ここが不満!ドラゴンクエスト11を完全攻略して感じた不満点
※本ページはプロモーションが含まれていますドラクエ11は9以来8年ぶりにプレイしたドラクエでした。
しっかり作り込まれたストーリーでとても楽しめて満足しているのですが、どうしても不満に感じてしまう点もいくつかあります。
この記事ではドラクエ11をプレイして感じた不満点を紹介します。
ネタバレを含みますので未プレイの方は完全攻略してから読んでください。
ドラクエ11は事前情報無しで楽しんでもらいたいので!
※PS4版で遊んだので、PS4版特有の不満点もあります。
ドラゴンクエスト11を完全攻略した感想 | 経験知
視点移動がクソ
街の人ととの会話や狭い場所を通るなどしたとき、視点が微妙、あるいは激しく自動で変わってしまい、とても見づらくなってしまいます。
自動で変わったまま移動するとかなり上の角度からキャラを見下ろす形となり、進行方向が見えづらくなるので事ある毎にR3ボタンを押して視点をリセットしていました。
ネットの感想を見ていると、このような視点移動で酔う人もいるようで、その気持ちも分かります。
そして何より許せないのが、視点リセットをしない状態での視点はドラクエ11の壮大でキレイな景色を楽しめない視点で、キャラの目線の先を見て歩くのでは無く、地面を見ながら歩くことになってしまうことです。
R3ボタンで視点をリセットできることに気付き、その操作に慣れればそれほど気にならなくなりましたが、操作に慣れるまでかなりイライラしてゲームを進めていました。
せっかくの景色が台無しになるので、視点移動はもっと丁寧に製作してもらいたかったです。。。
状態異常が多すぎる
戦闘面では、状態異常を使ってくるボスばかりでかなりイライラしました。
行動不能と誘惑、つられて踊るなど多過ぎです。
状態異常を解除する呪文やアイテムも少なく、なかなか解除できないのが戦闘のテンポを悪くして戦闘の質を下げていますよね。
体勢を立て直すのにターンを使われ、全く攻撃できないというシーンが多々ありました。
終盤の終盤でようやく状態異常を防ぐ確率を上げるアイテムも出てきましたが、鍛冶素材がレアアイテムばかりで人数分揃えるのがめんどくさく結局作らずにクリアしましたよ…。
ちなみに、グレイグとシルビアの踊りは個人的にツボでしたw
グレイグはヨイヨイ言ってそうな感じが面白く、シルビアの動きのキレは流石でしたねw
グレイグの踊りが解ける瞬間の恥ずかしそうな仕草も良かったですw
ゾーンが使いにくい
強い技を使うことができるゾーンですが、複数人でゾーン状態にならないと使えない技ばかりなのに、ゾーンになるタイミングを合わせるのが難しすぎます。
2人だけでも難しいのに、3人揃えるとかまず不可能です。
60時間ほどかけて完全クリアしましたが、ゾーンを有効に使えたシーンは5回もありません。
しかも、威力も効果も発動するための労力に全く見合っておらず、4人がゾーン状態になって使えるミナデインをワクワクして放ったのに、はやぶさ斬り1.5回分のダメージにはがっかりしました。
こちら側は連携して使うのが難しいのに、敵側はシステムで簡単に調整して普通に使ってくるのもイラッとしましたね。
ゾーンシステムは完全に失敗だと思います。
ケトスの復活が微妙
ケトスの復活シーンで、フルートが釣り竿になって釣り上げるってシュール過ぎでしょ。
シュールな笑いは好きですが、意味不明すぎてポカーンとしてしまいました。
個人的にラーミアの復活とか、乗り物の登場シーンは好きなので、このケトスの登場シーンの微妙さは許せないです。
釣り上げるシーンの崖の立ち位置と竿の長さ、糸の角度、ケトスの大きさからすると、釣り上げるときにケトスの顎から下は崖にえぐり取られるハズ。なんてことも考えてしまって全く感情移入できませんでした。
6の音楽使いすぎ
ドラクエの良さは音楽の質が高いことです。
新しいシリーズが出てきたら新しい名曲を期待したい所ですが、ドラクエ11では過去の音楽が多く使われています。
ドラクエ11のサブタイトルが「過ぎ去りし時を求めて」ということなので、過去の曲が流れるのも違和感がそれほど無く、音楽自体オーケストラバージョンで更に熱くなっていたので、ドラクエ1〜9を遊んだ者としてそれなりに楽しんで聞けました。
闘技場でのドラクエ4の「栄光への戦い -生か死か-」はマジで熱かったですからね。
この曲を聞いたときのテンションの上がり方はハンパない!
ですが、ドラクエ6の「敢然と立ち向かう」だけはダメでした。
テンションの上がる名曲であるのは間違いないので、一番最初に流れたシーン(忘れましたが)では、
「ここでこの曲が流れるのか!!」
と、鳥肌モノの熱さだったのですが…
この曲11の中で使いすぎでしょ!!!
熱いシーンは、事ある毎にこの音楽が流れて興醒めしてしまいました。
特に勇者のつるぎを作るところと最初のラスボスのシーンで流れた時は最悪でした。
どちらもドラクエ11で最も熱いシーンのひとつなのに、なぜここで過去の音楽を使うの?それも同じ音楽を何度も何度も。
重要で熱いシーンはドラクエ11ならではの熱い音楽にすべきでしょ。
すぎやまこういちはもう熱い音楽を作れなくなったの?
ストーリーに6が関わってくるの?
なんでこの音楽何度も流れるの?
メチャクチャいいシーンなのに、音楽のせいで余計なことを考えてしまいストーリーに入り込むことができず、せっかくのシーンが台無しになってしまいました。
結局ストーリーと「敢然と立ち向かう」が流れた意味は無かったようで、
「とりあえず熱いシーンに流しとけば更に熱くなるだろう」
的な起用としか考えられません。
この音楽のチョイスだけは絶対に許せないです。ドラクエ11の完成度の高いストーリー・シーンを全て台無しにしています。
「敢然と立ち向かう」の乱用はドラクエ11の最大の不満点です。この記事書きながら思い出してメッチャ イライラしています。
おわりに
以上、僕がドラクエ11をプレイして感じた不満点の商会でした。
大作ということもあり、完璧は求めていないので基本的にどれも許容範囲なのですが、「敢然と立ち向かう」の乱用だけは許せません。
11の質を著しく下げただけで無く、「敢然と立ち向かう」自体の印象も最悪にしてしまいましたからね。