香港から深センへ落馬洲-福田口岸を通って入国する時の詳細手順
※本ページはプロモーションが含まれています香港から深センへり陸路で抜けるには羅湖から入る方法と落馬洲から入る方法があります。
羅湖から入る方が一般的なようで、ネットでも羅湖から入る方法を説明している記事が結構ありますが、落馬洲から入国する手順を紹介した記事があまりありませんでした。
実際に香港から深センへ落馬洲-福田口岸を通って入国しましたので詳細手順を紹介します。
僕はちょっと戸惑って右往左往していましたw
電車で落馬州へ
MRTで落馬州まで行きます。
落馬州の駅は出入国専用の施設になっているので、駅から出るには深センへ抜けるしかありません。
人の流れに乗って移動していけば出国審査場まで簡単に行けます。
途中に銀行やコンビニのようなちょっとした買い物が出来る場所もあります。
出国審査
出国審査は自動ゲートを通るだけで通過できます。
特に事前登録していなくても自動ゲートで出国することができました。
自動ゲートは、駅の改札口のような装置で通り抜けるのに2つのゲートを通ります。
ゲートに入る前に、改札の切符を入れたりICカードをかざしたりする部分に読み取り装置があるので、パスポートの顔写真があるページを読み取り装置に押し付けて読み込ませます。
近くの画面に読み込みパーセンテージが表示されるので、100%になるまで読み取らせ続けます。
読み込みが完了すると一つ目のゲートが開くので、ゲート内の地面に足マークが斜めに書かれている部分があるので、そこまで歩きマークの上に両足を重ねます。
自然と体が斜めになり、顔認証装置の方を向くことになります。
そのまま前を向くと勝手に顔写真を取られます。
近くの画面に自分の顔が映ったと思ったら読み込み完了し、2つ目のゲートが開きます。
これで出国完了です。
出国カードを提出したり、入国時にもらったスリットを提出したり確認されることはありませんでした。
出国カードとスリットはどうしたら良いのか分かりませんが、取り敢えず持っていますw
中国側へ移動
出国が終わったらそのまま真っすぐ中国側へ向けて200mほど歩いていきます。
川の上を歩いて渡りますが、下の川には警備兵がボートで巡回しているなど国境感満載です。
中国での入国審査
中国側に着いたら入国審査です。
真っ先に目につくのが「e-道」という自動ゲートですが、これは中国人や事前に申請した人が簡単に通れるためのゲートなので、一般観光で入国する人は更に奥に進みます。
進んでいくと入国カードを書く台があるので、台の上に置かれている入国カードを記入。
中国出入国カードの書き方
ボールペンは台に用意されているので、そのまま書けます。地味に書きやすいボールペンでした。
台の近くには入国審査の列ができていますが、上の画面を見て「外国人」と表示されている画面の列へ並びます。
自分の番が来たら審査官の前へ進み、パスポートと出入国カードを提出。
審査官がじっくりチェックし、指示があったら手前の指紋読取機で指紋を登録します。
最初は両手の親指からで、「グ〜」のポーズで両手の親指を同時に読取機に押し付けます。
読取機付近の画面を見ると読み取り完了と次の指の指示をされます。
親指が終わったら左手の4本の指です。
画面に表示されているように、左手の4本の指を同時に読取機に押し付けます。
なかなか読み込んでくれなくても焦らずじっくり押し付けましょう。
左手の登録が終わると右手の4本の指をかざすように指示が出るので、左手と同様に右手も指紋登録をします。
登録が終わると検査官が画面とパスポートを何度も見返して変な緊張感が漂いましたが、意外と時間がかかったにも関わらず特に何も聞かれること無く審査完了。
出入国カードが半分に切られ、出国カードとパスポートを返してもらい入国審査を通過しました。
入国審査場を抜けると一方通行で人の流れに乗って進んでいくともう一度ゲートがあります。
ICカードを持っている人専用のゲートに見えて焦りましたが、香港の出国時のゲートのように、パスポートをかざして読み込みが100%になったら無事通過できました。
最後に手荷物検査があります。
荷物が少ない人はそのまま通っていけますが、スーツケースなど大きい荷物を持っている人は空港のスキャン装置のような機械に自分で荷物を乗せて装置を通過させ、通過後に自分で取って入国完了です。
入国後
入国後のエリアには中国銀行があるのでキャッシングなどで中国元を引き出すことができます。
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地下鉄のICコイン購入の注意
地下鉄のICコインは「1元コイン」か5または10元札でしか使えません。1元札や20元札、100元札は使えないので注意してください。
両替後は100元札単位しかない場合があるので、その場合は中国銀行でくずしてもらうか、駅の売店で物を買ってくずすなどする必要があります。
おわりに
僕が事前に調べた出入国方法と違いちょっと焦りました。
香港出国の際、有人の出国審査を受けると思っていたので、自動ゲートしか無いという状況に焦りました。
自動ゲートは事前登録していないと通れないという認識だったからです。
ゲートの前にいるおばちゃんがジェスチャーで教ええくれたので、恐る恐るパスポートをかざしたらあっけなく通れて安心しました。
出入国は場所によって微妙に違うのでいつもドキドキです。