モンベルの軽量ザック「リッジライン パック 30」レビュー
※本ページはプロモーションが含まれていますLCCの機内持ち込み可能な重量で海外旅行をするために、軽量ザックの「モンベル リッジライン パック 30」を購入しました。
機内持ち込み重量7kgという制限(一部5kgの航空会社もある)の中で、1gでも軽いザックを選ぶのはとても重要です。
7kgという制限があるのに、ザックで1.5kgも使ってしまうと他の荷物をつめられないですからね。
リッジラインパックは600gという軽さが魅力で購入しましたが、ある理由で返品することに…。
この記事では、モンベル リッジラインパック 30について紹介します。
※最終的に旅行ザックは、機内持ち込みサイズで設計されたキャビンゼロのミリタリーモデルに決めました。サイズと重さ、使い勝手、全てにおいて満足しています。
リッジラインパック30の写真
ひと目見て色が気に入ったのでブルーを購入。
開け方が独特で、背面からフロントに向けて開くようになっている。(通常のザックの逆側に開く)
シンプルな1気室で、メッシュポケットが1つ。
ハイドレーション用のポケットも付いている。
幅が狭いと思ったが、ゴムの伸縮性があるのでMacBook Pro13インチをギリギリ入れることができた。
上蓋の内側にはシークレットポケットがあり、貴重品を入れられる。
上蓋の外側にもポケットがあり、頻繁に取り出すものはここに入れておくと取り出しやすい。パーカーがなんとか入るぐらいの収納力。
上蓋ポケットから背面へ少し下がったところにもポケットが。
中には雨蓋が入っていて、少しの雨よけに使ったり、オーバーした荷物をなんとかくくりつけるのに使える。
雨蓋はショルダー部分に2箇所引っ掛け、
表面に2箇所フックで引っ掛けて固定する。
背面パッドは外すことができる。
二折になっているので、簡易マットとして使えるようだ。
フロント面には取っ手がついていて地味に使いやすい。
ループも付いているので、トレッキングポールなどの棒状のモノを固定できる。
細いが、収納式のウエストベルトも付いている。
実際に使ってみた感想
荷物を入れて背負っただけですが、使い心地を紹介します。
まぁまぁな背負い心地
軽量ザックなので、背面部分が簡略化されているため背負い心地はいまいちです。
パッドが入っているだけなので、熱もこもりそう。
とはいっても、軽量ザックは背面パッドすら無いモノもあるので、それと比べたら背負いやすいです。
また、背面パッドがあるので荷物の収納もしやすいです。
軽量ザックは背面パッドが無いので、フニャフニャで荷物を入れるのが大変なんですよね…。
フロントの取っ手が使いやすい
フロントの取っ手はとても使いやすいです。
荷物を入れた状態で背面についている取っ手だけで取り回しできますが、このフロントの取っ手を使って両手で持つと驚くほど持ちやすいです。
旅行中、電車やバスなどで床に荷物を置き、ちょっとした移動をするけど背負うほどではない時など重宝します。
少し移動するのに重いものを細い取っ手を使って持つと、重いし手に食い込むので、旅行中の疲れている時に持ちやすいというのは意外に重要です。
重量が600gではない
モンベルのサイトには、リッジラインパック30は600gという表記がありますが、実際は700gあります。
なんで100gも違うのかいろいろ試してみたところ、背面パッドが77gで雨蓋が22gだったので、これらを取り除いた重量が600gということのようです。
普通はこのような場合、
「600g(背面パッドと雨蓋を除く)」
というような表記がされるはずですが、モンベルのサイトにはそのような表記はされていません。
背面パッドがあり、そこそこ背負いやすく荷物を出し入れしやすいことを求めてこのザックを買ったのに、背面パッドを除いた重さを表示されていたとなると騙された気持ちです。
30Lで700gなら、40Lで710gのモンベルバーサライトパック40Lの方が良いですからね…。
「100g軽くなるのなら」ということも魅力的に思えて買ったのに、実際の表記と違うことに気づいてがっかりしました。
なので、結構気に入っていたのですが、荷物を7Kgに抑えるために1g単位で軽量化を求めているため、残念ですが返品することに。
近くのスポーツ用品店で購入したのですが、店頭での表記と実際の重量が違うことを伝えたら快く返品に応じてくれました。
おわりに
フロント部分の取っ手が使いやすく、なかなか良かったのですが、求めていた重さではなかったのが残念です。
それにしてもモンベルのこの表記はひどすぎますね。
機能を一番削ぎ落とした状態の重さを大々的に表記するのはとても姑息で卑怯です。
このザックを買い求める人は1gでも荷物を軽くしようとしている人だと思うので、100gの差は死活問題。
モンベルには、適正な表示をするようにしてもらいたいものです。