スカイスキャナー(Ctrip)でLCCの航空券は予約しない方が良い。予約してしまった場合の手荷物追加方法を併せて紹介
※本ページはプロモーションが含まれています複数の航空会社や旅行代理店を横断検索して安い航空券を探せるスカイスキャナー。
安い航空券を見つけたら各旅行会社や航空会社へのリンクがありますが、そのままスカイスキャナーで航空券を予約した方が安い場合もあります。
その際の予約サイトは、中国のホテル・航空券予約サイト「Ctrip 」です。
Ctripがスカイスキャナーを買収したので、スカイスキャナーから航空券を買う場合はCtripで買うことになるのです。
僕は成田から台湾(桃園)の安い航空券を探していたところ、スカイスキャナー(Ctrip)経由で格安航空会社(LCC:ローコストキャリア)スクート(タイガーエアを買収したのでタイガーエアと表記されている場合もあり)の航空券を買うのが一番安かったので、そのままスカイスキャナーからリンクされていたCtripで契約しました。
ですが、Ctripでスクートの航空券を購入すると、預け荷物のオプションを選べないなどの落とし穴が…。
この記事では、Ctrip経由でLCC会社の航空券を購入しない方が良い理由と、予約してしまった場合のオプションの追加方法をスクートの場合を例に紹介します。
CtripでLCCのオプションを追加する手順
オプション変更手順は、
- Ctripのカスタマーサービスに電話して予約番号を聞く
- スクートのカスタマーサービスに電話してオプションを追加してもらう
という手順になります。
Ctripへの問い合わせ
問い合わせる前に、
- Ctripのメールに書かれてる予約番号
- 自分のメールアドレス
- メモできるもの
を用意してから電話をかけましょう。
日本語カスタマーサービスへ電話を掛ける。
Contact us – Travel China & save with Ctrip
電話が繋がると音声案内が流れるので、指示に従い自分が問い合わせしたい番号を電話のボタンで押していく。
担当者に繋がるまで数分待たされようやく担当者が出る。
中国人のようで、ちょっとたどたどしかったが日本語で話をすることができた。
Ctripで予約した航空券にオプションを追加して欲しいと伝えると、Ctripのメールに書かれている予約番号と本人確認について聞かれるので答える。
本人確認でメールアドレスを答えるのは面倒でした…一文字ずつアルファベットと数字で伝え、@以下は「じーめるどっとこむ」で伝わりました。
予約と本人確認が取れるとオプション追加をしてもらうが、Ctripからはできなかったので、直接スクートに連絡してくれとのこと。
6桁のスクートでの予約番号を口頭で伝えられるのでメモを取り電話終了。
てか、それが発行されているならメールに記載しろや。
スクートへの問い合わせ
スクートのWebサイトには「予約の確認・変更」というページがあります。
先ほどCtripで教えてもらったスクートの予約番号を使ってこのページから変更できないか試してみましたが、3日経ってもエラーが出て変更できませんでした。
仕方ないので電話することに。なかなかの対応なので覚悟して問い合わせてくださいね…w
お問い合わせ
電話を変えると自動音声案内が流れる。が、片言の日本語と英語混じりで、通話音声の質が悪いのも相まってめっちゃ聞き取りづらい…。
スクートのコールセンターのヤバさは有名らしくこんな動画がありました。
ここまでひどくないですが、ちょっと改善された程度です。
問い合わせ内容によって電話のボタンを押していくので、必死に聞き取りましょう。
最後の質問で、日本語での対応する場合は「1」をというので「1」を押し、しばらく待つ。
すると女性の声で英語の音声が流れたので、「あれ?」っと思って聞いていると、どうやら音声案内では無く担当者と繋がっているようだった。
「日本語案内の番号押したよな…?」
と軽いパニックに陥っている中で、僕の英語リスニング力の無さと通話音声の質が悪いのも相まって全然聞き取れないw
とりあえず、
「Japanese please」
と伝えるとなぜか名前を聞かれた。
名前を答えると次は電話番号。
数字を英語でひとつずつ伝えたが、自分の携帯番号を「ゼロ エイト ゼロ」って伝えるの地味に難しいw
日本語対応を求めたのに英語で対応されているのと、なぜ名前と電話番号を聞かれているか分からない状況で軽くパニックっているので尚更難しいw
後で思ったのが数字ぐらい日本語で言っても通じたかなということ。もし聞かれたら試してみてください。
何とか電話番号を伝えると、日本語対応できる人が後でかけ直してくれるとのこと。
それ先に言えや。
後でかけ直すから名前と電話番号を教えろ。と…。
最後はやる気の感じられないテキトーな
「バイバァ〜〜イ」
という言葉に思わず笑ってしまったw
10分ぐらいしたら伝えた携帯番号に電話がかかってきた。
スマホのディスプレイには「シンガポール」の文字が。(スクートはシンガポールの会社なので)
電話してきたのは流暢な日本語を話す男性だったが、語尾に特徴があるので日本語がメッチャできるシンガポール人?
とても自然で滑らかで早口気味の日本語を話すのだが、語尾が、
「左様でございますぅかぁ↑↑」
と、ちょっとウザい営業マンみたいな尻上がりの話し方なのが気になるw
語尾以外の日本語が完璧なので尚更気になってしまうんですよ…。
本題の、Ctripで予約した航空券に預け荷物のオプションを追加してくれと伝えると、
- スクートの予約番号(電話でCtripから聞いた6桁の番号)
- 個人確認(名前、生年月日など)
を聞かれ、確認が終了すると預け荷物のどの重さのオプションを追加するか聞かれる。
オプションを重さで把握していなかったので、「一番軽いやつ」と伝えると20kgのオプションを追加してくれた。
ただ、料金が6,080円とのこと。通常の成田〜台北の預け荷物料は片道2,240円(往復4,480円)なので追加料金片道800円(往復1,600円)追加されてる…。
「発券後」800円追加でかかるというのは当日空港で「発券」した後では無く、予約時に送られてくるPDFで「発券」ということなんでしょうね。
当日前なのに高くなるのか聞いたら、「そうでございまぁすぅ↑↑」という答えが。
仕方ないので、それでお願いすると、クレジットカード情報(ブランド名、番号、セキュリティコード)を聞かれるので口頭で伝えて申し込み完了。
口頭でクレジットカード情報を伝えるのは初めて気が引けましたが、通販や旅行、長距離バスの決済では普通なようですね。
電話が終了して3分後ぐらいに確認のメールが届いた。
ちゃんと追加されている。
LCCは航空会社のWebサイトから直接買うべし
このように、オプションを追加するためにメッチャ面倒なやりとりをしなければならないので、最初からLCC航空会社のWebサイトで予約した方が良いです。
今回の僕の場合、実は料金もスクートで直接契約した方が往復1,000円安かったです…。
オプションの余分な追加料1,600円と併せて2,600円も損したことになります。
更に日本語対応がイマイチな2箇所に電話するという罰ゲーム付きで…。
スカイスキャナーは最安の料金を知るためだけに使い、LCCの予約はLCC各社のWebサイトからするのが良いです。
Ctrip でLCCを買っちゃダメですよ。
多分、LCC各社のオプションに対応するシステムが作れないんでしょうね。
オプションが選択できなかった経緯
格安航空会社のLCCは、JALやANAなどのフルサービスキャリア(FSC)が無料で提供するサービスを行わず、サービスが必要な人には追加料金を支払えば提供するという仕組みで、航空料金を安くしています。
そのため、預け荷物や機内食などが必要な場合は、予約時に追加オプションとして選択する必要があるのです。
当日や予約後に追加することもできますが、予約時に追加するよりかなり高くなってしまうので、予約時にオプションをしっかり追加しておく必要があります。(因みにスクートの場合、預け荷物は予約時より片道800円、往復1,600円高くなります。)
預け荷物が有料だと知らず、当日空港で知って想定外の出費をするというのはLCCのあるあるです。
僕はそのことは知っていたのですが、Ctripで普通に購入を進めたところ、オプションを選択する画面が表示されずそのまま注文が確定されてしまいました。
「購入後メールで要望を聞きます」という文言と、
契約内容の預け荷物の欄には、
「預け荷物の料金は航空会社のHPで確認してください」
という文言が書かれているので、預け荷物のオプションは購入後のメールでやりとりするのかなと、なんとなく思っていたのですが、購入完了後のメールに「手荷物許容量 0個」の文字が。
買った後のメールのやりとり方法も書かれていないので、これが確定のようでした。
仕方ないのでカスタマーサービスへ電話で問い合わせることに。
おわりに
2,600円と電話対応で1時間ぐらいの時間を損しましたが、それでも成田-台北(桃園)の17,356円は安いです。
本当は14,756円で行けたのは悔やまれますがw
たまたスクートのセール期間に航空券が取れたので2,600円の出費がそれほど痛くなかったのは良かったです。
通常なら片道1万円前後で往復に荷物を加えて25,000円ぐらいみたいですね。繁忙期はもっと高い。
LCCは航空会社のWebサイトから直接買う!
これからはこれを肝に銘じておきます。