Macと親密になるためにフォルダ階層がどのようになっているか調べてみた
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フォルダ階層やフォルダの意味を知ると、Macをより理解した上で扱うことが出来ます。
私も始めてのパソコンに触れた時はフォルダの意味、階層などを全く理解せず、とりあえずデスクトップにファイルを保存してごちゃごちゃになったり、変なフォルダにファイルを保存してしまったりしていました。
フォルダの意味や階層構造を知ると、ファイルの保存場所が適切になったり、ファイルを探すのが楽になったりしたので、更に理解を深めるためにまとめてみました。
Macのフォルダ表記について
階層の説明に入る前に、Macで最初からある共通のフォルダ名にはアルファベット表記と日本語表記の2つがあり、どちらも同じフォルダを指しています。
例えば「ライブラリ」フォルダは「Library」と表記することもあります。
/Library/Application Support/Adobe
と
/ライブラリ/Application Support/Adobe
は同じフォルダを指しています。ターミナルで操作する時はアルファベット表記でないと操作できないなど、Mac内でも表記が違ったりします。
最初地味にココがハマったところで、「Library」という表記で探していたので目的のファイルをなかなか見つけ出せなかったということがありました。
Macintosh HD
/
Macのシステムファイルなど、Macが動くのに必要なファイルや、個人用のファイルなど全てが入っているハードディスクの名前。「ルート」と呼ばれディレクトリ構造の一番上の「/」にあたります。
システム(System)フォルダ
/システム または /System
Macを動かす重要なファイルが入っているフォルダ。下手にいじるとMacが起動しなく恐れもある。
普通に使っていたらまず使うことはないので、フォルダの中にファイルを入れたり削除しないようにする。
アプリケーション(Applications)フォルダ
/アプリケーション または /Applications
アプリケーションを入れておくフォルダ。
Macのアプリケーションは一つのファイルにまとまっているのでどこに保存しても動作するので良いが、このフォルダにまとめておくと管理がしやすい。
ライブラリ(Library)フォルダ
/ライブラリ または /Library
個人用のフォントや環境設定などを保存しておくフォルダ。アプリの設定ファイルなどもこの中に入っている。特に理由がない限りいじらないほうが良い。
また、この階層のライブラリはこのパソコンを使う全てのユーザーが使えるファイルが格納されている。
ユーザー(Users)フォルダ
/ユーザー または /Users
パソコンを共有で使うユーザー分のホームフォルダと共有フォルダ(Shared)が入る。
ホームフォルダ
/ユーザー/ユーザー名 または /Users/ユーザー名
ユーザー名にはMac起動時に登録したユーザー名が入る。例えばユーザー名を「iTotuo」で登録したらフォルダ名は
/ユーザー/iTotuo または /Users/iTotuo
になる。また、ホームフォルダへのディレクトリ構造は略して
~/
と表記することもある。
共有(Shared)フォルダ
/ユーザー/共有 または /Users/Shared
Mac内のユーザーで共有できるフォルダ、ファイルが入っている。
おわりに
フォルダの階層や意味を理解していると、ファイルを保存すべき場所や、ファイルを探すのにとても便利です。
また、Macがどのフォルダで動いているのか理解できていると、ブラックボックス的な、なぜ動いているのかわからない状況から一歩踏み出し、Macがより親しみやすいものに感じられます。
他にも隠しフォルダなどがありますが、とりあえず上記のことを知っているだけでもだいぶ違うと思いますので、参考にしてみてください。