インフルエンザ注射は揉む?揉まない?
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本日今年度初のインフルエンザの予防接種に行ってきました。
今年は昨年と違う病院で予防接種を受けたのですが、前年度まで受けてきた病院では注射を打った後揉まないように言われたのに、今年受けた病院では良く揉むよう言われました。
そこで、インフルエンザの注射は揉むべきか揉まないべきか、更に、揉むべき注射と揉まないべき注射の違いは何か調べてみましたので紹介します。
揉むべき注射と揉まないべき注射の違い
注射には投与経路による分類で、皮下組織に薬液を投与する皮下注射と、筋肉内に薬液を投与する筋肉注射があります。
この投与経路の違いで揉むべきか、揉まないべきか分かれているようです。
揉むべき注射は筋肉注射
筋肉内に薬液を投与する筋肉注射は、血管が豊富な筋肉内に注射をするため薬液の吸収速度が皮下注射の2倍速いなどの特徴がある。
よく揉まないと注射部位に固結(しこり)が残るケースがあるので、よく揉むべき。
揉まないべき注射は皮下注射
皮下組織に薬液を投与する皮下注射は、筋肉注射に比べて薬液の吸収速度は遅いが、持続時間が長いという特徴がある。
揉んだ場合、薬液が急速に拡散し血管内に侵入して局所反応やアナフィラキシーを起こす可能性があるのであまり揉まないべき。
インフルエンザは皮下注射なので揉まないべき
インフルエンザは皮下注射なので揉まない方が良いようです。
いろいろなサイトを見てみると、インフルエンザ予防接種ガイドラインには「接種直後に接種部位を液が漏れださないように注意しながら数回揉む」と記載がある。と書いてあるが、現在の厚生労働省のインフルエンザ予防接種ガイドラインにはそのような記述はありません。
また、「インフルエンザ予防接種後の処置について 66%は揉まないよう患者さんに指示している」によると、医師ごとに対応が分かれているが、半数以上は揉まないように指示しているようです。
おわりに
上記内容はネットで調べた内容をまとめたものですので、内容については自己責任で対応をお願いします。
私は軽く4〜5回揉みました。
医師の中でも指示方法が違うというのは驚きでした。医学も常に発展しているのでその時代での対応も変わってくるんですかね。
注射器など器具の進化でも対応が変わってくるかもしれませんね!
出典
注射 – Wikipedia
インフルエンザ予防接種ガイドライン
インフルエンザ予防接種後の処置について 66%は揉まないよう患者さんに指示している