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映画ドラゴンクエストYOUER STORY感想。賛否両論あるけど個人的には良かった

映画 ドラゴンクエスト ユア ストーリー 公式サイト

賛否両論渦巻く、ドラゴンクエスト5を3DCG映画化した「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」を見てきました。

ドラゴンクエスト5が映画になるという一報を聞いた時、最高に興奮したのですが、キャラクターが鳥山明絵でないと知った瞬間ブチギレました。

鳥山明の絵でなくてなぜドラクエと語るのだろうかと心底がっかりしましたからね…。

海外の友達の家に行った時「日本人だから寿司が好きだろう」という”もてなしの心”でカリフォルニアロールを出された時のような「違うだろ…」感です。

日本人にとってカリフォルニアロールを寿司と呼ぶのが違和感満載のように、鳥山絵でない時点でドラクエではないのです。

絶対この映画は見ない。ドラクエを侮辱したコンテンツにお金を払うわけにはいかないと心に誓ったのですが、怖いもの見たさで観てきてしまいました…。

つまらなかったらブログでけちょんけちょんに書いてやれば良いだけのことですからね。

ですが、この映画に否定的で最大級の不快感を持っていた僕が、実際に観てきた結果…

これはこれでアリだと思いました。

まだ観ていない人は、前情報無しで普通に観てもらいたいです。

ここから先はネタバレ全開の感想になりますので、まだ観ていない人は是非映画館で観てきてください。

絵とかストーリーとか関係なしに音楽鑑賞に行くぐらいの気持ちで行ってみてください。ドラクエファンなら音楽は満足できることを保証します。ドラクエの音楽が映画館で聴けることはもう無いかもしれませんよ。

それでは、「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」を観てきた僕の感想です。

鳥山絵でないことと全体のストーリーについて

まずは映画の公開をはじめて知った時にがっかりした鳥山絵出ないことについてと、否定的な意見が多い全体のストーリーについて。

鳥山絵でないことについて

最大の懸案事項であった鳥山絵でないことについては、自分でも驚いたのですが、開始直後から違和感なく普通に物語に入っていけました。

キャラデザインが本家と違うことで、ストーリーも別物だという心の準備ができていたからかもしれません。

あと、ドラクエ5はドットとPS2版の3Dでしか観ていないので、ビジュアル的な先入観が薄かったのが良かったのかも。マンガなどで鳥山絵の作品を見ていたら違和感を感じて慣れなかったと思います。

それに、ドラクエ5のストーリーを1時間43分の上映時間内で満遍なく網羅することは不可能なので、どうしても原作と違うストーリーになってしまいます。

そのため、原作のドラクエ5と別物だという印象づけにキャラデザインを変えてくるのはアリだなと映画を見終わって思いました。

鳥山絵でこのストーリーだったら「こんなのドラクエ5じゃない!!」と拒絶反応を起こしていたハズです。

最初は絶対ありえないと思っていたキャラデザインですが、ドラクエ5に関する別のストーリーという見方ができたのは良かったと思います。

因みに、鳥山絵が採用されなかった理由は海外ウケが良くないからとのこと。

海外の人からすると鳥山絵は子供っぽいらしく、海外市場を見据えてあえて鳥山絵を起用しなかったらしいです。

クリエイティブなコンテンツを市場に合わせて変えるというやり方は僕は大嫌い。

クリエイターの感性そのままを貫いてもらいたいものです。

3DCGアニメについて

個人的に3DCGアニメは動きがぎこちなかったり不自然だったので好きではありませんでした。

ですが、技術の進歩はすごいもので、僕が嫌いだった3Dアニメの動きや違和感は全く感じることなく、実写やアニメのように3Dアニメという一つのジャンルとして受け入れることができました。

肌の質感や汚れ、髪の質感など、思わず凝視してしまいましたからね。

映画を観ながら、この3D技術のまま鳥山絵のキャラデザインでストーリーを忠実に再現したシリーズを観たいと心底思いました。

テレビでもNetflixでもいいんで、1話20分・全50話ぐらいで作ってくれないかな〜

初見殺しのストーリー

映画がはじまり、子供時代はスーファミ版のゲーム画面の要所が流れ、ゲームをプレイした人には懐かしく子供時代のストーリーを振り返られる流れでしたが、ゲームを未プレイの人にはさっぱり分からないであろう流れでした。

ビアンカは名前が出てきたし、レヌール城の件にも触れられていたので青年時代に再会する時「あ〜最初のあのこね〜」となりそうですが、フローラは船を降りるシーンで一瞬出てきただけなので、再会時に親しかった感じで会話が進むと「誰だこいつ?」感全開だと思います。(僕が初見だったらビアンカも覚えていられるか微妙ですが…)

とは言っても、1時間43分に収めるなら仕方ないと思います。幼少期を上手くまとめる方法は思いつかないですし。

因みに、スーファミ版では船を降りる時にフローラと合うシーンは無いのですが、映画用にフローラとの出会いをスーファミグラフィックで作るのは細かいなと思いました。船を降りるシーンでフローラと出会うのはPS2版以降です。

全体のストーリーについて

1本の映画に収めるだけあって、ストーリーはかなりハイペースで進んでいきます。

そのため、重要なシーンがサラッと始まってサラッと終わっていくのがもったいないと思いました。

パパスがゲマに殺されるシーンは、ヘンリーがさらわれてソッコーで殺されてました。

「ぬわーーっっ!!」の名言でネタにされるシーンではありますが、主人公の親が目の前で殺されるという悲劇的で物語的にも重要な場面なのでキッチリ再現してもらいたかったです。でも時間がないのでしょうがない…。

ドレイ時代の過酷な幼少〜青年期も、主人公の悲惨な生い立ちを語る上で重要なシーンです。

ドレイ時代のつらい経験があるからこそ、妖精の村で過去に戻って子供時代の自分に

「坊や、どんなに辛いことがあっても、負けちゃダメだよ」

と言うセリフの重さが深まりますからね。

ドラクエ5のストーリーを知っている僕だからこそこのシーンの深さがわかりましたが、初見の人はドレイ時代がサラッと終わったからそれほど刺さらないような気がします。でも時間がないので…略

街の移動やダンジョンなど、ドラクエの醍醐味である冒険感を感じられるシーンもハイライトでサラッと終わってしまいました。でも時間…略

夢オチは気にならなかった

映画の上映が始まって一番叩かれているのは、「実はバーチャル世界の話でした」という現代版の夢オチです。

僕はネタバレを一切見ずに映画を観たので、ミルドラースが出てくるか!?というシーンで、コンピューターウイルスが出てきた時はポカーンとしてしまいました。

ウイルスが主人公に「この世界はプログラムで作られている」という説明をしながら世界を壊していくシーンでは、

「鳥山絵のテクスチャ使えばかんたんにリメイクできる!?」

という、ストーリーと全然関係ないことを思っていたので、思ったよりもストーリーに入り込んでおらず、俯瞰して映画を観ていたんだなと気づきました。

映画のドラクエ5の世界は、リアルの記憶を消して体験できる「バーチャルシステムで作られた世界」ということなので、今まで真剣に観てきたものは何だったんだと思い怒る人の気持は良くわかります。

過去夢オチで終わった作品はことごとく批判されていますからね。

ですが、VR好きの僕としては、ドラクエの世界をバーチャルリアリティで体験できる時代は近いということを実感しているので、バーチャルマシンに入り込む主人公を見ていてワクワクしていました。

「この時代はもうすぐ来るぞ…!!」と。

ドラクエ11の発売が発表された時、プレイステーションVRは発売されていたので、VR対応を熱望していました。

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ドラクエの世界をVRで体験したい…!!と。

しかし、案の定VR対応ではなくとてもがっかり。

ドラクエとVRは相性抜群だと思っているので、ドラクエのVR版がいつ出るのかを楽しみにしていました。

そんな僕にとって、バーチャル世界オチは今後のドラクエのVR化を期待させてくれたので自然に受け入れられたんだと思います。

映画の公開が終わった後、VR版のドラクエを発表し「映画はVR版ドラクエの伏線でした!」となれば、夢オチに怒っていた人も少しは納得できるのではないでしょうか。

あと、バーチャル世界落ちの伏線に関しても、

  • 映画内の主人公の現代人っぽい言動
  • 主人公のフローラが好きだという思い込み
  • プサンの「今回は」発言
  • 原作の妖精の村で出てこないキラーマシンが出てくる

など、一応張られてていたので、ネタバレされた時にちょっと納得してしまいました。

夢オチは酷いと思いますが、僕は

  • 映画をオリジナルのドラクエ5と別物としてみていた
  • 3Dアニメが思いの外面白かった
  • ドラクエのVR版を切望していた

ということもあり、自然に受け入れられました。

バーチャル世界オチはドラクエのコンセプトを貫いたから?

ドラクエは基本的に主人公は話しません。これは1〜11まで一貫しています。

話さない理由は「プレイヤー自身がゲームの主人公になりきり、ゲーム内の世界の出来事を体験する」ということがコンセプトだからです。

主人公が話さないことでプレイヤーが感情移入しやすくしているのです。

ですが、主人公が話したり性格がなければ映画が成り立ちません。

セリフや性格を入れるとなると「プレイヤー自身がゲームの主人公になりきり、ゲーム内の世界の出来事を体験する」というコンセプトから外れてしまいます。

映画のまま物語が終わってしまったら「リュカ」の物語になってしまいますからね。

僕は、このコンセプトを守るために「ドラクエの世界は、あなたが主人公になって冒険できる世界ですよ!」というメッセージを込めてバーチャル世界オチにしたのかなと思います。

ドラクエの世界はあるけど「物語を作っていくのはあなた自身」ということでサブタイトルの「ユア・ストーリー」なんでしょうね。

そう考えると、バーチャル世界オチはある意味自然なのかもしれません。

ドラクエの「主人公はプレイヤー自身」というコンセプトを貫いているわけですからね。

映画内の個別の感想

ストーリー以外で気になったことや思ったこと。

声優について

映画ドラクエ5の一報を聞いた時、鳥山絵でないことにがっかりしすぎて、キャラの声を声優でない「なんちゃって有名人」がやっているということを忘れていました。

映画がはじまり、少年時代の主人公とヘンリーの棒読みセリフを聞いて声優が声を担当していないことを思い出しましたからね…。

それにしても、他の作品でもそうなんですが、子役の声はなんであんな感じにするんですかね?

滑舌が悪く、舌も回らず口ごもったような喋り方。めっちゃ不快で気になります。

個人的に、一人でも棒読みキャラがいると映画の世界に入り込めないので、キャラの容姿に合わなかったり演技が下手な人は使わないでほしいです。

ジブリとか細田監督作品とか棒読みキャラが出てくると一気に冷めましたからね…。

映画が始まってすぐ、これはヤバイ…。最後まで観られるのか…。と不安になりました。

全体的にキャラの声の演技は酷く、予算削減のために素人ばかり使ったんだろうなと思ったら、有名人を結構たくさん使っているらしく、声に予算は結構使っているようですね。

でも、それでこのクオリティは酷すぎます。

あと、知っている有名人が声を担当すると、キャラがその有名人に見えてしまうのも嫌です。

ハウルの動く城で主人公をキムタクが演じましたが、キムタクそのままで全く物語に入っていけませんでしたからね。

とりあえず有名人を使って話題にする。という手法は本当に滅んでほしいです。本当に。本当に…。

リュカ

主人公のリュカは、そこまで悪くありませんでしたが物足りない感じ。

ドラクエの主人公としてはイマイチです。

とは言っても、他が酷かったので相対的にマシだという感じ。

ビアンカ

演技としてはそれほど悪くないんですけど、ビアンカの声ではないなと。

声の質が微妙に合っていないのと、演技があと一歩という微妙な感じで、ビアンカが喋る度にモヤモヤして、棒読みになりやしないかとハラハラしていました。

ビアンカの演技は良いとも悪いとも言えず、終始気になりました。(物語に入り込むのを阻害したという意味では悪い演技だったと言えます)

パパス

パパスは演技というより声の質が完全にミスマッチなのが気になりました。

パパスはもっとダンディーな声だと思うのですが、青年のような声質で違和感満載です。

「ぬわーーっっ!!」の名言も効果音でごまかしていましたからね。

出番は短かったから良かったです。

ヘンリー

ヘンリーの棒読みは映画を台無しにした。

映画のオチよりヘンリーの棒読みの方が叩かれるべきだと僕は思います。

ヘンリーが喋る度に「うわぁ…」と思い、物語に集中できません。

ストーリー的に居なくなる場所は分かっていたので「後ちょっとで消える…!」と、そのシーンを切望していました。

主人公と別れるシーンで、ようやく消えると思ったらいきなり主人公を呼び止めて「この生命はパパスにもらったと思っている…」的なことを言い出してキレそうになりましたからね。さっさと消えろ!と。

ようやく消えてくれて心の底から安心しました。

ところが、ヘンリーのことなんてすっかり忘れた最終盤、最後の戦いで大量のモンスターをなぎ倒す戦闘シーンの躍動感に感動し、それでも倒しきれないモンスターの大群を前に絶望感漂いテンションがマックスになったその瞬間、棒読み野郎がしゃしゃり出てくるわけですよ。

本来ならめちゃくちゃ熱いシーンで、物語の勢いが最高潮に達するシーンなのですが、棒読みヘンリーの登場で全てが台無しになったんです。

主人公たちもよく動くし、大量のモンスターも一体一体丁寧に動き、カメラワークも計算され尽くしてクリエーターの努力と途方も無い作業量をは容易に想像できるのですが、彼らの努力で積み上げられた終盤の盛り上がりが一人の棒読みのせいでぶち壊されたのは本当に残念です。

演技力のない奴はマジで使わないでほしい…。

音楽は最高を超えた最高

映画の音楽はすぎやまこういちの音楽をオーケストラバージョンで聴くことができました。やっぱドラクエの音楽は最高ですね。

しかも映画館の音響設備で聴けたのが良かったです。

一応ドラクエ5のストーリーということでドラクエ5の音楽がメインですが、ところどころ別のシリーズの音楽が流れるのも良かったです。

ドレイ脱出のシーンではドラクエ4の戦闘曲「栄光への戦い -生か死か-」が流れました。個人的にドラクエシリーズで一番テンションが上がる曲なので流れた時は鳥肌ものでしたよ。

ただ、欲をえ言えばもっと熱い戦闘シーンで流して欲しかった。でも5のストーリーだから仕方ない。

ドラクエ6の「敢然と立ち向かう」もいいんだけど、何故2回も流すのか分からない。ドラクエ11でも使われ、熱いシーンの度に流れるので、初回は良かったけど3回目流れた時は流石に呆れた。

そんな理由もあって、映画の中で「敢然と立ち向かう」が2回目流れた時は11を思い出してげんなりしました。

ドラクエ5の戦闘曲もオーケストラで良かったです。戦闘シーンも迫力と爽快感があったので、音楽と相まって最高でした。

終盤にはドラクエ2のエンディングの「この道わが旅」が流れました。ドラクエイベントなどののエンディングには大抵使われますが、やはり最高ですね。

ダイの大冒険のアニメのエンディングに使われてた思い出補正があるからかもしれませんが、戦闘曲以外で一番好きな曲なので映画のクライマックスと相まって感慨深く聞くことができました。

ドラクエ3のフィード曲も妖精の村へ向かう途中ちょっとだけながれますが、もうちょっと聞きたかった。

そしてドラクエのメインテーマ『序曲』も何度か流れましたが、やはりドラクエと言ったらこれですよね。

とても5分でできた曲とは思えない出来で、聞くたびに鳥肌が立ちます。

序曲はシリーズによって微妙に違っていて、映画内で流れた序曲も流れるたびに別のバージョンになっていたような気がします。(自信なし)

映画のドラクエ音楽も最高ですが、オーケストラコンサートも最高ですよ。

あまり頻繁に開催されていませんが、ドラクエファンなら生オーケストラをぜひ聞いてもらいたいです。

モンスターは大満足

モンスターは鳥山デザインを忠実に再現していてとても良かったです。

見た目も動きも違和感が全くなかったですからね。

スライム、ゲレゲレ、ゲマ、ジャミ、ゴンズ、ギガンテス、キラーマシン、ドラゴン、どれも素晴らしかったです。

ブオーンに関しては、あんなフワフワ毛が生えた感じだったかな〜と思いましたが、後で調べてみたらたしかに毛が生えていそうな感じでした。

再現度スゴイ。

ジャミ、ゴンズもしっかり作られていたのに、ちょっと出で最終戦で瞬殺されててちょっと笑いましたw

ビアンカとフローラの選択について

ドラクエ5と言えば、ビアンカとフローラどちらと結婚するかという最大の選択を迫られるのがストーリーの重要なシーン。

映画ではどのような選択になるかと気になっていたのですが、一旦はフローラを選択し、その後ビアンカを選択するという流れ。

最初は「あれ、フローラなの?」と思いましたが、やはりビアンカに収束していきましたね。

ビアンカへの橋渡しをフローラがするという、フローラを立てながらビアンカルートへ行くという流れは上手いと思いました。

でも、ちゃんと断らないのに話がうまく進んでいく主人公はズルいですよねw

双子ではなかった悲しみ

原作では、子供は男の子と女の子の双子ですが、時間の関係で男の子だけになってしまっていましたね。

男の子の方は「勇者」という役割があり、女の子はストーリー的には特に役割が無いので出てこないのは仕方ないのかもしれませんが、存在を知っているだけに出てこないのはとても残念です。

最後の戦いでイオナズンをぶっ放すシーンを観たかった…。

商業としてのドラクエについて

個人的には、最初のイメージが悪すぎて不快感全開だったのに、実際に観てみると思いの外面白くて良かったのですが、商業としてのドラゴンクエストの映画としては大失敗だったと思います。

ストーリーの流れからすると、ドラクエ5をプレイしたことがある30〜40代の人をターゲットとして作られたようですが、鳥山絵を採用しなかった時点でメインターゲットに喧嘩を売り、そもそも映画館に足を運んでもらえない事態に。

初見殺しのストーリーからしても、新規にドラクエファンを作るような内容にはなっていない。

有名人を起用し、キャラに感情移入できないようにしたのも映画を見た人の満足度を下げている。

映画の結末に関しても、一般的にはあまり認知されていない「主人公はプレイヤー自身」というコンセプトを貫いたので、一部のファンを怒らせる事態に。

その結果、僕を含む一部の人は満足していますが、ネットのレビューを見る限り満足しないどころか怒りまで覚えている人も多数います。

興行収入を見てみると、映画ドラゴンクエストが公開された最初の土日の観客動員数は215,000人で公開4週のトイ・ストーリー4より少ない結果で、興収15億円超えが当面の目標となりそうな出足とのこと。

映画動員数興収
天気の子505,0007億1800万3
ワイルド・スピード331,0005億400万1
トイ・ストーリー4305,0004億1000万4
ドラクエ215,0003億900万1

ドラクエ映画の制作費は発表されていませんが、日本の映画製作にかけられる費用の大体の最高額は20億円ということなので、仮に20億だとすると日本国内で15億円の興行収入だとちょっとキツイですね。

海外市場を見据えて鳥山絵を採用しなかったとのことなので、後は海外でどれだけ伸ばせるか見ものです。

個人的にこのドラクエ映画は、過去に積み上げてきたドラクエブランドの切り売りで、ファンの怒りを買ってドラエブランドの価値を下げ、その代償に見合わない”はした金”をスクエニが稼いだだけという、多くの人が不幸になってドラクエブランドに傷がつくという、とても悲しい結果になっていると思います。

先にも述べましたが、これをひっくり返すにはVR版のドラクエを発売するしか無い!

おわりに

ドラクエの映画が発表された時、鳥山絵でないと知ってかなり傷つきましたが、実際に映画を観てこれはこれでアリだなと心変わりしたので良かったと思います。(棒読み有名人を多数使ったこと以外。)

ですが、実際に映画を見ても傷ついたり起こっている人や、映画の情報を聞いただけで傷ついたり怒って映画を観ないという人も多く、ドラクエブランドの価値を下げたのは紛れもない事実でしょう。

ドラクエ11が集大成ということで、これ以降のナンバリングが出るのか未定ということですが、ドラクエブランドが終焉に向かっているとは思いたくありません。

これだけ映画が炎上したということは、まだまだドラクエファンは多いということなので、原作に忠実に作成すれば受け入れてもらえるはずなので、正当な映像作品の作成を切に願います。3DCGアニメ自体はとても良かったですからね。

今後のドラクエブランドに期待です。

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