炊いてそのまま食器にできる一人用炊飯器「サンコーTKFCLBRC」レビュー
※本ページはプロモーションが含まれています一人暮らしで炊飯をするのは、1食あたり30円前後と最高にコスパが良いのですが、
- 炊飯がま
- 外蓋
- 内蓋
- しゃもじ
- 茶碗
と、洗い物が多く面倒です。
いっぺんに5合ぐらい炊いて小分けに冷凍保存するという手もありますが、再加熱すると一部がベチャッとしたり、全体が暖かくならないなど、正直美味しくないんですよね…。
ご飯を炊いたら、釜がそのまま茶碗代わりになり、毎回炊きたての美味しさを楽しめる炊飯器ないかなと探してみると、サンコーが一人用の炊飯器を出していました!
炊飯釜そのままで食べられるので、しゃもじや茶碗を洗う必要がありません!
2ヶ月試しましたが、洗うのがちょっと面倒というデメリットがありますが、炊きたての米を毎回食べられるのは最高です。
良い点、悪い点がありますので、紹介します!
サンコー おひとりさま用超高速弁当箱炊飯器 TKFCLBRCの写真
外箱は炊飯器本体より一回り大きい程度。
箱を開けると追加の注意書きが。パッキンのはめ方が書かれている。逆につけて不具合起こす人が多かったのかな?
溝側を内蓋にはめるようだ。
外蓋と内蓋のはめ方。内蓋のくぼみに外蓋の突起を差し込む。
内容物は、釜本体と内蓋、外蓋、電源、計量カップ。
釜本体。重さは569gで、かなりずっしりしていて、外観からすると内釜が浅くて驚くが、ヒーターなどが底に入っているので、そんなもんだろう。
蓋を引っ掛ける部分は、他のレビューによると折れやすいようだが、はめ方を意識すれば折れることはなさそう。内釜の外側には、薄いパッキンがぐるっと回っているが、コレは外すことはできない。
裏側はスペックが書かれている。定格電圧が100Vなので、日本でしか使えない。
電源ケーブルの差込口は、パッキンになっていて洗う時に水が入らないようになっている。
パッキンを開けたところ。そこまでしっかりしていないので、止水を過信せず水につけたり過度に濡れるようなことはしない方が良い。
蓋部分。内蓋と外蓋とパッキンに分けることができる。
角度を変えて撮影。
内釜には水の位置が書かれているが、見づらいので僕は使っておらず、測りを使って重さで米と水の量を決めている。
内蓋を外すには、真ん中にあるポッチを引っ張って外すのだが、壊れやすいのか予備の替えもついていた。
軽呂カップは、細長く使いにくいので僕は使っていない。
内蓋の裏側はこの様になっていて、この真ん中の穴に外蓋の突起をはめて固定する。
洗うものは、釜本体、パッキン、内蓋、外蓋。
実際に米を入れて炊いてみました。
炊飯中は赤いランプが点灯し、
炊飯完了すると緑色のランプに変わります。
炊きあがりました。
いい感じに炊けました。
使ってみてよかったところ
サンコー おひとりさま用超高速弁当箱炊飯器 TKFCLBRCを実際に使ってみてよかったところを紹介します。
毎回炊きたてが美味しい
やはり、ご飯は炊きたてが一番美味しいです。
手軽に炊飯でき、洗い物も比較的少ないので、朝と昼は炊飯器を使っています。
コレを買うまでは、パパッとライスのようなレンチンご飯を食べていたのですが、やはり炊きたてのほうが美味しく、炊き具合も自分で調整できるのが最高です。
毎回の食事が楽しみになりました。
炊き方に関しては、多少試行錯誤が必要です。
個人的な炊き方のコツ
この炊飯器は、米の水洗いがし辛いので無洗米が推奨されています。
最初、水につけ置きせずに炊いてみたのですが、芯がかなり残ってしまったので、1時間半以上水につけてから炊飯するほうが良いです。
米は、1時間半以上浸けてもそれ以上は給水しないので、僕は寝る前と朝食後に準備し、朝食前と昼食前に炊飯を開始して炊くようにしています。
米と水の比率は1:1.5が良い感じで、米60gに対し水90gが好みでした。
ただ、米の状態にもよるので、毎食確認しながら水の量は微調整しています。
熱々のまま食べられる
炊飯が終了したら、炊飯釜が食器になるので、熱々のまま食べられます。
茶碗に移すと、茶碗に米の熱が奪われてしまうのですが、この炊飯器なら釜自体が熱いので冷めづらいです。(かなり熱いので持つ位置は注意。釜の黒い部分は激熱)
釜自体が569gもあるので、片手で持つとかなり重いのですが、3回目ぐらいにはもう慣れました。
使ってみていまいちだったところ
使ってみていまいちだったところも紹介します。
洗い物が意外と多い
炊飯器と茶碗が兼用になれば、洗い物が少なくなって良いかなとおもいましたが、
- 外蓋
- 内蓋
- パッキン
も洗わなければならないのが面倒でした。
これらは、普通の炊飯器でも毎回洗う必要があるものなので、炊飯をするなら仕方がないのですが、それでもやはり面倒なものは面倒です。
ただ、普通の炊飯器よりサイズが小さく、通常の炊飯器より洗いやすいのは救いです。
あと、炊飯器部分を洗うときも神経を使うのが地味にストレス。
電源差し込み部分に水が入らないように、あるいは水がかからないように洗うのはかなり気を使います。
水につけたりしたくないので、一番最後に洗ってすぐに洗いでまっさきにタオルで服用にしています。
しゃもじと茶碗の洗い物がなくなるのは良いですが、蓋の洗い物の多さと炊飯器を神経質に洗わなければならないのはちょっとした誤算でしたが、ご飯の美味しさを考えるとなんとか我慢できています。
炊きあがりが分かりづらい
炊きあがったときに、音がならないので炊きあがったかが分かりづらいです。
ヒーターが止まる「カチッ」という音はするので、静かな環境ならなんとか分かるのですが、炊きあがりの音は欲しかったです。
ちなみに、炊きあがりまでは、0.5合なら14分、1合なら約19分半ということですが、だいたいそれぐらいの時間です。
炊きあがったら早めに食べたほうが良い
炊きあがったら、20分以上放置しないほうが良いです。
一応保温機能があるのですが、釜と米の接地面積が大きいからか、米の水分が抜けやすく一部が固くなってしまいます。
保温で一晩放置した後に隅っこにできるあの硬いご飯みたいに。
炊きあがり後、10分程度の蒸らしは有効ですが、それ以降は早めに食べたほうが美味しく食べられます。
おわりに
炊飯が面倒なので、パパッとライスを食べ続けていましたが、やはり炊きたてのご飯のほうが美味しいです。
炊飯と洗い物が増える面倒ができましたが、毎日のご飯の美味しさを考えると許容範囲ないです。
この炊飯器なら、他の炊飯器より洗い物が少ないし、洗いやすくなっているのがギリ許容できる要因ですね。
一人暮らし用にも良いし、会社や車中泊などの家以外でも手軽に使えるのも良いですよ~