【W杯2014】ブラジル VS クロアチアのPKシーンは西村主審の誤審ではない
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いよいよはじまりましたね!2014年ブラジルワールドカップ!!
大会全体のジャッジ基準となる重要な初戦を日本の審判団が行い、日本にとって貴重な体験をしました。
ところが、1対1のスコアで迎えた後半23分のPK判定が誤審ではないかと物議を醸しだしています。
手がかかっている時点でPK
動画をみれば分かるように、トラップをし自分のプレーを行おうとしているブラジル9番フレッジの左肩、右腕にクロアチア6番ロブレンの両手がかかっている。
リプレイでよく見れば力を入れて押さえつけているとは見受けられないが、手がかかっているという事実があるので十分ファウルに該当する。
また、主審から見やすい位置でファウルが行われていたのも大きい。
ロブレンとしては、軽く触ってフレッジのシミュレーションを誘発しようとしたのかもしれないが、結果として仇となったと言える。
ただ、フレッジのシミュレーションであることも否定出来ないのも事実だ。この手のかかり方でこれだけ大袈裟な倒れ方をするのも見ていて興ざめせざるを得ない。
この一連のプレーに関してロブレン、フレッジ両方にファウルを取られる可能性があったが、先に手を出した分ロブレンが不利になった。
両者に非がある分、10人の審判が居たら7人の審判がロブレンのファウルを取り、3人がフレッジのシミュレーションを取る。そして10人とも試合後に非難の対象となるプレーだったと言える。
リプレイを見られないコートのなかで、自分のジャッジを堂々と貫き通した西村主審は良くやったと思う。
おわりに
真剣勝負の世界なので、審判のジャッジへの風当たりは強いですね。
僕はサッカーの審判4級を持っていますので、このような大舞台で笛を吹く大変さ、凄さが分かります。
プロの審判は、ミスや誤審は散々取り上げられるのに、良ジャッジは全く取り上げられない過酷な仕事だと思います。
しかし、審判がいないとサッカーも成り立たないので、頑張って欲しいですね。