Oculus Quest2版 バイオハザード4をプレイしてみたのでレビュー!
※本ページはプロモーションが含まれています2021年10月21日 23時00分に、Oculus Quest2版バイオハザード4が発売されました!
バイオハザード4は、バイオハザードシリーズの中で僕が一番プレイしたゲームです。
Wii版でプレイしていたのですが、コントローラーによる照準合わせが直感的で、実際に銃を撃っている感覚が最高に楽しかったですからね。
因みに、PS2版もプレイしましたが、ジョイスティックで照準合わるのが難しく途中で挫折しました。Wii版の快適性を知っていると耐えられなかったんです…。
Oculus Quest2でVR版にリメイクされるのを知り、久しぶりにめちゃくちゃ興奮しました!
Oculus Quest2のコントローラーならWiiと同じような照準合わせができるはずですし、VRの臨場感も加わることで絶対に面白いと確信できましたからね!
10月21日発売ということで、当日を楽しみにしていたのですが、ダウンロードできるのが23時からだと当日知り残念な思いをしました。
せめて前日より前にダウンロード時間を告知してほしかったです…。21日になった瞬間か10時ぐらいからダウンロードできるのではと思ったので…。
とにかく、ようやくゲットすることができましたので、感じたことをつらつらと書いていきます!
ダウンロードに時間がかかる
ゲームのサイズは8.25GBでなかなかの容量。
ダウンロードに時間がかかり、僕の場合1時間半程かかりました…。
通信環境やサーバーの状態にもよると思いますが、それなりの時間がかかることを覚悟しておいたほうが良いです。
楽しみにしていただけに、ダウンロードの待ち時間はとても長かったです。
VR酔いについて
バイオハザード4をプレイするにあたって個人的に一番心配していたのがVR酔いです。
僕は酔いやすい方なので、コントローラーで前後左右に自在に動くゲームはすぐに酔ってしまいます。
バイオハザード4は、移動時に視野を狭くすることでVR酔いを軽減するシステムが取り入れられていて、意外と酔いませんでした。
ですが、1時間ほどプレイすると、操作に慣れていなくて無駄な動きをたくさんしたのも相まって、VR酔いの症状が出始めたので早めにプレイを中断しました。
VR酔いの前兆は、これまでのVR経験からほぼ把握しているので、酷くなる前に予兆を感じたらすぐに休憩するようにして最悪の事態を防いでいます。
操作に慣れてきたらもっと長い時間遊べそうです。
コントローラーのジョイスティックで自在に動けるモードがきつい場合は、テレポートモードも準備されているので、そちらを使うとかなり酔いづらくなるはずです。
没入感とグラフィックがとても良い!
VRというだけあり、没入感は半端ないです。
あのバイオハザード4の世界に完全に入り込んだ感覚になります。
「レオンはこんな雰囲気の中で戦っていたのか…。」と、レオンになりきった感覚でプレイできますからね。
そしてグラフィックが想像以上に滑らか。
2005年と15年前のゲームなので、ポリゴンの縁がガタガタだったりテクスチャの粗さが目立つかと思いましたが、とても滑らかで違和感がありません。
本当にこういう世界があるという感覚になり、ゲームに集中できます。
VRならではの操作感は新鮮だがめんどくさくなる
操作はVRというだけあり、手を動かしての操作になります。
ナイフで攻撃する時は、ナイフを持ってコントローラーを振り回す。
アイテムを取る時は手を伸ばしてホールドボタンを押して持ち、そのまま自分の懐のところまで持ってくることでゲット。
ドアを開ける時は、ドアノブに手を伸ばしてホールドボタンを押して開く。引く量によってドアの開閉が微調整できるので、ちょっと開けて中を確認したりも可。
ハニガンと通話する時は、スマホのような端末を左手に持ってタップして操作。
敵にしがみつかれた時は、コントローラーを振りまくって振り払う。
弾のリロードは、左コントローラーを左の腰位置まで持ってきてホールドボタンを押し、右手の銃に装弾してガチャッと引く動作が必要。
などなど、実際に体や腕を動かしてゲームを進めていきます。
最初は新鮮で面白いのですが、段々と操作が面倒くさくなってきますw
特に、弾のリロードは時間がかかり、うまく弾をつかめなかったり装填がうまくいかなかったりなど、戦闘中にあわてて操作すると失敗しますからね…。
オートリロードとかあればよいのですが、残念ながら設定にはありません。
アイテムを取る際も、アイテムにかなり近づかなければならず、思い通りに取ることができずイラッとすることがあります。
コントローラーの指先だけの操作に慣れているので、手の動きをふんだんに使ったUIは新鮮だけど面倒になりますよw
閉塞感がヤバい
VRゴーグルをかけている時点である程度の閉塞感があるのですが、ゲーム内で小屋や室内に入ると閉塞感が更にアップします。
思わず息苦しくなってしまい、敵に囲まれた時はめっちゃ焦りますからね。
バイオハザードシリーズはホラーゲームで怖いのですが、バイオハザード4は比較的ホラーと言うよりシューター寄りでそれほど恐怖感はありません。
しかし、目の前に現れるクリーチャーのリアルさと閉塞感は恐怖を感じます。
PSVR版のバイオハザード7はガチガチのホラーだったので怖すぎてプレイできませんでしたが、バイオハザード4は程よい恐怖感で丁度よい感じです。
フェイントからのコンボも使える
バイオハザード4の基本戦術として、敵に近づいて襲いかかってきたら後ろに下がり、襲いが終わった瞬間にナイフを頭に入れて回し蹴り。というのがあります。
VR版でもできるか試しましたが、できました。
ナイフの当たり判定が微妙で、頭への攻撃が難しいですが一応できます。
回し蹴りの時は一瞬画面が暗くなり3人称視点になり、再び一瞬暗くなって1人称に戻ります。
1人称で回し蹴り視点で画面が回ったら嫌だなと心配していましたが、自然な流れでの回し蹴りで違和感は特にありません。
ただ、1人称視点に戻った時若干見ていた方向が変わっていることがあり、狭いところで戦っていると方向がわからなくパニックになることがあります。
フェイントする際の前後移動の酔も心配でしたが、これは酔う感じではなく前後移動を繰り返しても問題ありませんでした。
敵がフェイントに引っかかるタイミングも微妙に変わっているため、慣れは必要です。
チェーンソーになかなかフェイントが決まらず何回か死にましたw
ナイフクリアには必須のテクニックなので、問題なくできて良かったです。
クイックターンもある
右コントローラーのスティックを真下にしたまま固定すると180度ターンできます。
スティックを操作してから反転するまでワンテンポ時間がかかるので、最初は使いづらいですが慣れると便利です。
照準が地味に合わせづらい
照準はレーザーポインターで表示されるのですが、射撃できるオブジェクトに照準があたっている間しか表示されないので、オブジェクトに照準を合わせる時、今どこに照準があってどちらに動かせばよいか分かりづらいです。
Wiiのように常にポインターが表示されていれば良いんですけどね…。
青いCDのような的を15個壊すクエストの時、的自体小さすぎて照準が合わせづらかったです。
また、投擲を撃ち落とす判定も厳しくなっていて、斧やダイナマイトを投げてくる敵の投擲物を撃ち落とすのがめちゃくちゃ難しかったです。
WiiやPS2の時はだいたい照準が合っていれば多少外れていても当たり判定があったんですけどね…。
ダイナマイトを投げたタイミングで撃って爆破させようとしましたが、何回も失敗して爆発に巻き込まれましたw
あと、トリガーボタンを押す動作の反動でわずかに照準がずれるのもストレスが貯まります。
複数の敵やボスと戦っているとつい力が入って照準がブレるんですよね…。
これは操作になれるしかないか。
移動しながら両手持ちで射撃できる
武器の両手持ちも可能で、ヒャッハーできます。両手が塞がるとリロードできないので限定的ですがw
移動しながら射撃できるのも新鮮です。
WiiやPS2の時は止まってから照準を合わせなければなりませんでしたが、移動しながら撃てるので爽快感があります。
下がりながら撃てるので、囲まれたときも対応しやすいのが良いですね。
手榴弾が難しい
手榴弾を使うときも、右手で持って左手でピンを抜いてから右手で投げる動作をして投げます。
この加減が難しく、狙ったところまで届かなかったり、自分の足元に落ちたりして使いづらいです。
遠くに投げられないのが難しいです。
マーセナリーズは?
まだクリアしていないのでわかりませんが、マーセナリーズがあるかどうか不明です。
やりこみでスコアアタックにハマっていたので、あると嬉しいのですが、まだ情報がありません。
Wii版をVR対応無しの移植で良かったのでは?
リロードや視点移動などの煩雑さを考えると、Wii版をそのまま移植して大画面でプレイできるようにすればよかったんじゃないかと思えてきますw
コントローラーによる照準合わせは直感的で楽しいので、Wii版を2Dでプレイできたほうが個人的には良かったかなと。
おわりに
久しぶりにVRでワクワクするタイトルが発売されました。
リロードの手間やナイフの当たり判定など操作に難はありますが、懐かしく楽しんでプレイできています。
1時間ぐらいで酔い始めてくるので、ゆっくりコツコツ進めていきたいと思います。