僕のブログはB2Mで成長した。自分のスタイルを認識して楽しくブログを書き続けよう!
※本ページはプロモーションが含まれています2017年2月25日(土)に行われたWordBench東京 2月勉強会に参加してきました。
ブロガー界のみならず、多方面に幅広い人脈を持つ奥野さん(@odaiji)のセッションを聞くことができたのですが、これががとても心に響きました。
「B2B、B2C……B2X あなたのブログは誰に向けての ブログですか?」
というタイトルでのセッションです。
企業の取引関係を表す言葉にB2B(Business to Business)やB2C(Business to Customer)という言葉があります。
これを、「ブログの関係」に置き換えることで、ブログの立ち位置を解説してくれました。
最初の「B」は「Business」ではなく、「Blogger」の「B」ということですね。
ブログの立ち位置がわかると、PV数や収益額などの惑わされやすい数字を気にすることなく、自分が進むべき方向へ進むことができます。
- これからブログをはじめてみたい。
- はじめてみたけど更新がなかなか続かないとい。
- 自分のブログの方向性がわからなくなった。
という人に聞いてもらいたい内容だったので、紹介します。
ブログの立ち位置を知るB2X
今回紹介された立ち位置として、
- B2M
- B2C
- B2B
- B2G
の4つが挙げられました。
「B」はもちろん「Blogger」の「B」です。
ふたつ目のアルファベットは「誰に向けて」書いているかということです。
この「誰に向けて」が明確になるとブログの方向性や記事の書き方が変わってきます。
それぞれ見ていきましょう。
B2M(Blogger to Me)
ブログの存在
- 自分のために書く
- Weblog
- 防備録(備忘録)
- 自分が喜べる記事を、自分のために
ブログのスタイル
- 誰に気を遣わず、楽に書いて良い
- 好きにして良い
- 世間の評判は関係ない
このブログ「経験知」は正にこれです。
僕はブログを自分用のサーバ設定の備忘録としてはじめ、自分のために書き続けています。
誰に気を遣わず自分用に書いているので、誤字脱字など人に見られると言うことをほとんど気にしていません。(見直すのがめんどくさいし)
「ラーメン・つけ麺」カテゴリーの記事はほぼ全くPVがなく、収益もありませんが、食べたラーメン・つけ麺の備忘録として楽しく書き続けられています。
記事が増え、一覧表示にしたときにズラッと並んでいるのを眺めるのも楽しいんです。
僕はブログを「過去の自分にわかりやすい説明する」というB2Mのスタンスで続けていきます。
B2C Blogger to Consumer(Customer)
ブログの存在
- 情報を集める個人
- ファン
ブログのスタイル
- レビュー
- お役立ち記事
- ライフスタイル
- 思想、信条
他の人から見ると、このブログ「経験知」はB2C立ち位置にあると思われるかもしれません。
B2Mで書いた結果B2Cにつながっていたという感じですかね。
B2Cは自分の好きなことや試行錯誤したことを発信していくスタンスで、アフィリエイトやアドセンスなどの収益化がしやすいのが特徴です。
B2B (Blogger to Business)
ブログの存在
- 情報を集める個人
- ファン
- 地域や業界などの枠
ブログのスタイル
- レビュー
- まとめ記事
- 経験を語る
- 考察
- 第三者視点
企業、地域商店街、商工会のPRや、記事広告、他のサイトへの寄稿など、自分のブログだけで完結するのではなく、ビジネスにつながるスタイル。
アクセス数やアフィリエイト額に縛られなくなりますが、企業からの信頼を得るためにブログの信用度が重要になります。
炎上系など、自分勝手で無責任な記事は書きにくくなるタイプです。
企業との関わりが出てくるので、ビジネス・コミュニケーションスキルが必要になってきます。
B2G (Blogger to Government)
- 自治体、地域のPRにブログの力を使う
- ビジネス・コミュニケーションスキルが重要
- ブログやシステムの管理・安定性がより大事に
行政などとタイアップするため、ブログの信頼性はより重要になります。
ここまでくると制限がかなり増えて自由度は減りますが、それだけの信頼を築けるスキルはすごいですよね。
ブログの答えは一つではない
良いブログとはなんでしょうか?
- アクセスが多いブログ?
- 稼ぎの良いブログ?
- 正確な情報だけをきちんと載せるブログ?
- 読者ウケするブログ?
決してそんなことはありません。
ブログについての4つの立ち位置を紹介しましたが、完全に分割されているのではなく、さまざまな立ち位置や要素を内包しています。
その組み合わせや重点の置き具合によって答えは変わってくるはずです。
そして、その答えを出すのは他人ではなく自分です。
他人から見て「良いブログ」という評価を得ることができなくても、自分が満足し「良いブログ」と実感でききればそれでOKなんです。
このブログ経験知も、B2Mを中心とし、B2Cな記事も書くし、これからB2Bな記事も書いて行けたら良いと思っています。
最初はB2Mではじめよう!
ブログは自分のために、自分に向けて書くことからはじめましょう。
人に見てもらうことを前提に、記事の質や体裁を気にして書くのはとても大変です。
最初はどうせ誰にも見てもらえないので、自分が好きなように、自分が書きやすい文章で、のびのびと書くのがオススメです。
ある程度記事を書き続けから過去記事を見直せば、改善すべきことが見えてきます。
それは、言い回や文の構成など、いろいろなことがあるはずです。
この段階になってから記事の質や体裁を気にし出すと、初めての頃に比べて遙かに楽に良い記事が書けるでしょう。
記事を書く習慣が身についているし、過去記事を読むことで自分が書きやすいスタイルがわかっているので改善しやすいからです。
おわりに
誰しも、方向がわからず闇雲に進んでいくのは怖いものですが、進むべき方向がわかるとあとは進むだけなので気持ちはとても楽になります。
奥野さんのセッションを聞くことで、自分のブログの方向性を再認識することができ、やるべきことが明確になりました。
これからもいろんなことを経験し、知識としてガンガン発信していきたいと思います!
参加レポートと僕が登壇した内容はこちらです。