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パッチ5.3で改修された「新生エオルゼア」をクリアした感想【FF14】

※本ページはプロモーションが含まれています

新生エオルゼア改修をクリアしての感想

2020年8月11日にリリースされたFF14パッチ5.3で、パッチ2にあたる「新生エオルゼア」が改修されました。

意味不明なクエストやTODOばかりで無駄に時間がかかっていて新規プレーヤーから大不評だった「新生エオルゼア」が改修され、これからはじめるプレイヤーが「蒼天のイシュガルド」に進みやすくなったとのこと。

実際にプレイしてみましたが、初めてプレイした時は新生エオルゼアクリアまで67時間でしたが、改修後は36時間38分でクリアできました。

一度プレイしたことがあって要領を得た状態で約37時間なので、初見プレイなら50時間前後かかるのではと思います。

5.3の新生エオルゼアをプレイしての感想は、確かに進みやすくなったけど「ダラダラと長い…二度とやりたくない」というのが総じての感想です。

他にも色々感じましたので、5.3の新生エオルゼアをプレイしての感想を紹介します。

レベル上げの必要はほぼ無くなる

ストーリークエストの報酬経験値が上がり、メインクエストを進めていけばレベル上げをしないで進められるようになりました。

ですが、レベル4前後は別の方法でレベル上げが必要なようです。(他の方の記事参考)

僕は優遇サーバーでプレイしたので、レベル70まで経験値2倍のボーナスが付いていたため、メインクエストを進めるだけでガンガンレベルが上っていきました。

レベルが大幅に上がると、フィールドでモンスターに絡まれることが減るため、「クエストの目的地に着いたけど、周りにいる雑魚処理が面倒」という事がなくなり、少しだけスムーズにクエストを進められます。

装備の更新はちょっとキツイのでは

5.3の改修により、クエスト報酬で装備をもらえるようになり、装備の更新もしやすくなったとのことですが、装備レベル的にこれでIDに挑むのはちょっとキツイのでは…と思いました。

初心者の館で貰える装備をしっかり装備すればある程度大丈夫だと思いますが、初心者の館についてメインストーリーで言及されるようになったけどクリア必須ではないためスルーされる可能性がありますからね。

僕はタンクで進めましたが、装備レベル制限に引っかかっている装備での攻略に慣れているため、メインクエストで貰える装備で挑むとHPの減りが速く焦るシーンがありました。

優遇サーバーでガンガンレベルが上っていたため、クラス・ジョブクエストを先に進め、そっちの報酬装備を使ってしのいでいましたからね。

初心者がクエスト装備だけで進めていくと、不幸なタンクやヒーラーを産まないか心配になります。

クソクエストの3大珍味は残っているが少し楽に

FF14最大のクソクエストとして名高い「3大珍味」クエストは、初プレイの僕がストーリーを飛ばすようになるキッカケとなり、僕がFF14を「大好き」になるのを阻害しているクソクエストです。このクエストの恨みは絶対に忘れません。

初プレイの僕は、やたら多い意味不明なお使いクエストをこなしつつも、それなりにストーリーを楽しんでいたのですが、「タイタンが復活していち早く討伐しなければならない」という状況なのにも関わらず、

各地を巡って3大珍味を集めてこい

ムダに長いクエストをクリアしてようやく戻ってきた

酒も必要だよな。酒ももってこい

地味に長いクエストを終えて戻ってきた

今まで集めてきた3大珍味と酒を配膳しろ

という流れにブチギレしました。

タイタンが復活してヤバいという状況なのに、こんな無駄な作業を長い時間やってて「俺、何してるんだろう…。」と、ストーリーに没入するのを辞めましたからね。

特に最後の「配膳しろ」は決定打で、完全にパシリ扱いされるのにブチギレ!!!

そこから、ストーリーと関係ないと思われるクソクエストのセリフはすべて飛ばし、ストーリーを楽しむこと無く作業的にクエストを進めるようになりました。

パッチ5のアルバートが「俺も3大珍味集めさせられたw」的なセリフを言い、不満の多い「3大珍味」をネタにしたのも許せません。

思い出したくないのに無理やり思い出させられ、笑い話にしようとするのに怒りを感じました。笑えんて。これは。

こんな感じで、個人的に一番ヘイトが高いクソクエストの3大珍味が、5.3でどのようになっているのか不安を抱えながらプレイしたところ、相変わらずのクソな内容でしたがちょっと変わっていました。

ヴェイスケートのセリフの変化

3大珍味を進めていく起点となるヴェイスケートのセリフが少し変わっていました。

以前は、3大珍味のクエストを終えてから「特別な晩餐には、最高の酒が不可欠だろ?酒ももってこい」というセリフの流れで、ようやく3大珍味を集めてきたのに追加で酒も持ってこなければならないという流れにイラッときたのですが、5.3の改修で、最初から「3大珍味とワインを集めてきてもらうことになる」と説明されました。

これにより、「言われたことをやったのに更に余計なことをやらされる」という不満を解消する狙いがあると思われます。

更に、2つの珍味を集めて一旦ヴェイスケートのもとに戻ってきたときも、「無駄なお使いをさせられていると思うだろうが、もう少し頑張ってくれ」的なフォローをするようになっていました。

運営も3大珍味クエストのヘイトの高さを認識し、パッチ5でアルバートに3大珍味の話をさせたりゲゲルジュとの出会いということでクエストを削除できず、クエストを残さざるを得ない運営の「申し訳ない」という気持ちがセリフに込められているのを感じました。

運営の頑張りは理解できますが、それでも僕の中ではまだ許すことはできません。それほどヘイトの高いクエストだったということですね。

新規で始める人が3大珍味にヘイトを感じること無く進んでくれることを祈っています。

クエスト数の減少

3大珍味全体のクエストも20から15個に減りました。

3大珍味各所で1~2個のクエストが減り、個々の珍味を集めやすくなっていますが、相変わらず「お使い感」が半端ないです。

配膳が無くなった

パッチ5.3以前では、ようやく終わったと思ったところで、「集めてきた珍味とワインを配膳しろ」というクエストがあり、僕の怒りを最高潮にさせたのですが、配膳させるクエストは削除されました。

今回プレイをしていて、集め終わった後に配膳させられたらどうしようか…と思っていたのですが、無事削除されていて一安心。

配膳系は、最終決戦の前に食事を兵士に配るというクエストも削除されていて、パシリ系のクエストが削除されたのは不要なヘイトを上げずに済むので良いですね。

ペスパーベイ転送券は便利だが…

新生エオルゼアでは、「砂の家のミンフィリアに報告」というクエストが多く、砂の家に何度も何度も何度も何度も行くことになります。

しかし、砂の家があるペスパーベイにはエーテライトがなく、砂の家に行くなら近くのエーテライトにテレポしてそこから長時間歩いていかなければなりませんでした。

リムサ・ロミンサにテレポ→巴術士ギルドへ転移→フェリードックでペスパーベイへ、というルートもあるのですが、調べなければ自分で気づくのはかなり難しいルートです。

ただ、それを知っていてもエリア移動が3回もあり、面倒なことに変わりありませんでした。

ペスパーベイに着いても、暁の間まで追加で2回エリア移動するのも意味不明です。

ミンフィリアのところまで行くのが最強にめんどくさく、ミンフィリアへのヘイトも高くなり、ミンフィリアが拐われても助ける気が起きませんでした。こいつがいなくなれば砂の家に行く必要がなくなりますからね。

砂の家へのアクセスの悪さは運営も理解していたようで、5.3の改修で「転送網利用券:ベスパーベイ」が支給されるようになりました。

砂の家に戻ってくる必要が出てきたぐらいから渡されるようになり、これを使うとペスパーベイの入り口まで無料で転送されます。

しかし、ペスパーベイの入り口から石の家まで歩く必要があり、それも地味に面倒です。

どうせなら石の家の入り口まで転送しても良いんじゃないかなと思いました。

因みに転送券は最初12枚貰えます。

12枚じゃ絶対足りないだろ…と思っていたら、後のクエストで追加で10枚を2回貰えました。

最終的には8枚残ったので、20回以上砂の家に行かなければならなかったことになります。(砂の家以外の目的でペスパーベイへ移動する必要があったので)

昔の人は20回以上も無駄な移動を強いられていたんですね…。

転送先が石の家でなくペスパーベイの入り口という不満は残りますが、ストーリーをスムーズに進める上で重要な変更だと思いました。

パッチ2.1以降のクエストが比較的スムーズに

FF14のプロデューサーの話では、パッチ2.1や2.2ぐらいの離脱率が高いため、2.1以降のクエストをかなり見直したとのこと。

僕的には3大珍味から脳死でプレイしていたのであまり覚えていないのですが、やたら長かったのはなんとなく覚えています。

実際に再プレイし、2.1はフ・ラミンを探すところから始まるのですが、「フ・ラミン」というワードを見て「うわぁーこいつ探すのめっちゃ長くてなかなか見つけられず面倒だったな…」という記憶がフラッシュバックされたのですが、クエスト数とTODOがかなり減ったようで、あっさりみつかりました。

パッチ2.1はID「カルン埋没寺院」の攻略も必要なくなり、半分以上のクエストが無くなっています。

パッチ2.2や2.3も半分近くのクエストがなくなり、シルフ族周りの意味がない面倒なクエストが無くなったので比較的スムーズに進められました。(それでもストーリーに関わる面倒なクエストは残っていますが…)

とは言っても、ストーリーの内容が多いので2.1~2.5まで15時間30分かかりました。クリアまでかなり時間がかかります。

フライングマウントは便利

パッチ5.3から新生エリアがフライングマウントに対応したことで、パッチ2.0をクリアするとチョコボが無条件で空を飛べるようになります。(以前は自分のチョコボを飛ばすには専用のクエストがあったが廃止された)

新生エリアのマップは、無駄に凸凹したり見づらかったり目的地まで回り道をしなければならないような作りになっているので、フライングマウントで一直線に目的地に行けるのはかなり快適です。飛ぶと移動速度も上がるのも良い。

2.1以降は「フライングマウントがなければやってられないな」と、プレイしながら感じました。

昔はこんな無駄な距離をチョコボで地上移動していたのか…。と考えると、それは絶対プレイしたくないと思いました。

長距離移動多すぎるんだよな…2.1以降は。

ストーリーはしっかり残っている

ストーリーはしっかり残っているので、後からはじめたプレイヤーが混乱するということは無いと思います。

以前の新生エオルゼアは、ストーリーのボリュームを水増しするために無駄なクエストややたら長いTODOが設定されていましたが、水増し分が減ってもかなりのボリュームだなと思いました。

様々な国や組織の思惑が入り乱れているので、1回目で理解するのはなかなか難しいのかなと感じています。

僕は2回目で、地理や国、組織名、キャラ名が頭に入っている状態で、予約理解できました。

そういう意味では、2回目をプレイしてよかったなと思います。

おわりに

FF14を人にすすめる時、新生エオルゼアのお使いクエストが酷すぎるので全くオススメできなかったのですが、5.3での改修で少しは薦められるようになったかなと思います。

パッチ5の漆黒のヴィランズはとても良かったので、そこまで進めるハードルが下がったのは良いですね。

今回4日かけて新生エオルゼアをクリアしたのですが、FF14は基本お使いクエストなので一気にプレイすると作業感が増してキツくなることに気づきました。

1日3~5時間ぐらいでゆっくり時間をかけてプレイするのが良いと思います。

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