切り替えられると良いなと思います。

2Dならオリジナルの音源で十分だし、その方が合っていると思うんです。

ただ、これは子供の頃プレイした思い出補正がかかっているからなので、今プレイする人には新しい音楽の方が馴染むのかもとか考えたりします。

BGMに関しては好みが分かれると思いますが、個人的にはオリジナル音源が良かったかなと思います。

というか、音源の制限がある状態であのクオリティのBGMを実現した当時の技術は凄いなと改めて感じました。

SEが微妙

宝箱を開ける時の効果音など、ちょっとしたところで違和感を感じます。

SEはオリジナルそのままで良かったのでは?

操作はキーボード・マウスで可能

僕はSteam版を買ったのですが、操作はゲームパッドが無いとやりづらいかと思いましたが、キーボード・マウスに対応しているので普通に操作できてよかったです。

キーボード・マウスでの操作方法は下記画像のようになっています。
キーボード操作1
キーボード操作2
マウス操作

慣れは少し必要ですが、普段キーボード・マウスでゲームをしているのですぐ慣れました。

キーバインドの変更はできるので、不満なら自分好みに設定できます。

戦闘

戦闘はほぼ原作通りで、思い出と違和感なくプレイできています。

最近のゲームはレベルが上がるとHP/MP全回復なので、レベルが上ってもHP/MPがそのままというのは不便を感じますが、それも含めてFF4なのでしょうがないですね。

オート機能は便利で使っています。

オートにすると、事前に行った行動を連続して続けてくれるので、融通が効くのも良いです。

ただ、回復するときなどはオートを止める必要があるのですが、止めるタイミングが遅いとそのまま行動してしまうので、使いこなすまで時間がかかりました。

オートを継続する設定にしていると、前回の戦闘の行動そのままを実行してしまうので、前回の状態を引き継がないオートにしています。

設定は、ゲームメニューのコンフィグから可能です。

ミニマップ・操作説明が邪魔

画面右上にマップが、右下には操作説明の表示があり、邪魔です。
ミニマップと操作説明

イベントシーンなどでは消えますが、フィールドなどで表示されていると目障りだと感じます。

マップは場所によって完全に消せたりしますが、マップが表示されているとマップを凝視してしまう性格なので、マップは常に非表示にできたら良いなと思います。

ステータスバーの青色やキャラ名の色が変

セリフやメッセージが表示される背景の青グラデーションに違和感を感じます。
セリフの青に違和感

やたら濃く鮮やかな青で、やたら目に付きグラフィックとマッチしておらず凄く浮いてるんですよね…。

調べてみたら、SFC版は青というより藍色っぽく、落ち着いた感じで主張しない色なのに対し、ピクセルリマスターは鮮やかな青でやたら主張していて目障りなんだと気づきました。

さらに、主要キャラのセリフ欄は、キャラ名の横に色付けされているのですが、これもやっつけ仕事で違和感全開です。
セリフのキャラ名

デザインのセンスが無さ過ぎてビックリですよね。

プログラマーが仮で作ったレベルです。

ストーリーを進める上で嫌でも目につくものなので、この辺のデザインはしっかりしてほしかったです。

離脱キャラの装備が戻ってくるようになった

FF4は仲間の入れ替わりが多く、装備品もそのまま持って居なくなってしまいます。

ですが、ピクセルリマスター版は装備が外れ、持ち物に入っているため、離脱するタイミングの装備調整や外す作業がなくなりました。

これは良い修正ですね。

ストーリーのテンポが良い

最近のFFシリーズはやたらセリフやムービーが多く、イベントシーンになるとかなりの時間がかります。それも何度も何度も。

ゲームをプレイしているというより映画を見ている感覚に近いです。

その状態でFF4をプレイすると、テンポよくストーリーが進んで行くのに安心します。

時には超展開すぎて、「もう少し説明や心情の変化の描画が必要なのでは?」と思う場面もありますが、操作をする時間が長いので「ゲームをプレイしている感」が感じられるのが良いですね。

おわりに

2Dということでスクエニのリメイク商法に乗っかってしまいましたが、まぁまぁ満足しつつ遊べています。

プレイして感じたのですが、中途半端に作り直すのではなく、SFCそのままの状態で遊べると良いな思いました。

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