シンガポールの出入国カードの書き方
※本ページはプロモーションが含まれていますシンガポールは、出入国カードの電子化実験を2018年10月にスタートさせ、2019年に入ったら本格運用するようでしたが、2019年4月現在ではまだ実用化されておらず、紙の出入国カードに記入する必要があります。
出入国カードは、飛行機で入国する場合は機内で、陸路で入国する場合は入国審査直前に記入台があり、その横に備え付けられています。
この記事では、シンガポールの出入国カードの記入方法を紹介します。
事前に調べておいた方が良い情報
- ホテル名
- ホテルの郵便番号
- ホテルの電話番号
入国カード
まずは入国カードの左側から。
Full Name as it appears in passort
パスポートに書かれている自分の名前を書きます。「パスポートに書かれている通りに」ということなので、日本と同じ「性」→「名」の順で書きます。
姓名は間にスペースを開けて1行に書いても良いですが、入り切らないようなら
1行目に性
2行目に名
と書いて大丈夫です。
例:
YAMADA
TARO
Sex
自分の性別にチェックを入れます。
男性→Maleにチェック
女性→Femaleにチェック
Passport Number
パスポート番号を記入
例:TR1234567
Place Of Residence
現在自分が住んでいる住所を記入
City
市区町村を記入。
例:TAITO-KU
State
都道府県を記入
例:TOKYO
Country
国を記入
例:JAPAN
Flight No/Vessel Name/Vehicle No
シンガポール入国時に使った飛行機のフライト番号や船便名、バスの番号を記入。
例:QZ505 や CW1など
Address in Singapore
シンガポールで滞在する場所の住所。ホテルに泊まる場合はホテル名でOK。複数のホテルに泊まる場合は1日目のホテル名だけで良い。
例:MARINA BAY SANDS
Postal Code
滞在先の郵便番号6桁を記入。
例:018956
Contact Number
連絡できる電話番号を記入。自分の携帯電話番号かホテルの電話番号でOK。ハイフンを入れると書ききれない場合があるので、ハイフン無しでも大丈夫。
例:+6566888898
次は入国カードの真中部分。
Country of Birth
生まれた国の名前
例:JAPAN
Identity Card Number(for Malaysian Only)
マレーシア人はIdentity Cardの番号を記入。日本人なら何も記入しなくて良い。
Date of Birth
誕生日を、日-月-年の順で記入。
例:31-02-1980
Nationality
国籍を記入。
例:JAPAN
Last City / Port of Embarkation Before Singapore
シンガポールに入国する前にいた都市の名前を記入。
例:TOKYO や JOHOR BAHRU など
Next City / Port of Disembarkation After Singapore
シンガポールを出国したらどの都市に行くかを記入。
例:TOKYO や JOHOR BAHRU など
Have you been to Africa or South America during the last 6 days?
過去6日間の間にアフリカや南アメリカに行きましたか?
行ったのなら→Yes
行っていない→No
にチェック。
Have you ever used a passport under different name to enter Singapore? if yes ,state name(s) different from current passport:
あなたは今のパスポートと違う名前で(結婚などにより)シンガポールに入国したことがあります?ある場合は「Yes」にチェックを入れ、以前の名前を記入。
名前が変わっていない場合は「No」にチェック。
Have you ever been prohibited from entering Singapore?
あなたはこれまでシンガポールに入国拒否をされたことはありますか?
あれば→Yes
なければ→No
Signature
パスポート作成時にしたサインを記入。
FOR OFFICE USE ONLY
係員が使うので記入しなくて良い
出国カード
最後は一番右の出国カードです。
Full Name as it appears in / travel document(BLOCK LETTERS)
自分の名前をパスポートに書かれている順番の「性」→「名」の順でブロック体で記入。
ブロック体は筆記体のように読みづらくない、ちゃんとしたアルファベットの書体。
例:YAMADA TARO
Nationality
国籍を記入。
例:JAPAN
出国カードは以上で記入完了です。その他の部分は日本人なら記入しなくて大丈夫です。
裏面も記入する場所はありません。
記入し終えたらパスポートと一緒に入国審査員に提出しましょう。
ネットに繋がっていない状態でもこの記事を読む
出入国カードは、飛行機の中や現地に着いてからなど、インターネットが繋がっていない状態で書かなければなりません。
現地についてフリーWi-Fiにつなげれば良いという考えもありますが、フリーWi-Fiは速度が遅かったりなかなか繋がらなかったりするので、あてにしていると危険です。
Webページをスマホのブラウザに保存し、インターネットにつながっていな時でも読めるようになる方法がありますので、その方法を使って今読んでいるこのページを保存し、出入国カードを書く時に使ってください。
おわりに
シンガポールの出入国カードの書き方について紹介しました。
入国審査では特に聞かれることはなく、両親指の指紋を取られて終わりました。