ニューバランス「フレッシュフォーム リカバリー」レビュー!裸足でも快適に履けて満足!
※本ページはプロモーションが含まれています足が蒸れない靴を探し回り、何足も何足も靴を購入していたのですが、アディダスのウルトラブーストクライマに落ち着きました。
それから4年半経ち、履き潰してしまったので新しい靴を探すことに。
以前からニューバランスの靴を履いてみたいという漠然とした想いがあったので、ニューバランスのサイトで靴を眺めていると、「フレッシュフォームリカバリー」という靴を発見。
- スリッポンタイプ
- 通気性抜群
- 洗濯機で丸洗い可能
- 超軽量
- 中敷きがフレッシュフォームで素足で履けるのでは?
という点が気に入って購入しました。
実際にかって履いてみたところ、期待通りの性能で大満足!
実際に履いてみた感想を紹介します!
ニューバランス フレッシュフォーム リカバリーの画像
ニューバランスのフレッシュフォーム リカバリー。サイズはいつも履いている27.5cmでちょうど良かったです。
普段靴は黒などの無難な色しか選んだことがなかったので、新しいことに挑戦するために思い切って今までなら絶対に選んでこなかった赤を選択。
フレッシュフォームのストラップ付き。
前面から見たところ。靴底が足幅より飛び出していて、足幅が広い僕でもしっかり踏ん張れる。
外側から見ると、普段ならアッパーの横にあるニューバランスのロゴがソールのかかと部分に。このデザインも気に入っている。
かかと部分。厚いソールがかかとの衝撃をしっかり和らげてくれる。
内側から見ると、土踏まず部分がメッシュになって通気性がアップしている。
靴紐はほぼ飾りとなっていて、紐の先が黒いタグと一体になっていて結ぶことは出来ないし、そのままでは紐の交換はできない構造。
かかとのくるぶし下をサポートするクッション。
反対側にもクッションがある。
土踏まずのメッシュを内側から見ると外がうっすら見える。
タン部分はアッパーと一体化しており、スリッポンタイプになっている。
中敷きはニューバランスの独自素材フレッシュフォームでできている。
表面は凸凹になっており、足裏に程よい刺激がありリラックスできるようになっている。
ソールの裏側。
中敷きを外したうち側は普通の靴のようになっている。
片足の重さは27.5cmで179gとかなり軽量。
かかと部分は柔らかくなっていて潰して履くことはできますが、左右のくるぶしサポートの厚みがあったり、かかとの黒い部分の少し硬さがあるのでかかと潰しでは履きづらいです。
ソールの裏面。
裏面に凹凸がほんの少ししかなく、ちゃんとグリップするのか心配になる。
フレッシュフォームリカバリーを履いてみてよかったところ
ニューバランスのフレッシュフォームリカバリーを実際に履いてみて良かった所を紹介します。
通気性抜群で蒸れ知らず
まずは何と言っても通気性の高さが素晴らしいです。
僕は足汗をめっちゃかくタイプなので、長時間歩いていると靴の中が蒸れて脱ぎたくなってしまいます。
土踏まず部分は外がうっすら見えるぐらい通気がよく、他のアッパー部分も全体的に通気が良い布上になっているので、蒸れがかなり軽減され超快適!
足のムレが気になって何足も靴を買い替えてきた僕が満足できるレベルなので、通気性は期待して大丈夫です。
歩きやすい
軽さとアッパーの柔らかさ、中敷とソールのフレッシュフォームの組み合わせは、「リカバリー」と名を付けるだけあって、程よい柔らかな歩き心地で歩きやすいです。
スポーツの後のリラックスタイムの使用を想定しているようですが、ウォーキングシューズとしても問題なく使えます。
僕は合わない靴を履くとすぐに足が痛くなってしまうのですが、アッパーが柔らかいためどこか一部に圧がかかって痛みが出るということはないです。
これから旅行など長時間歩く時はこのシューズを使うつもりです。
素足で履いても脱ぐ時に中敷きがズレない
僕は、海外旅行に行くとき、格安航空機の機内持ち込み重量の7Kgに荷物を抑えるようにしています。
その際に、靴下の重量を減らすために、裸足で靴を履けないか試行錯誤していたのですが、通常の中敷きだと靴を脱ぐ時に中敷きごと脱げてしまうので断念していました。
ですが、この靴の中敷きは合成樹脂のフレッシュフォームで、表面が滑りやすく、中敷き自体に曲がりづらい「コシ」があるので、素足で履いて脱いだときも中敷きが曲がったり出てきてしまうということはありません!
購入前に、「この中敷きなら裸足でイケるのでは?」と想像していたことが、そのまま実現されて良かったです!
中敷きの凸凹は、素足で履くと更に気持ち良いのもグッドポイント。
あと、長時間歩いた後の足の臭さは、僕の場合靴下が原因だと判明しました。
旅行などで長時間歩いた後、ホテルに戻り靴を脱ぐと鼻を近づけていないのに足の匂いがするのですが、素足だとほとんどニオイませんからね。
靴下を削減できただけでなく、足の臭いも解決できたのは素晴らしい。
素足で履けるフレッシュフォーム リカバリーは、僕にとって最高の靴でした!
インソールの手入れが超簡単
インソールは合成樹脂なので手入れも簡単です。
水洗いしても良いし、濡れた布で拭くだけでOK。
最後に乾いた布で拭けばそのまま履くことができます。
素足で履くと衛生面が心配ですが、手入れが簡単なのも超ありがたいです。
お手入れ簡単
インソールだけでなく、アッパー部分のお手入れも簡単です。
インソールを外して石などの異物を除いた状態で洗濯機にかければOKですからね。
布とソールという単純な組み合わせなので、汚れた時の洗浄が簡単なのは素晴らしいです。
雨の日でも大丈夫なグリップ
この靴を買うにあたって、靴の裏の溝が無くて雨の日のグリップが心配でした。
ですが、雨の日に試してみたところ、マンホールや側溝の鉄部分、スーパーやデパートなどのツルツルの滑りやすい床も、ほぼ滑ることはありませんでした!
スーパーなどのツルツルな床は、少しベタッとしたようなグリップになり、乾いているときよりむしろグリップ力が上がっていて驚きました。
購入する前の最大の懸案事項でしたが、雨の日も問題なさそうなので一安心。
もちろん、完全に信用するのは危ないので、雨の日の滑りやすい場所で気をつけるのは変わりませんが。
ただ、このグリップが、靴底にある僅かな凸凹によるものの可能性も捨てきれないので、この凸凹が無くなったらどうなるのか心配ではあります。
使ってみてイマイチだったところ
使ってみてイマイチだったところも紹介します。
雨の日は浸水が早い
フレッシュフォーム リカバリーの最大の弱点は、雨の日の浸水の速さです。
アッパー部分が全て布地になっていて、土踏まず部分に至っては反対側が見えるほどのメッシュなので、雨の中歩いていると他のスニーカーより早く浸水してきます。
コレばかりは構造上仕方ないので、僕は受け入れて使うことにしています。
手入れも簡単なのでどんどん濡れてくれ、と。
ちなみに、僕は長期旅行では防水靴下を持っていくようにしています。
靴は濡れる前提で、靴下で防水すれば濡れた靴の気持ち悪さは感じません。
防水靴下特有のゴワゴワとした履き心地の悪さは少しありますが、濡れた靴をそのまま履く気持ち悪さに比べたら遥かにマシです。
クツ紐はある程度締めた方が良い
フレッシュフォーム リカバリーの構造上、クツ紐の端がタンの黒い部分に接着されているためクツ紐を結ぶことはできないのですが、アッパー部分が柔らかいので歩いていると足が前に滑ってしまい、クツ先につま先が当たって爪が痛くなってしまいます。
これは困ったと思ったのですが、紐部分を引っ張って締めたところ、紐を結ばなくても紐とクツ穴の抵抗である程度締める事ができました。
余った紐は締めた紐部分に押し込むことで更に安定します。
紐を締めることで足が前にズレることが無くなり快適に歩けますが、脱いだり履いたりするのがすこしやりづらくなります。
スリッポンタイプだが、少し履きづらい
上記紐の件に加え、かかと部分が柔らかいので、履く時にかかとを指で抑えて履く必要があります。
スリッポンタイプのメリットは、足を入れてそのまま手を使わずに履ける簡単さですが、このクツはそのメリットが活かされていません。
アッパーとタン部分が一体になっているので、履く時にタン部分がクツの中にズレていくという事はありませんが、手を使わずに履けないのは残念です。
クツ紐を締めると、更に履きづらくなるので、頻繁に脱ぎ履きするシーンでは使いづらいです。
かかとの出っ張りに注意
このクツは、かかと部分のソールが、かかとより後ろに出っ張っています。
階段を降りるとき、階段の幅が狭いとこのかかとが階段の側面に引っかかり、つんのめる可能性があるので注意してください。
うちの階段の幅が狭く、かかとが引っかかって前のめりになって落っこちそうになったことが何回かあります。
ソールのかかとが出っ張っているクツは要注意です。
おわりに
スリッポンタイプなのに履く時に手を使わなければならないのは残念ですが、通気性の良さと素足でも履けること、歩きやすさはとても満足しています。
快適すぎて、用がないのに散歩するというのを久しぶりにやってしまいました。
階段の注意は必要ですが、以前使っていたアシックスのクツも同じ構造だったため慣れているので、同じように気をつけながら使っていこうと思います。
次の旅行が楽しみだ!