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親知らずを抜くのにかかる時間と料金、手順、痛さを紹介

親知らずを抜くのにかかる時間とお金

2014年12月2日、親知らず抜いてきました。

それほど深刻というわけではないのですが、2〜3年に1度、歯茎が腫れてご飯を食べにくい思いをしていました。

いつも痛くなったらリステリンでうがいをしていると1〜2日で腫れが引いてなんともなくなっていたのですが、今回はなかなか治らず…。

齢をとってからもっとひどくなる可能性を考えると、若い今のうちに抜いておいたほうが良いと考え抜歯を決断しました。

実際に抜くまでは、どんな感じで進むんだろう、どれくらいの時間がかかるのかな、お金はいくら持っていけばよいのかな、痛みはどんな感じかな、などの不安があったので、これから親知らずを抜く人のために自分が体験したことを紹介します。

※あくまで一例です。病院や親知らずの生え方によって変わりますので参考程度にお使いください。

症状

一連の流れを紹介する前に、僕の症状などの基本情報を紹介。

年齢 性別:31歳 男
生え方:右下で真横に生えている(埋没)
抜歯場所:口腔外科(かかりつけの歯医者さんの紹介)

病院での流れ

抜歯当日の流れ。

診察室まで

病院到着後、総合受付でかかりつけの歯医者さんからもらった紹介状、予約書、保険証を渡す。初診なので、申込書を記入。ファイル一式を受け取る。

口腔外科へ移動。

口腔外科の受付でファイル一式を渡し、番号札を受け取る。レントゲンを撮っていなかったので、レントゲン室へ行き、親知らずのレントゲンを撮る。

口腔外科へ戻り、待合場で待機して順番が来たら診察室へ。

診察

中で先ほど撮ったレントゲンを見ながら先生からの説明を受ける。説明内容は、

・真横に生えているので真上に生えている場合に比べ時間がかかる。
・そのまま抜けないのでドリルで削って砕く。
・親知らずが生えている場所はアゴの神経の近くなので、1000人に1人の割合でアゴや唇に痺れが残る場合がある。そうなった場合見た目は変わらないので他人からは分からない。
・抜歯後1〜2日で頬の腫れがピークになり、7〜10日程で腫れは引く。
・痛みは1〜2週間で収まる。
・血が止まらない、痛みが強いなど異常がある場合はかかりつけの歯医者か当院へ。

上記説明を受けた後、同意書に署名。

ついでに一つだけ質問をした。

抜歯後のリステリンでのうがいは大丈夫かという質問で、答えは大丈夫とのこと。但し、激しくゆすぐと傷口が開くのでやさしく。

施術

その後診察台へ移動し施術開始。施術中は今から何をするのかを説明してから施術をしてくれたので安心感があった。

まず右アゴ周辺全体に麻酔をかるための注射をうつ。

場所は親知らずより奥の頬とのどの中間に一本。これが痛いと覚悟していたが普通の注射ぐらいの痛み。ただ、意外に深く刺すのでその刺してる感はかなり感じた。

刺し終わると10回ほど口を大きくゆっくり開け閉めし、麻酔が効くのを待つ。次第に舌と唇がマヒしだす。

3〜4分位したら、局部麻酔を親知らず付近の歯茎に2本?(ちょっと記憶が曖昧…。)打つ。

打ち終わったら先生が患部を指で押し、痛みが無いかの確認をして抜歯開始。

痛かったら手を挙げれば追加の麻酔を打つとのこと。

埋没しているのでメスで歯茎を開く。開く時はグイッと力強く開かれたが、痛みも開かれてる感覚も全く感じない。歯茎を左右に押されているだけの感覚。

開き終わるとドリルで削る。これも痛みはほとんど無く、ドリルの振動がアゴに響く程度。ただ、親知らずの中心部を削られている時は虫歯をドリルで削られるような痛みがほんの少しあった。

ある程度削った所で親知らずを折る。ペンチのようなものでつままれチカラいっぱい折りにかかる。ココが一番怖く、抜かれる方もテクニックが必要な部分だと思う。

怖いというのは、硬めのものを折る際に折れた勢いでバランスを崩し他の部分に当たるという感覚があり、親知らずが折れる際にそれが起きたらという怖さ。もちろん、そんなことは起きず、先生はうまいこと折ってくれた。

そして抜かれる側のテクニックとして、アゴと首をしっかり固定する必要があると感じた。これは言われたわけではないが、折るのにかなりチカラが要るので、アゴを固定せずに先生のチカラのままアゴが動いてしまうとアゴと首がクッションの役割を果たし、折りにくくなりそうだからだ。

早く折って欲しい一心からアゴと首の固定を頑張った。

一つ折ると再びドリルで削り、折るというのを繰り返す。これを3〜4回繰り返した。途中数秒の休憩が何度かあり、口を軽く閉じたり、喉に溜まったもの(溜まったような感覚)を飲み込みたい衝動を我慢しているので、軽く飲み込むことができた。

折るときの痛みも全くない。むしろ折れた時に多少の快感があるほどだ。

その後歯茎を縫合。縫合も痛みはなく、どのように縫っているか全く分からなかった。

以上で施術完了。

施術後

施術後口をゆすぐが、この時に注意が必要。口を閉じゆすぐと、右半分が麻酔で麻痺しているので唇を閉じたつもりが閉じておらず、
水がピュピュ、ピュッピュ飛び出してしまう。

力を入れて閉じたいが、傷口を圧迫したくないので思いっきり力を入れることができない。なので、軽くゆすいでデロ〜っと吐き出してゆすぎ終了。

その後、施術箇所で脱脂綿を噛まされ止血。1〜2分噛み、血が止まっているのを確認して終了。診察室を出る。

抜歯後の注意事項

待合室で看護師さんから抜歯後の注意事項の説明を受ける。

・出血した時は、きれいなガーゼか脱脂綿(ティッシュは患部にくっつくので絶対にダメ)を10分程度出血部分に当て、ぎゅっと噛む。1〜2時間繰り返しても血が止まらない時、何か異常が出た時は紹介してくれた先生または当院へ連絡。

・血が止まっても、ツバを強く吐いたり、うがいをすると再び出血することがある。例えば、皮膚を切った時かさぶたができて止血するが、このかさぶたをとると再び出血するのと同じ。なので、止血のためつばを吐いたりうがいはなるべく控える。

・薬は指示通りに飲み、異常があったら飲むのをやめ当院へ連絡。

・刺激によって、出血・腫れ・痛み等が起こるので、当日は入浴・飲酒・刺激物や堅い食べ物・激しい運動・強くつばを吐くことを避け、安静にする。

・傷口はバイ菌が入りやすく、化膿しやすいので、汚れた手指等で触れないようにして、清潔に保つ。

・翌日は傷口を診察して消毒する必要があるので、紹介をしてくれた歯科医院へ行く。

・食事やお茶などの熱いものは麻酔が効いている間はなるべく控える。(火傷の恐れがあるため)

・糖尿病の方は、低血糖になる事があるので食事は必ず取る。

その他、僕が感じたのがヨダレに気をつけること。口の中が血の味なので、飲み込む量が少なくなり唾液が溜まりやすくなる。加えて麻酔が効いてるので口が閉じにくく、下を向いた瞬間ダラ〜っと垂れてきそうになるので、唾液をやさしく飲み込むなり、アゴを上げ気味で行動すると良い。

会計

総合受付で会計を済まし、処方箋をもらう。

この時に財布を覗くために下を向いたら、唾液が垂れかかって焦った。

唇が麻痺しているので口がちゃんと閉じていないことを初めて実感した瞬間。

薬局

処方箋を薬局へ持って行き、薬を購入。
もらった薬はセフゾンカプセル100mg(化膿止め)3日分、セレコックス錠200mg(痛み止め)7日分。
セフゾンカプセル、セレコックス

抜歯にかかった時間

病院の建物に入ってから病院の建物を出るのに1時間20分かかった。

実際の抜歯時間は

・麻酔1回め 4分
・麻酔2回め 1分
・歯茎開放 2分
・親知らずを削り折る 15分
・縫合 2分

計約24分。意外と短かった。

抜歯にかかったお金

3割負担で実際に支払ったお金。

診療費6,680円(2,227点)
薬代1,060円

診療明細書はこんな感じ。
点数表

初診料とレントゲン料(電子パノラマデジタル)で2,100円ぐらい取られてるので、既に通っていたりレントゲンを撮ってある人はもう少し安くなりそう。

親知らずの状態によっても変わるようだ。僕は埋没なので高めかな。

抜歯の痛さ

施術中の痛い部分は最初の麻酔ぐらい。その注射もそこまで痛くなかったので少し拍子抜け。

あとは親知らずの中心部を削っている時の少しの痛み。余裕で我慢できる程度だったので問題なかった。

痛かった時は遠慮せず手を挙げて追加の麻酔を打ってもらえば大丈夫だろう。

痛みに関しての問題は、抜歯中というよりその後1〜2週間の間にあると思う。この記事は施術から5時間後に書いているが、3時間ほどで麻酔が切れ始め、舌や唇に感覚が戻り、施術部分がじんじんし始めた。

夕飯を患部に気をつけながら柔らかいおかゆや茶碗蒸しなどを食べ、痛み止めを飲むと30分ぐらいで痛みも和らいだ。

薬を飲むタイミングをしっかりすれば大丈夫そう。

抜歯前や抜歯後の歯のケア

抜歯前や抜歯後の歯のケアにオススメなのが、口の中全体を洗浄することができるマウスウォッシュ

僕はリステリンを使って口内殺菌していたが、リステリンより殺菌力が高い「プロポリス配合!薬用液体ハミガキ【プロポデンタルリンス】」がオススメ。

プロポリスは、ミツバチが巣を清潔に守るために作る驚くほど殺菌能力が高い成分

プロポリデンタルリンスはプロポリスの高い殺菌能力を備えた液体歯磨きで、プロポリデンタルリンスで口をゆすいだ後、何も付けていない歯ブラシでブラッシングするだけでOK。

口をゆすいだ後ブラッシングしなくても効果があるので、時間が無い昼食後やちょっと口の中が気になったときに簡単に使えるのが便利。

また、リステリンは刺激が強すぎて慣れるまでにかなり時間がかかるが、プロポリデンタルリンスは刺激がほとんど無い(ちょっと苦い感じ)のも良い。

1本でブラッシングもマウスウォッシュもでき、高い殺菌能力があるので親知らずのケアにオススメ。

まとめ

親知らずの抜歯に関してはそれ程恐れることはないだろう。

むしろ、抜歯後の食事は食べにくく、気を使わなければならないことを覚悟したほうが良いだろう。

患部を意識しながら食べるのはストレスで、ちゃんと噛まずに飲み込むと胃が気持ち悪くなる。

歯磨きと口のゆすぎ方にも注意が必要。傷口が開かぬよう慎重に。

おわりに

なかなか踏ん切りがつかなかった親知らずの抜歯ですが、抜き終わってしまうとあっけなかったなという感じです。

いつ痛くなるかわからない親知らずから開放されたことで気持ちはスッキリしています。

今回紹介したのは僕が体験したほんの一例ですので、親知らずの状況、病院などによって変わってきますので、この記事に書いてあることはあくまで参考程度でおねがいします。

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