今更人に聞けないのでMacのホームフォルダ内のフォルダについて調べてみた
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以前Macのフォルダ階層について書いた記事(Macと親密になるためにフォルダ階層がどのようになっているか調べてみた)で書ききれなかった、Macのホームフォルダがどのようになっているか今更調べてみました。
始めてMacにログインした時に、既に出来ているフォルダが有ります。どれもMacを使う上で必要なファイルを用途ごとに格納しやすい名前のフォルダになっているので、このフォルダ構造にしたがってファイルを整理すると管理が簡単です。
また、アプリケーションもこのフォルダをもとに必要なファイルを保存するので、アプリケーションで使っているファイルを探すのに見当がつけやすくなります。
ディレクトリも併せて紹介しますが、ホームフォルダを「ユーザー名」と表記しますので、この部分は各環境に合わせて読んでください。
Applications
/Users/ユーザー名/Applications または ~/Applications
他のユーザーには使わせず、自分だけ使いたいアプリを入れると良い。パソコンを1人で使う人にはほぼ必要ないフォルダ。アプリは
/アプリケーション または /Applications
に入れるのが一般的かと。
Desktop
/Users/ユーザー名/Desktop または ~/Desktop
このフォルダに入れたファイルがデスクトップに表示されるようになる。あるいは、デスクトップにドラッグ&ドロップしたり、保存したりしたファイルはココに保存される。
他のフォルダと違い、デスクトップ表示に使用されるため、多くのファイルやサイズの大きいファイルは置かないほうが良い。
Downloads
/Users/ユーザー名/Downloads または ~/Downloads
ブラウザなどでダウンロードしたファイルが保存されるフォルダ。
SafariやChromeなどのブラウザで、独自に設定をしなければダウンロードしたファイルはブラウザが勝手にこのフォルダに保存する。
パブリック(Public)
/Users/ユーザー名/Public または ~/Public
基本的に他のユーザーのホームディレクトリ下のファイルは読み書きできないが、他のユーザーと共有したいファイルをこのフォルダに入れておくと、他のユーザーもそのファイルを読み書きできるようになる。
もちろん設定でファイルを開けるユーザーを指定できたり、読み込みはできるが上書きはできないようにすることもできる。
ピクチャ(Pictures)
/Users/ユーザー名/Pictures または ~/Pictures
画像ファイルを保存するフォルダ。iPhotoのデータはデフォルトでこのフォルダに保存されるようになっている。
ミュージック(Music)
/Users/ユーザー名/Music または ~/Music
音楽ファイルを保存するフォルダ。iTunesのデータはデフォルトでこのフォルダに保存されるようになっている。
ムービー(Movies)
/Users/ユーザー名/Movies または ~/Movies
動画ファイルを保存するフォルダ。iMovieやFinal Cut Proなどのデータファイルはデフォルトでこのフォルダに保存されるようになっている。
書類(Documents)
/Users/ユーザー名/Documents または ~/Documents
iWorkなどのオフィス関連のファイルや、上記に出てこなかったファイルを保存するためのフォルダ。
おわりに
ホームフォルダに最初からある基本的なフォルダについて見てきました。
フォルダの意味を知り、その目的に合ったファイルの管理を行うことによってMacライフがより一層快適なものになると思います。
もちろん、この基準に従う必要は全くなく、独自で管理しやすい方法があったらそちらも使うべきだと思いますので、自分がやりやすいようにやるのが一番です。