iPadでお絵かき用にペーパーライクフィルムを試してみた
※本ページはプロモーションが含まれていますiPadでお絵かき用に、紙のような書味になるペーパーライクフィルムを購入しました。
これまでは、普通のアンチグレアフィルムを使っていたのですが、Apple Pencilを購入して書いてみたら滑りすぎて描きづらかったので。
購入したのは、「ベルモンド iPad Pro 11 ペーパー 紙 ライク フィルム 上質紙タイプ」で、2021年7月時点で税込1,398円でした。
ペーパーライクフィルムはいろいろなメーカーが出しているのですが、一番安く、評判がそこそこ良いベルモンドを選択。
ペーパーライクフィルムは書いていくうちにザラザラ感が薄れていく消耗品のため、安いもので良いだろうという考えです。
毎日イラストを描く人なら半年から1年ぐらいで買い換える必要があるようですので。
実際に使ってみましたのでレビューします。
ベルモンド ペーパーライクフィルム 上質紙タイプの写真パッケージはこんな感じ。
貼り方は裏面にか書かれています。18ヶ月保証があり、貼り付けに失敗してしまった場合は1度だけ新しいフィルムを送ってくれるとのこと。
内容物は、フィルム1枚、クリーニングキット、スマホスタンド(おまけで付いていた)、ヘラ、メッセージカード。
フィルムは両面保護されていて、表面側には青いフィルムが貼られていて、フィルムが貼られているのがわかりやすい。透明な保護フィルムだと貼ってあるか分かりづらいですからね。
クリーニングキットは袋にまとまって入っています。
袋を開けてみると、ウェットタイプのシートと、よくあるマイクロファイバークロス、埃取り用のフィルムが入っている。
空気抜き法のヘラは、プラスチック製でしっかり硬い。
ヘラの幅はなかなか広く、フィルムの半分ぐらいの幅。
掃除する前のiPad。カメラで撮ると汚れが目立つ…。
クリーニングキットを使ってキレイにしました。
フルムを貼ったところ。青いフィルムを剥がす前に、ヘラで空気を抜きます。青いフィルムの上からヘラを使うことで、フィルム本体に傷が付きづらい。
気泡を全て押し出したら青いフィルムを剥がす。
きれいに貼れました!
分かりづらいですが、表面をアップで撮影。よーく見るとザラザラしているのがわかる。
描き味は、ほどよい抵抗感で描きやすいです。
画面はすこしギラつくため、画質的には少し落ちてしまう
おまけで付いていたスマホスタンドとメッセージカード。
スマホスタンドの組み立て方は書かれていなかったが、折り目通りに折ってみると、
こんな感じのスタンドになりました。
iPadを立てるのは流石に無理でしたが、スマホなら普通に立たせる事ができます。
実際に使ってみて良かったところ
ベルモンド ペーパーライクフィルムを使ってみて良かったところを紹介します。
描きやすい!
アンチグレアフィルムは滑りすぎて描きづらかったのですが、ペーパーライクフィルムを使うと程よい抵抗がありとても描きやすくなります。
ペンを画面に置いたときの滑りがないため、線の開始位置がブレないのが良いですね。
僕が購入した上質紙タイプは、ザラザラが強めでペン先の消耗が一番強いタイプになります。
もう少しサラサラした感じの描き味で、消耗速度が少し遅くなるケント紙タイプもあるので、描き方に合わせて選ぶ必要があります。
ゆっくり目でしっかり描きたい場合は上質紙、素早いタッチでササッと描きたい場合はケント紙がおすすめです。
最初は特に必要ないかと思っていたペーパーライクフィルムですが、実際に使ってみるとイラストを描くには必須だなと実感しました。
使ってみて良くなかったところ
使ってみて良くなかったところも紹介します。
フィルムもペン先も消耗品
ペパーライクフィルムは、iPadの表面や通常のフィルムよりザラザラ感が強いため、ペン先の消耗が早まります。
Apple Pencilのペン先は交換できるのですが、4個入りで税込2,384円となかなかのお値段。
毎日2~3時間イラストを描く人で1~3ヶ月で交換ということなので、地味に出費がかさんでしまいます。
ペーパーライクフィルムを使わなくてもペン先は消耗するので、この辺は割り切ってイラストを快適に描くことに集中したほうが良いですね。
フィルムのデコボコも消耗品なので、描き味が落ちてきたと思ったら張り替える必要もあります。
なので、安くて十分な描き味のベルモンドがベストな選択だと思おいます。
画面がギラつく
フィルムの表面にデコボコが付いているため、アンチグレアフィルム以上のギラつきや画面のにじみが出てしまいます。
そのため、文字が多少読みづらくなったり、映像の質が落ちます。
アンチグレアフィルムでも読みづらい・映像の質の劣化が起こりますが、それよりさらに強く出る感じです。
イラストを書いていてもギラツキは目につくので、気になる人は目障りに感じるかもしれません。
色味も見え方が微妙に変わってくるため、商業用で使う場合は別の端末での確認が必要になるかも。
とは言っても、わずかな程度なので、趣味で描く人には問題ない程度です。
指の滑りも悪くなる
ザラつきが強いため、指で操作する際に引っかかりを感じるようになります。
これも他のフィルムと比べて強めなので、指での操作性に違和感を感じるようになるでしょう。
おわりに
画面の画質的な低下がありますが、描き味の向上を考えると許容できる低下です。
Apple Pencil 2を買った時は特に必要だとは思いませんでしたが、実際に使ってみるとイラストを描くには必須だなと感じました。