ハーマンミラーのエンボディチェアをレビュー
※本ページはプロモーションが含まれていますふと、10年使い続けていたイスを変えたい衝動に駆られてイスをいろいろ探していました。
良いイスが見つかり満足していたのですが、ひじ掛けが高すぎて机の下に入らないという痛恨のミスにより返品。
参考:ニトリのワークチェア「コーリン」を購入したが…
どうせなら、高機能・高価格チェアにして長く使おうと考え、情報を集めて新宿にあるIDC大塚家具のショールームで試座をしてきました。
関連:高機能・高価格オフィスチェアまとめ
いろんなイスに実際に座り、「ハーマンミラー エンボディチェア 」が一番しっくりきたので購入を決定。
本体価格170,500円と静岡への配送料8,500円がかかり、なかなかのお値段です。
在庫があったので、購入からちょうど1周間で届きましたのでレビューします。
スタンディングデスクを導入したら全く座らなくなってしまったので、この記事で買ったものをメルカリに出品しています。中古でエンボディチェアはなかなか無いので売り切れる前にどうぞ。メルカリ エンボディチェア
エンボディチェアとは
ハーマンミラーといえばアーロンチェアが有名だが、エンボディチェアはアーロンチェアより多機能で高性能なイスになっている。
面ではなく細かい点で身体を支えるので体が動いても体重を均等に分散してくれる。
可動部や操作は動画で分かりやすく説明されている。
エンボディチェアを選んだ理由
僕がエンボディチェアを選んだ理由を紹介。
底付き感の無い座面
僕は坐骨神経痛なので、固い座面だと痛くて長く座っていられない。なので、座面のクッション性が良く、硬い部分に坐骨が当たるような「底付き感」が無い椅子が前提条件だった。
高機能チェアは流石にどれも底付き感が無く、満足のいくクッション性だったが、このエンボディチェアはその中でも抜きに出ていてとても座りやすかったのが第一の理由。
背中のフィット感
ハーマンミラーのWebサイトには「エンボディチェアは背中が包まれるような感覚が得られる」という説明書きがあるが、どういう意味か分からなかった。
しかし、実際に座ってみるとその意味がよく理解できた。
正しい姿勢で座っても背もたれが背骨のカーブにそってしっかり支え、横向きにもカーブしているので背中にフィットするため包まれているような感覚になる。
普通のイスで背筋を伸ばして座ると、腰の部分は背もたれに支えられても背中全体を支えてくれない。
肩甲骨部分までしっかり包まれている感覚が気持ち良いのだ。
通気性
エンボディチェアのシート生地はアーロンチェアのようなメッシュではないので通気性が無さそうだが、記事部分は4mmと薄く通気口も開いているのでムレを感じることはなかった。
この記事はエンボディチェアに座りながら書いているのだが、通気性が高くおしりが寒いくらいだ。
エンボディチェアの悪いとこ
実際に長時間座ってみて感じたエンボディチェアの良くないとこ紹介。
リクライニングが固定できない
リクライニングの固さや、どこまで倒れるかの深さは調節できるが、リクライニングした状態で固定することができない。
リラックスしたいシーンでは固定できた方が良いが、仕事用なのでリクライニングを固定できないのははあまり気にならない。
ヘッドレストがない
以前使っていたイスはヘッドレストが無かったので、新しく買うイスはヘッドレストがあるものを選びたかった。
ところが、エンボディチェアにはヘッドレストがなく、後付けもできない。
しかし、背もたれのフィット感がメチャクチャ良いのでリクライニングした際もヘッドレストの必要性はほとんど感じない。
価格が高い
今までの僕の感覚ではイスに十数万も出すことは考えられなかった。
商品自体をみても、もっと安くできそうな気もするが、ブランディングのためには仕方ない価格なのかもしれない。
ただし、保証が12年あるので、長く使い続けることを考えるとそれほど高いとは言い切れない。
僕の場合1年で15,000円の計算になる。やっぱ高いか。
気になった可動部など
エンボディチェアの紹介動画で分かりにくかった可動部を紹介。
昇降部分
座面を上げ下げするレバーは、プラスチック部分をかなり強めに可動させると昇降できる。
動画では下に押しているが、360度どの方向に押しても昇降させることができる。
ひじ掛けのグラつき具合
ひじ掛けも可動式なので、多少グラつく。
普通に使う分には全く気にならないが、ディティールまでこだわる人はご参考に。
おわりに
かなり思い切った買い物でしたが、快適な座る環境ができて満足しています。
長時間座るのも苦にならなくなったので、これからもプログラミングやブログも楽しくやっていきたいと思います。
新しい相棒を大切に長く使っていきたいです。