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VPN GateのVPNサーバのIPアドレス(ドメイン)の調べ方と注意点

IPアドレス

筑波大学が研究実験している「VPN Gate」は無料のVPNとしてかなり使えます。

VPNの使い方として、中国などのネット規制されている国からGoogleやFacebook等にアクセスすることが挙げられます。

Googleのサービスを使えないのはかなり痛いですからね。

VPN Gateを使えば、ネット規制されている国からでもすべてのウェブサイトにアクセスできるようになります。

ですが、中国などのネット規制している国はVPN GateのWebサイトを遮断しているので、普通にアクセスしてもVPN Gateのページは表示することができません。ブックマークで直接アクセスしたとしても。

VPN Gateのページへアクセスできなければ、VPNサーバのIPアドレスが取得できないのでVPNを使うことができません。

この記事では、ネット規制されている国の中にいてもVPN GateのページにアクセスしてVPNサーバーのIPアドレスを取得する方法を紹介します。

ドメインとIPアドレスの違い

VPN Gateを使う上で、ドメインとIPアドレスの違いを知っていると規制を回避する方法がわかりやすくなるので、まずはドメインとIPアドレスの違いから紹介します。

VPN GateでVPNサーバを指定するには、ドメインで指定する方法とIPアドレスで指定する方法があります。

IPアドレスとは、

182.22.59.229

というような、3桁の数字がドット区切りで4つ並んだもので、Webサイトの住所にあたります。

Webサイトにアクセスするには、ウェブブラウザのアドレス欄にIPアドレスを入力すればそのIPアドレスに紐付いたWebサイトが表示されます。

上記IPアドレスの場合はYahoo!のトップページが表示されますのでコピペして試してみてください。

IPアドレスがあればWebサイトを表示できるのですが、数字が並んだだけだと何のサイトかさっぱりわからないですよね。

そこで出てくるのがドメインです。

ドメインとは、

yahoo.co.jp

というような、わかりやすい表記にされたものです。

「182.22.59.229」に「yahoo.co.jp」というドメインを紐付けることで、「yahoo.co.jp」にアクセスすれば「182.22.59.229」という住所のWebサイトが表示できるのです。

VPN Gateが中国からアクセスできない理由

中国では、VPN Gateのドメイン「www.vpngate.net」へのアクセスを全て遮断しているのでVPN Gateのページにアクセスすることができません。

また、「www.vpngate.net」に紐付いているIPアドレスでのアクセスも遮断しています。

VPNを使うと、中国にとって都合の悪いサイトを閲覧できるようになってしまうので、VPNを扱うサイトへのアクセスをとことん遮断しているのです。

アクセス遮断対策でVPN Gateがとっている対策が、複数のIPアドレスでVPN Gateにアクセスできるようにし、更にIPアドレスを頻繁に変えるというものです。

ドメインの「www.vpngate.net」自体は変更がないのですが、VPN Gateを表示できるIPアドレスを増やし、更にIPアドレスを頻繁に変更することで、直接IPアドレスにアクセスすればVPN Gateのページにアクセスできるようになっています。

中国はVPN Gateのページを表示できるIPアドレスを次々に遮断しますが、VPN GateもIPアドレスを変えるので新しいIPアドレスを知っていればVPN Gateのページへアクセスできるといういたちごっこが繰り広げられているのです。

新しいVPN GateのIPアドレスを取得する方法

VPN Gateはサイトでメールアドレスを登録すれば、アクセス可能なIPアドレスを1日に3回(8時間毎)メールで送ってくれます。

ただし、注意が必要なのが、どのメールサービスを使うかということです。

ネット規制されている国のメールサービスだと、メールの中身も検閲されていてVPN Gateからのメールが届かないこともありますし、Gmailなどそもそも遮断されていて使えないサービスもあるからです。

中国で使えるフリーメールは

などがあります。が、使えなくなる可能性もあるので、複数のメールアドレスを持って登録しておいた方が良いでしょう。

VPN GateのIPアドレスを取得するためのメール受信設定は、「VPN Gate ミラーサイト URL メール配信サービス」にアクセスし、「登録はこちら」にメールアドレスを入力し「登録」をクリックすればOKです。
VPN Gate ミラーサイト URL メール配信サービス

後は、ネット規制されている国に行ったとき、日本で設定したVPNサーバに接続できなければ、VPN Gateから届いたメールに書かれているURLからVPN Gateにアクセスし、新しいVPNサーバーのIPアドレスをVPNに設定して接続しましょう。

おまけ VPNサーバでドメインとIPアドレスの両方で設定できる理由

VPN GateのVPNサーバを指定するにはドメインとIPアドレスで指定できます。

これは、ネット規制されている国とそうでない国からのアクセスを使い分けるためです。

ネット規制がある国からは、ドメインを遮断されるとどうしようもないのでIPアドレスを指定し、頻繁に変更する必要があります。

しかし、ネット規制されていない国ではVPNサーバのドメインは遮断されていないので、IPアドレスが変わったとしてもサーバー管理者がドメインとIPアドレスを紐付けているのでドメインにアクセスすればVPNサーバと接続できます。

つまり、ドメインを指定すれば、IPアドレスが変わっても変わらなくてもVPNサーバの接続先を変更する必要がないのです。

これはかなり楽なので、ネット規制されていない国で無料Wi-Fiなどのセキュリティーを上げるためにVPNを使うのなら、IPアドレスではなくドメインで接続した方が便利です。

おわりに

ちょっとややこしいですが、VPN GateのドメインとIPアドレス、ネット規制回避の仕組みを紹介しました。

MacやiPhoneでVPN Gateを設定する方法は別の記事で紹介しています。

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