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「元祖博多めんたい重」レビュー

※本ページはプロモーションが含まれています

めんたい重

休日の昼、博多の天神中央公園を歩いていると、ある店に20人ほどの行列ができているのを見つけました。

そこは「元祖博多めんたい重」という、ご飯の上に明太子を乗せた「めんたい重」を出すお店。

とてもシンプルなメニューながら、これだけの行列ができているのに興味を持ち、後日、平日(水曜日)のお昼に行ってみましたので紹介します。

元祖博多めんたい重外観

外観は木造で特徴的な作りだが、パッと見は何の店かわからない。
元祖博多めんたい重

外の看板にはテイクアウトメニュー。
外の看板

入店&注文

入店すると広くキレイな会計カウンターが有り、店内で食べるか聞かれるので「はい」と答え2階へ。

テイクアウトの注文もそのカウンターでできるようだった。

店内は窓がないので外から中の雰囲気がわからなかったが、とても高級感がある内装で驚いた。

店内は暗く、それぞれの席がライトアップされている感じで、周りは見づらいが手元はしっかり見える感じ。

席はかなり密集しているのだが、このライトアップ効果で周りの人が視界に入りづらくなっているが、通路が暗いので歩くのがちょっと怖い。

店内は意外と広く、3階までありそう。

平日の昼の混雑しそうな時間に行ったが、すんなり入れたので空いているかと思ったが、意外と人が入っていて2階はほぼ満席状態で驚いた。

注文したのは、飯吸い(はんすい)セット。税込み2,618円。

タレの辛さを選べるようだったので、一番辛くない普通を選択。

めんたい煮こみつけ麺税込1,848円も気になったが、両方食べきれる自身がなかったのでつけ麺は諦める。

おしぼりは紙おしぼりだが、とても厚手で拭き応えがある。
おしぼりは超厚手で拭きがいがある

実食

15分程待って飯吸い(はんすい)セット到着。
飯吸いセット

フタは陶器になっていて重みがあり重厚感がある。
フタを開けっ所

明太子には白板昆布が巻かれていて、一口サイズに切られている。上には大葉と唐辛子を刻んだものとごまが乗っている。
めんたい重

めんたいこは一口サイズになっているので食べやすい。
明太子の断面

めんたい吸いは、鶏ガラのスープと焼きめんたいと豆腐が底に入っている。
めんたい吸い

豆腐は底に入っており、吸い物の椀で豆腐を作り、その上にスープを入れた感じになっている。
豆腐

めんたいゆずがちょこんとあり、少なすぎだろwと思ったが、味が濃くこの量でも味を変えるには十分だった。
めんたいゆず

めんたいこはとても美味しい。

今まで食べてきた中でトップクラスの美味しさだが、そこまで飛び抜けて美味しいというわけではない。明太子はふつうに美味しいですからね。

白板昆布も巻かれているが、とても薄いので食感も薄く存在感があまり感じられなかった。

刻み海苔も細かくちぎられているので食べやすく良い仕事をしていた。

一番残念だったのが、ご飯がすこしベチャッとしていて舌触りがザラついていたこと。

タレをかけると更にベチャッとして食感が悪い。

タレは普通の辛さにしたが、辛いものが苦手な僕としては十分に辛かった。

吸い物に関しては、鶏ガラのスープということだが、しっかり出しが出ていて十分な美味しさだった。

が、めんたいこの辛さで舌が麻痺しつつあったので、吸い物の味をしっかり楽しめなかった感がある。

豆腐は吸い物の椀の底に張り付いているので、ほじりながら食べる感じだが、こちらも舌が麻痺しつつあったので味をしっかり楽しめる感じではなかった。

会計

会計は、料理が運ばれてきた時に渡される伝票を持って1階の会計で支払う。

高級な店内だが、チャージ料などはなく、メニューの値段そのままだった。

おわりに

料理としては、ご飯の上にめんたいこを乗せただけで、それに吸い物がついて税込み2,618円は正直高すぎるなと感じました。

税込み1,800円ぐらいが妥当かなと。

しかし、店内の雰囲気は特筆すべきものがあり、観光や人をもてなすにはとても良い店だと思いました。

その辺を加味すると、この値段は妥当かなと思います。

特別感を味わいたいのならおすすめです。

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