ドローンの空撮操作を学ぶのにオススメの本の紹介。PHANTOM4は詳細も学べる
※本ページはプロモーションが含まれていますこの記事は、僕が参加している「ギガ盛りブログ飯」の「ギガ盛りUnlimited(β版)」というサービスを通じ、出版社から本を提供してもらい書いた記事です。出版社が紹介して欲しい本を提供するのではなく、僕が読みたい本を提供してもらっているというのが一般的な献本との大きな違いとなっています。
2018/01/24:DJIの新型ドローン「MAVIC AIR」が発表されました!MAVIC PROのカメラ性能で更にコンパクトになって持ち運びやすくなった機体は超魅力的です! DJI MAVIC AIRが登場!価格や性能、発売日を紹介します。DJI Sparkを購入してドローンの操縦と空撮を楽しんでいます。
ですが、独学だと、どうやったら操縦や空撮技術が上がるのかがさっぱりでした。
ネットの情報も良いのですが、こういう情報はまだまだ本の方が上です。
そこで、ドローンの練習方法や空撮技術が書かれた「最新ドローン空撮入門」を紹介します。
PHANTOM4以外でも大丈夫
表紙にPHANTOM4とデカデカ書かれているだけあって、PHANTOM4の操作説明が詳しく書かれています。
動画や写真付きなので、DJIの操作説明書より遙かにわかりやすいです。
ドローン機体の説明はPHANTOM4だけですが、練習方法や空撮技術の内容は全てのドローンで使える技術なので、そちらをメインに買っても役に立ちます。
ドローンの練習方法
本書ではドローン操縦の練習方法が8つ紹介されています。
ドローンが前方を向いたまま四角を描くように移動させたり、円を描いて飛ばすなど、いろいろあります。
ドローンの操作練習ってこういうことをやるんだなと感心しました。
中でも一番難しそうなのが、円の中心にカメラを向けながら円を描くように回る練習です。
実際の撮影では、被写体を画面の中心にしながらその周りを回るというのに使える技術ですが、これがめちゃくちゃ難しい。
本書では詳細な操作方法も書かれているので参考にしてみてください。
ちなみに、SPARKではクイックショットでこの動作を自動でできる機能がありますが、やはりちょっとズレて不自然な画になるので自分でこのようにできる技術は必要だなと思います。
空撮の基本技術
空撮の基本技術についても書かれています。
ドローンで空撮をする場合は、ドローン本体の操作も重要ですが、カメラの角度も重要です。
カメラ操作のタイミングやカメラの角度の決め方などはとても参考になります。
本書で一つ勉強になったのが、目視と画面確認の割合です。
空撮をやろうとするとどうしてもドローンから送られてくる映像を見て操作しがちですが、画面は画角の確認だけで、機体をしっかり見るべきと書かれています。
機体8、画面映像2の割合で見るのが良いそうです。
法律ではドローンは目視して操作しなければなりませんからね。
この辺はしっかり意識して練習していきたいと思います。
空撮技術
とりあえずドローンで撮影すればそれなりに「おおっ!」という映像は撮れるのですが、どうせ撮るならもっと良い映像が撮りたくなります。
本書では、シチュエーション別の空撮テクニックも紹介されていますので、参考になりますよ。
本では写真で説明されていますが、付録のDVDにはしっかり映像として入っているので、確認しながら学べるのがとても便利です。
ただ、ちょっと残念なのがDVDは普通のDVDで、ディスクの中にmp4形式で動画が入ったりしているわけではありません。
パソコンなどではちょっと見辛く、スマホなどで見られないのが残念です。
飛行禁止区域
ドローンの飛行禁止区域の説明も簡単にされています。
本書で書かれていることは国土交通省のWebサイトを見れば分かることですが、国土交通省のWebサイトはかたい文章になっていて分かりにくいので、本書で概要を把握し、詳しくは国土交通省のWebサイトで確認するというのが良いと思います。
ドローンの飛行申請書の書き方
ドローンの飛行申請書の大まかな書き方や手順について書かれています。
これも本書だけでは不十分ですが、全体の流れを把握できることで分からないことが分かるようになり、調べるポイントもわかりやすくなります。
おわりに
ドローンについての技術や情報が一通りそろった本となっています。
ひとつひとつの項目は本書だけでは足りませんが、ドローン操作・撮影とはどのようなモノか把握するには十分な内容です。
PHANTOM4を持っていなくても役に立つ内容が書かれているので、ドローンの操作を学びたい初心者にもオススメの本となっています。
もちろん、PHANTOM4を持っていれば更に詳しく学ぶことができるので、PHANTOM4でドローンデビューをした方は必読です。