日本はなぜ「ジャパン」と呼ばれるのか
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「日本」がなぜ「ジャパン」と呼ばれるようになったか調べてみました。
詳しくは「japan」で詳しく説明されていますが、なかなか長いので簡単にまとめてみました。
「日本」の読み方が変化した
日本の「日」は「本日」の「ジツ」とも発音します。そのことから昔は日本や中国で「ジッポン」と呼ばれていました。
そこから世界に広がっていく際に「ジャポン」「ジャパン」「ハポン」などになったようです。
各国の呼び方
英語圏の国:ジャパン(Japan)
フランス:ジャポン(Japon)
ドイツ、オランダ:ヤーパン(Japan)
イタリア:ジャッポーネ(Giappone)
スペイン語圏:ハポン(Japon)
ロシア、ウクライナ、ポーランド、ベラルーシ:イポーニヤ
中国:リーベン
韓国:イルボン
日本は「ニホン」?「ニッポン」?
日本語のなかでも、「ニホン」と発音したり「ニッポン」と発音したりしています。
1934(昭和9)年に文部省臨時国語調査会が「ニッポン」にすることを決議しましたが、政府での採択がないまま今日を迎えている曖昧な状態なので、どちらが正しいということはなく、両方の呼び方で良いようです。
余談ですが、ラジオで、単体で「日本」という時は「ニッポン」で、「日本代表」のように日本の前や後に他のものがつくと「ニホン」を使うなどしていると聞いたことがあります。
おわりに
日本がジャパンと呼ばれるようになった経緯はわかりましたが、一つ納得がいかないのが、日本という名詞を名乗っていのに他の国では別の呼び方をしているということです。
ジャパンと呼ばれるようになった経緯を見ると、最初はその国の名前をちゃんと言おうとしたのが、情報の共有が難しかった時代のため、呼び方が微妙に変わったのは理解できます。
しかし、情報共有も、言語は違えど細かいニュアンスを伝えられるまでに翻訳技術も発達しているのに名詞がちゃんとした呼び方で呼ばれないのは疑問に思います。
「太郎」さんが英語で「ジョン」とか言わないですよね。
習慣は変わりにくいってことかな?