PhpStormやVScodeのVimプラグインで、ノーマルモードに戻ったときIMEをオフにする方法
※本ページはプロモーションが含まれています普通のVimエディタなら、「.vimrc」を編集することでnomalモードに移行したときにIMEをオフにする設定ができるのですが、PhpStormやVScodeなどのVimプラグインではそこまでサポートしていません。
AutoHotkeyという、キーバインドにプログラムを仕込めるフリーソフトを使い、nomalモードに戻るキーを押したらついでにIMEをオフにするようにすることで実現できましたので紹介します。
※Windows環境です。
無変換キーでIMEをオフにする
まずは、どのキーでも良いのでIMEをオフにするキーを設定。
無変換キーに設定すると普通の文字入力も便利なので、無変換キーでIMEをオフにする設定を行う。
Windowsの無変換・変換キーをMacの英数・かなと同じようにして半角/全角キーから解き放たれる方法
AutoHotKeyを導入
AutoHotkeyへアクセスし「Download」→「Downlo Currnt Version」をクリックし、ダウンロードしてインストール。
デスクトップを右クリックし、「新規作成」→「AutoHotKey Script」をクリック。
新規の「.ahk」ファイルが作られているので、UTF-8で編集ができるテキストエディタで編集。
既に4行入力されているので、その下に追加していく。
ESCキーでIMEオフを追加する場合は、
$Esc:: Send,{Esc} Sleep 1 Send,{sc07B} Return
CTRL + [でIMEをオフにする場合は、
$^[:: Send,{^[} Sleep 1 Send,{sc07B} Return
僕の場合、「jj」を使ってノーマルモードへ戻っていたので、「っj」を入力したら戻るようにしたかったが、流石にできなかったのでALT + jに設定。ノーマルモード移行キーを変えることにした。
$!j:: Send,{esc} Sleep 1 Send,{sc07B} Return
ちなみに、CAPSをALTに変えているので、ホームポジションから殆ど動かずノーマルモードへ移行できる。
Windowsのキーボード配置を変更する方法
ショートカットキーの記号は公式ドキュメントを参考に。
なんの機能を持ったコードか分かりやすい名前を付けて保存し、保存したファイルをダブルクリックすれば設定が反映されます。
起動時に自動実行する
このままでは、PCを起動するごとに作成したファイルを実行する必要があるので、スタートアップに登録。
Win + Rを押して「shell:startup」と入力し、「OKをクリック。
スタートアップ登録用のフォルダが開かれるので、その中に先程作った「.ahk」ファイルを移動させる。
これだけで登録完了。
おわりに
力技ですが、Vimプラグインでnomalモードに戻るとIMEをオフにすることができるようになりました。
日本語入力が恩になった状態でnomalモードを操作したときのイラつきは半端ないですからね。