信号の止まれはなぜ赤なのか
※本ページはプロモーションが含まれています
道路で車が安全に走行するために欠かせない信号機。
その信号機の色と交通ルールの組み合わせには理由があります。
信号の止まれはなぜ赤なのか。紹介します。
赤い光は遠くまで届くから
光の色には波長があり、色によって長さが変わってきます。
中でも、赤の波長は長いため、遠くまで届きます。
信号のルールを考えると、「止まれ」という合図と「進んでも良い」という合図の重要性を比較した時、重要になるのは「止まれ」です。
進んでいる車が「進んでも良い」という合図を認識するのが遅れても交通に支障はそれほどありません。(ちゃんと見ないとダメですよ!)
ところが、「止まれ」の合図の認識が遅れて止まれずに交差点に進入してしまうと大変なことになります。
より早く気付いてもらうために遠くまで届く赤が「止まれ」なのです。
普段の交通状況だと、光が遠くまで届くというメリットは分かりにくいですが、雨や雪、特に霧が濃い時に実感できるはずです。
おわりに
普段何気なく使い、「赤は止まれ」となんとなく認識していたものが、色と交通ルールに明確な理由があるというのは面白いですね。
また、全世界共通雨のルールというのもスゴイと思います。しかし、色の理由を考えると世界のどこでも同じ現象なので納得ですね。