上の歯の親知らずを抜いてきたので流れと料金について紹介します。
※本ページはプロモーションが含まれています2022年7月8日、上の歯の親知らずを抜いてきました。
親知らずは、下の歯は左右2本とも抜いていて、そのうちの1本は2014年12月に抜歯しており、その際の流れや料金は過去記事で書いています。
前回の親知らずは埋没型で、大きい病院の口腔外科で抜歯してきましたが、今回は抜歯が比較的簡単に抜歯できると言われている上の歯で、普通に生えているので街の歯科医院で抜歯してきました。
抜歯の流れは、施術する歯科医院や、親知らずの生え方、位置などによって変わりますが、僕の場合について紹介します。
症状
上の親知らずはきれいに真っすぐ生えていましたが、他の歯よりも伸びていて、下の歯茎を刺激し、痛くなることが1~2ヶ月に1度、数日痛むことが続いていました。
痛くなったら、リステリンでうがいすれば2~3日で収まるのですが、親知らずの一番奥側の歯ブラシがしづらく、親知らずの間に食べ物が挟まりやすいので、抜歯することに。
もう片方も普通に生えていて、そちらは痛くならないのですが、ついでに抜くことにしました。
左右同時に抜くと、噛める歯がなくなってしまうので、片方抜歯して傷口がふさがったらもう片方を抜歯する予定です。
歯科医院での流れ
初診の歯科医院で抜歯をしてきました。
電話で予約し、症状を簡単に説明すると、生え方によっては当日抜歯できるとのことでした。
予約日当日、予約時間の10分前に到着。
受付で、健康保険証を提示し、コロナ対策の体温測定をおでこで測定。
問診票を受け取り、椅子に座って記入。
受付に提出してしばらく待合席で待つ。
予約時間を5分ほどすぎると、名前を呼ばれてカウンセリング室へ。
カウンセリング
問診票の治療目的に「親知らず」と書いていたので、いつ頃・どれくらいの頻度で痛くなったかなど、症状についての質問をされるので、答えていく。
この後、状態を見て抜歯可能なら今日抜歯できるとのこと。
カウンセリングが終わると施術室へ。
診察
施術椅子へ座ると、コロナ対策のうがい薬を渡されるので、うがい薬がなくなるまで3回ほど口を濯ぐ。
しばらくすると歯科医がきて幹部の検査。
口を開けて親知らずや、歯全体の状態を確認。
抜けやすい状態で生えているので、一応レントゲンを撮ってから抜歯できるとのこと。
レントゲン撮影
助手の案内でレントゲン室に移動し、レントゲン撮影。
体に放射線保護用のカバーを掛けてもらい、立ったまま機械に顎を乗せ、出っ張っているプラスチックの棒を前歯で軽く噛む。
その後顔の周りをレントゲンの機械が回り、撮影完了。
抜歯
先程座っていた施術椅子へ戻ると、前方画面に先程撮影したレントゲン写真が表示されている。
しばらくすると先生が来て、レントゲンを見ながら抜けると判断。
一旦先生は離れ、助手が塗るタイプの麻酔を準備。
口を開け、親知らず布巾に綿?のようなものを入れられ、麻酔を塗られる。
口を楽な状態にし、麻酔が効くまで暫くそのままで待つようにとのこと。
5分ほどすると、先生が戻ってきて追加の注射麻酔。
以前親知らずを抜いたときの麻酔注射は、かなり奥まで針を刺されて気持ち悪さがあったため、その感じを覚悟していたが、今回は歯茎付近に数か所浅く刺された程度で、塗り麻酔のおかげか針を刺されているという感覚は殆どなかった。
何箇所か注射されたようだが、挿していると分かったのは2箇所だけで、痛みも殆どなく安心。
先生は2分ほど離れ、戻ってきて追加の麻酔。
歯茎を触られ、痛みが無いか聞かれ、痛みがなかったので「はい」と答えて抜歯開始。
ペンチのようなもので歯を捕まれ、先生が力を入れるのが伝わってくる。
痛みは全く無いが、先生が力を入れるたび「ミシミシ」っと、歯が骨から剥がれるような音と感覚がするのが少し気持ち悪い。
前回の親知らずは、抜く作業で15分ぐらいかかったので、そこそこの時間を覚悟していたが、1分ほどであっさりと抜けた。
止血用のガーゼを噛み、止血薬を使った処理をしてもらう。
前回は針で傷口を縫ったが、今回は縫わずにそのまま。
しばらくガーゼを噛みながら、抜けた歯を見せてもらいつつ、抜歯の説明を受ける。
レントゲンだと抜けやすそうだったが、レントゲンに映っていない部分にも根があり、いざ抜き始めてみると抜けづらそうだったが、思いの外簡単に抜けたとのこと。
もう片方の親知らずも、同じような形になっていると考えられるが、この感じだと問題なく抜けるようだ。
術後の説明
説明が終わると、止血用のガーゼを外し、助手と交代して術後の注意事項を説明される。
- 薬は3日分、毎食後に飲む抗生物質と、痛かった場合は1日1回痛み止めを飲むように
- 当日の激しい運動や飲酒は厳禁
- 柔らかい食べ物で、抜いた場所に刺激がいかないように
- 血が止まらない場合は、ガーゼやティッシュを噛んで止める
説明が終わると受付で待つ。
会計
名前を呼ばれて会計へ。
今回の料金は、レントゲンと薬代、抜歯代込で税込3,530円。
前回の親知らずを抜いたときは、7,740円かかったので、それよりかは安かった。
前回は歯茎を切開したり大掛かりだったので、料金も高くなるのは当然か。
抜歯後の痛さ
前回と比べ、麻酔の範囲が狭かったためか、麻酔による口の中の違和感はほとんどありませんでした。
3時間ほどして麻酔が切れてくると、じんじんとした痛みが出てきますが、親知らずが痛くなったとき程度の痛さなので、余裕で耐えられています。多少気になりますが。
抜歯箇所は怖くてあまり触っていないのですが、子供のときにはが抜けた後の懐かしい感覚があり、穴部分は柔らかいもの(血栓?)が詰まっているような感覚で、それが外れないよう刺激を与えないようにしています。
抜歯にかかった時間
歯科医院に入ってから出てくるまで50分ほどでした。
施術時間としては、
- 診察3分
- レントゲン3分
- 麻酔10分
- 抜歯と後処理3分
と、20分ほどの施術でした。
普通に生えていて抜きやすい親知らずはかなり簡単に抜けるようです。
おわりに
8年ぶりの親知らず抜歯で、前回の感覚で行ったらかなりあっさり終わって拍子抜けしました。
あともう片方抜歯すれば、親知らず4本を全て抜いたことになります。
歯のトラブルは、健康面や寿命に直結するので、しっかりとした状態をキープしたいと思います。