タイのパタヤで絶対に泊まってはいけないフロント受付が最悪なホテル
※本ページはプロモーションが含まれています今まで、台湾、香港、深セン、マカオ、ベトナム、カンボジア、タイと、7カ国計20のホテルに泊まってきました。
サービスに不満を感じたり対応にイラッとしたことはそこそこありましたが、海外のホテルだからまぁ仕方ないかと流してきました。
僕が、不満があっても口に出したり文句を言えない性格ということもありますが…。
ですが、タイのパタヤにあるザ ゴールデン ヴィル ブティック ホテル アンド スパの受付嬢の対応はダメでした。
普段声を荒げて怒るということがない僕ですが、ブチ切れて怒鳴り散らしてしまいましたからね。
怒りはまだ収まっていません。今後このホテルに泊まって同じように嫌な思いをする人が出ないよう、一連の流れを記事として残します。
チェックインでの違和感
チェックイン時点で「このホテルは何かおかしい」という違和感を感じた。
ホテルに入り、受付へ。受付嬢は黒髪の女と茶髪の女の二人。
パスポートを出してチェックインをする。
だが、なかなかチェックインの手続きが始まらない。
予約帳を確認したり引き出しや棚から予約用紙らしきものを取り出し予約があるかずっと確認している。
(予約取れていないのか…?)
と、少し焦ったが、僕の予約が書かれた紙をようやく見つけてチェックイン開始。
デポジットで1,000バーツ必要だということで、1,000バーツを出して受付の上へ置くと、黒髪の女が「フン」と鼻で笑った。
(え?)
明らかに人を小馬鹿にしたような笑いで、デポジット1,000バーツだと言われたから出しただけの僕としては訳が分からずイラッとした。
ここからいろいろとおかしなことが続く。
説明を受けて受け答えをしたり、サインを促されて指定の場所にサインをする度に人を小馬鹿にする鼻笑いをし(二人とも)、サインを書いているとお互い大きい声のタイ語で話してクスクス笑うなど、完全に僕をバカにしているのを感じられた。
もちろん、タイ語なので何を話しているか内容は分からないが、二人の目線や会話するタイミングで僕のことについて話しているであろうことはなんとなくわかった。(会話に関しては僕のことを話していなかったかもしれないが、僕が不快に感じたのは事実)
かなりイライラしていたが、ようやくチェックインが終わり、部屋のカードキーを受け取って僕の部屋になる401号室へ行く。
因みに5分以上かかるという今までで一番長いチェックイン。長いチェックインの原因は、手際が恐ろしく悪く、いちいち二人で話しながら手続きしているのが原因。
部屋の扉が開かない
タイの猛暑の中を15キロの荷物を担いで歩いて汗だくなので、早く部屋に入って服を脱いでクーラーで涼みたい。
その一心でエレベーターへ乗る。
エレベーターは空調が効いていないので、立っているだけで顔や脇、お腹などに汗が流れ落ちるのがわかる。
ようやく4階へ着いて部屋を開けるためにカードキーでタッチ。
だが、エラー音がなるだけで鍵が開かない。
カードキーの当て方が悪いのかと思い、色んな部分でタッチするがエラー音が鳴り響くだけ。
廊下も空調が効いていないので、試行錯誤しているときも体中を汗が流れているのがわかる。
仕方ないので蒸し暑いエレベーターへ戻り受付へまで降りて行く。
ところが、受付へ行っても誰もいない。さっきは二人も受付がいたのに。
呼び出しベルも無いのであたりを見回すと、茶髪の女が外で隣のマッサージ屋の人と談笑している。
エラーが出て部屋に入れないことを伝えると、受付へ戻りカードキーを設定して笑顔で返してきた。
驚いたのが、謝罪の言葉もなく
「設定してあげたわ^^」
という、「わざわざしてあげた」感満載の対応と設定忘れてたのに謝罪がないことにイラッとしつつ、これくらいのことは今までもあったので、まぁ海外だからしょうがないかと思いカードキーを受け取って部屋へ戻り無事に入ることができた。
繋がらないWi-Fi
2日泊まるって別のホテルへ行こうかと考えていたが、移動が面倒だったので2日延泊することに。
その延泊交渉でも、延泊の2泊が最初の2泊より高い料金を請求されて一悶着あったが、延泊する2日間の料金をbooking.comの画面で見せたらその料金で通った。
このやり取りでもイラッとしたが、高い料金はホテルの正規料金で、彼女達もマニュアル通りに仕事をしていたのでこれはそこまででもない。(あ、でもところどころ鼻で笑われてイラッとしたわ)
ちゃんと延泊できているか心配だったが、カードキーはチェックイン後も問題なく動作していたので一安心。
だが、Wi-Fiが繋がらなくなった。
最初の宿泊予定のチェックアウト後に繋がらなくなったので、延泊処理をミスったんだと思い、受付へ行く。
受付で「エクスキューズミー」と話しかけると、髪を結んだ女が、
はぁ?(゚Д゚)
と、首を傾げてアホ面をしながら、中学生が人を馬鹿にする時に使う「はぁ?」と全く同じ言い方で返事をした。
一瞬で怒りがMAXに達した。
客が声をかけているのに、内容も聞いていないのに「はぁ?なんだてめぇ〜?」的な返事はサービス業としてありえない。ありえない。
文句を言ってやろうかと思ったが、半歩手前のところで感情を抑えることができ、Wi-Fiが繋がらないことを伝える。
だが、伝えた後も、
「何いってんだこいつ?」
という目で見られ、横では黒髪の女が無愛想な顔でパソコン画面を覗いている。
髪を結んだ女が僕のルームカードを受け取り、読み取り機に乗せてパソコンで操作すると、「試してみて」というので、Wi-Fiのログインを試してみると接続された。
「オッケー。繋がった」
と答えるとやれやれという表情で、当たり前のように謝罪なし。
こいつらのミスでWi-Fiが繋がらなくなってわざわざ受付まで降りてきたのに謝罪なし。
呆れていると、髪を結んだ女は僕のカードキーを受付横の引き出しにしまいやがった。
いや、カードキー俺に返せや。
「カードキーを返せと」言うと、さっきのようにまた
はぁ?(゚Д゚)
と、人をおちょくってる反応しやがった。
「チェッキングアウトじゃないんだ」
と伝えると、ようやく「はっ」と気づいて笑いながら返しやがった。
もちろん謝罪なし。
この瞬間はっきりした。コイツらチェックインもたつくし、設定忘れるし、今やってること忘れるし、ただ無能なだけなんだと。
怒りは頂点に達していたが、それを察すると逆に可哀想になって何も言わずにその場を去った。
冤罪、そして大激怒へ
滞在4日目。夕方頃ホテルへ帰り、受付の前を通ってエレベーターへ乗ろうとすると、黒髪の女と茶髪の女に強い口調で呼び止められた。
なんのことか分からないが、ものすごい形相で怒っている。
なぜ呼び止められたのか分からず混乱していたので、最初の方は何を言っているか分からなかったが、どうやら僕の部屋のタオルにリップクリームが付いていたことが原因らしい。
僕は唇が乾燥するのでリップクリームは常に携帯しているが、雨季のタイの湿度では使う必要がなく、付けていないのでタオルに付くはずがない。
てか、リップクリームがタオルに付いたからってなにがいけないんだ?
顔拭いたら付くだろ?(まぁ僕はリップクリーム付けてないんだけど)
意味がわからず怒られて続け、必死に聞き取ろうとしていると、「お前は英語がわかるのか?」といちいち馬鹿にした感じで聞いてくる。
言ってる「言葉」はわかるんだ。だけど、何でそれで僕が怒られているのか分からなくて必死で聞きき、状況と照らし合わせて理解しようと努力しているんだ。
それなのに英語がわからない奴ってことで小馬鹿にしてくるのが腹立つ。
まぁ、確かに英語はほとんど喋れないが、聞くのならなんとなくわかるから勘弁してくれ。
話を一通り聞いたらだんだんと理由がわかってきた。リップクリームは女性の口紅のことなんだ。
それを理解できてから彼女たちが怒っている理由がわかった。
- 僕の部屋を掃除したら女の人の口紅が付いたタオルが見つかった。
- お前は女性を買ってホテルへ連れ込んで楽しんだだろ。
- このホテルは女を連れ込むのは有料だ。(受付に置いてある「女性の連れ込み有料」という立て札を強く叩きながら)
- 連れ込み料を払え。
これが彼女たちが言っていることの要約だ。
そんなことはしていないので明確に否定すると茶髪の女が更にヒートアップし、
「オーケー、あなたの部屋へ行って証拠を見せてあげる!」
というので、僕と黒髪・茶髪の女3人でエレベーターに乗って僕の部屋へ。
なんでこんなことになっているのか、何が誤解されているのか分からず、いろんなケースを考えながらエレベーターに乗っていると、ふと黒髪の女が聞いてきた。
「あなたのルームナンバーは?」
部屋についてすぐに開けられるよう、手に用意していたルームキーを見せながら、
「401」
と言うと、彼女たちの表情が変わった。
エレベーターが4階について僕の部屋に行き鍵を開けようとすると、彼女たちが跡をついてこないでエレベーターの前で立ち止まっているのに気づく。
すると黒髪の女が、
「ソーリー。あなたではありませんでした。」と、ぼそっと言う。
は?
人違い???
人違いであんなすごい形相で一方的に怒られたの?
女性を買うヤツってレッテル貼られたの?
お金を請求されたの?
怒りのゲージが静か〜に限界突破。
謝罪の誠意が全く感じられない「言葉」として発せられただけの「ソーリー」。その後黙って彼女たちがなんと言うか待っていると、申し訳なさそうにするどころかふてくされて唇を軽く尖らせてやがる。二人共。
- チェックインのときに人を小馬鹿にして鼻で笑う
- 部屋の鍵が開かなかったのに謝罪なし
- Wi-Fiの設定忘れて謝罪なし
- 女性を買うヤツというレッテルを貼って言いがかりを付けたのに明確な謝罪なし
このホテルの様々な不満が頭の中を一瞬で駆け巡った次の瞬間、限界突破していたゲージが破裂して僕の怒りが大爆発した。
ふざけんな!!!(日本語)
ホテルの廊下が声が響くのを踏まえても、自分で驚くほどでかい声が出た。
ビクッ!と身を軽くかがめる二人。
僕は英語で思っていることを言うことはできない。だが、言葉が伝わるかどうかはもう関係ない。僕の怒りを伝えるため、日本語でひたすら怒鳴り散らす。
「なんなんだこのホテルは!部屋に入ろうとしたら鍵が開かない!Wi-Fiは繋がらなくなる!人がやることいちいち鼻で笑いやがって!ふざけんな!!!」
部屋の鍵が開かなかったこととWi-Fiに関しては英語とジェスチャー混じりで説明したので、黒髪の女はうつむいてふてくさりながらも、
「わかっています」
と、小声で2回ほど答え、一応僕に対してマズイことをしてきたという認識はあるらしい。
申し訳無さを微塵も感じられない態度だが。
その後、茶髪の女が泣きながら発狂して逆ギレ。
「レディーに対して怒鳴るなんてひどいじゃない!」
的なことを言ってきやがった。
は?レディー?自分のミスを詫びることもなく、人を小馬鹿にし、冤罪をなすりつけるヤツが「レディー」なわけないだろ?
「は?ふざけんな!テメェみてぇなヤツがレディーなわけねぇーだろ!!」
怒りは更に増していく。
と、ここでエレベーターが開き、茶髪は大泣きしつつコッチを睨みながらエレベーターへ足早に入っていき、黒髪はふてくされた表情でうつ向きながらエレベーターへ入っていった。
結局、明確な謝罪はなく、申し訳ないという態度を感じることができず終い。
もうダメだ。このホテル。
その後、次に行くチェンマイのホテルを予約してから現地で出会った日本人男性と会う予定だったが、ホテル探しをしているときもさっきの出来事を思い出してイライラしてなかなか探せない。
人と会う時間を軸に、ホテルに戻って次の部屋を予約する時間を余裕を持って逆算し行動していたが、結局予定通りに予約することができず、人との待ち合わせ時間に遅れてしまった…。
人に会いに行くためにホテルの受付前を通ったらさっきの2人がいたが、受付ではなく受付横の来客用のソファーに女性とは思えないデカイ態度で座っている。
二人を睨めつけながら無言で前を通り過ぎたが、黒髪の女はふてくされた表情でスマホいじりこちらを見ない。茶髪は足を組んで肘掛けに肘をつき、手に顎を乗せて泣きつかれた表情。一瞬こちらを見たがすぐに目をそらした。
時間が少し経って冷静になれば、自分たちのしたことの重大さに気づき謝罪してくるかと思ったらそうではなかった。
まぁ、想定の範囲内だけどね。
きっと彼女たちの中では怒鳴った僕が悪いということになっているんだろうな。
チェックアウト
黒髪と茶髪の女がチェックアウトの時にいたら嫌だなと思いつつも、チェックアウトしに受付へ行くと、髪を結んだ女ひとりだけで少し安心。
こいつも対応ダメだけどね。
チェックアウトを申請すると、
はぁ?(゚Д゚)
とは言わず普通の対応。
え?普通の対応できるの?じゃあ、あのときの「はぁ?」はバカにしてたわけか…。
特に問題なく普通にチェックアウトを終えてホテルを出ようとすると、声をかけられた。
「昨日何が起こったのですか?」
それを僕に聞くのか?と思いつつも、僕の英語力では一連の流れを説明することは到底できないので、英語交じりの日本語で怒っていることがわかるような口調で伝える。
お前にも原因があるんだからなとも付け加えて。
言いたいことは全く伝わっていなかったが、言いたいこと言ったらもういいやと思ってホテルを後にした。
多分、
「あいつの言ってることわけわからんわw」
って陰口叩かれているのは余裕で想像できるが、どうでもいい。
ザ ゴールデン ヴィル ブティック ホテル アンド スパ。もう二度と行かない。
Booking.comでの評価
Booking.comでこのホテルを予約したので、Booking.comに低評価と出来事を口コミ投稿したのですが、僕の評価とコメントは掲載されることはありませんでした。
投稿後、数日間「投稿内容の確認中」的なコメントが出ていたのですが、いつの間にか無くなり、投稿内容の変更もできない状態となっています。
掲載されなかったという通知や、掲載されない理由の説明はBooking.comからありませんので、Booking.comの口コミ評価にも疑問を持ち始めました。
ネットで調べてみると、Booking.comはホテルに都合の悪い評価やコメントは掲載しないようですね。ホテルのサービスに不満を持った人が評価時にコメントを書いても口コミに掲載されないという情報がたくさん出てきました。
ホテルについての不満から始まりましたが、Booking.comも信用できなくなってしまいました…。
Booking.comでこのホテルに対する注意を促すことができなくなってしまいましたので、一人でも多くの人がこのホテルに泊まらないよう、SNS等でシェアしていただけるとありがたいです。
おわりに
海外旅行を初めてから、新しい体験や発見をすることができ、良いこと悪いことを含めて楽しんでいましたが、ここまで不愉快な体験はありませんでした。
Booing.comに僕の口コミが掲載されないので、酷いこのホテルへの宿泊を検討している人に伝えることができません。
ブログに書くことで、この記事が多少の人に対してでも参考になればと思います。