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背中とザックの間のスペースが蒸れを防ぐ!ミレー「エリウム35」レビュー!

※本ページはプロモーションが含まれています

エリウム35

ザック(リュック)を背負っていてとても不快な背中の蒸れ。

背中にザックがピッタリくっついているので、汗がザックに染み付くのも気になります。

背中がムレてどうしようもなくなったら、背負ったままザックをバタバタとさせ空気を送り込んでなんとかしようとしていました。

背中とザックの間にスペースがあればいいのに…

と常々考えていました。間にスペースがあれば、空気が通って蒸れも熱もマシになるはずですからね。

そこで見つけたのが「ミレーのエリウム 35」。

背中とザックの間にスキマを作り、通気性能を高めたバックシステム「AIR FLOW SUSPENDED BACK™」を採用しています。

因みに、2017年7月現在、ミレー製品で「AIR FLOW SUSPENDED BACK™」を採用しているのはエリウムシリーズだけです。

デザインもミレーらしいかっこいいデザインで、使い勝手や背負心地も良く気に入っています。

この記事では、「ミレーのエリウム 35」のレビューをします。

背中のムレに対応した街中でも使えるザック

街中でMacBook Proや1泊分の荷物を詰めるためにエリウムで一番大きい35Lにしました。30Lとサイズが全くと言っていいほど分からなかったので、迷いなく35Lを選択。
背面から見たエリウム

ショルダーベルトと腰ベルトもコンパクトに収まるのも気に入った点。あまりバラけると電車とかでの取り回しがめんどくさいですからね。
ショルダーベルトと腰ベルト

いちばん大事な「AIR FLOW SUSPENDED BACK™」部分。ザック側が少しアーチ状になり、背中側は通気性の良いメッシュの丈夫な布が貼られている。
背中のスキマ

「AIR FLOW SUSPENDED BACK™」を真横から。撮影が難しかったのであまり伝わらないと思いますが、写真よりもうちょっと隙間があき、反対側も余裕で見えます。
背中のスキマを真横から

雨蓋のポケット部分。レインカバーとフックがひとつとフック掛け(レインカバーが引っかかっている部分)がひとつ
雨蓋のポケット

メイン気室。絞るとこのようになる。

左肩部分にはハイドレートシステムがあり、ハイドレーションのホース部分を出すことができる。

口は大きく開くので荷物の取り出しはしやすい。

一番上にはマジックテープで固定できる場所が2箇所。

背面にはポケットがあるが、背中部分がアーチ状になっているのでちょっと使いにくい。MacBook Proの13インチは途中まで入りなんとか使えるレベル。15インチだと少し厳しいかもしれない。

エリウム30と35は、背負って左側の部分が開くことで、雨蓋を開けなくても横から取り出しできるので便利。

真横から。

背面ポケット。入り口は大きく立体的になっているのでちょっとしたものも入れやすい。ただし、台形状になっていて、下になるほど狭くなるので入れるものが限られてくる。

ピッケルやストックを取り付けられるベルトもある。

カラダと接する腰部分もメッシュになっていて、さわり心地も良く、クッション性もあって締めつけ感も良い。

ウエストベルトの右側にはジップポケットがあり、財布を入れるのに重宝している。取り出しやすいのがとても便利。

ウエストベルトもメッシュになっていて、通気性とホールド感が絶妙で良い。

ショルダーベルト部分もメッシュ。肩と首の形に合わせてカーブと横幅が変わっているのも背負いやすくしてくれている。

実際に使ってみて感じた良いところ

実際に使ってみて良いと感じたことを紹介します。

背中の蒸れが激減!

ザックと背中にスペースがあると、空気が間を通るので蒸れがかなり改善します。

とは言っても、背中は熱くなりますし、汗もそれなりにかきます。

ですが、服と背中にもスキマが生まれ、汗が服の背中にベッタリ…という不快さも改善できています。

汗をかいた状態でのザックと背中の密着具合がとても気持ち悪かったので、そこが改善できたのは買ってよかったなと思います。

固定感も良い

背中とザックの間にスペースがあるので、肩と腰部分でザックを支えることになるのですが、ショルダーベルトとウエストベルトのフィット感がよく、長さを調整すればしっかり固定できます。

特にウエストベルトが良く、蒸れないようにメッシュ状になっていて軽量化されているのにもかかわらず、広い面でしっかり腰をホールドしてくれるのが良いです。

実際に使ってみて感じた悪いところ

実際に使ってみて感じた不満点も紹介します。

背中のアーチが荷物の収納を妨げる

背中のスペースを確保するために、ザックの背中側はアーチ状の板が入れられています。

そのため、背中部分がアーチ状になっていてその分荷持が入るスペースを余分に取っています。

アーチ状なので、平らで固いものを入れにくいのですが、服など形状が変わる物をアーチ分に持ってくるなどすれば対応可能です。

背中の快適性を確保するためなので、このへんは十分我慢できます。

こんな物もあります

既存のザックの背中の蒸れを解消するには、「空調リュック」という手もあります。

使っているザックに取り付けることが出来、ファンで空気を背中に送るのでとても快適です。

以前使っていたリュックが容量が22Lしか無く、僕が持ち運ぶ荷物を入れきれなくなったのでエリウムにかえました。

エリウムが背中の蒸れを解消してくれたので空調リュックは使わなくなりましたが、とても快適な商品なので、こちらもオススメです。

おわりに

背中の蒸れがかなり改善できてとても快適です。

容量も増えたので、今までパンパンだったザックが余裕がかなりできて、不意な荷物の増加にも対応でき安心感が違います。

このザックを長く使い倒していきますよ〜!

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