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MAVIC AIR 購入レビュー!旅や登山など荷物に制限がある環境で最高の逸品

※本ページはプロモーションが含まれています

MAVIC AIRレビュー

2018年1月28日(日)に発売されたDJIの新型ドローン「MAVIC AIR」を購入しました!

MAVIC AIRの、発表を見てこれは買いだと判断し、そのままソッコーで予約。

購入を即決断した理由は、

  • MAVIC PROより小型軽量になった
  • 4K動画対応
  • ワイヤレスコントローラのスティックが取り外しできるようになった

という点です。

僕はSparkを持っているのですが、正方形の形が地味に持ち運びにくいのと4Kに対応していないのが不満でMAVIC PROの購入を検討していました。

そこに、MAVIC AIRが上記メリットを持った状態で登場したので迷いなく購入。

手元に届いて実際に使ってみましたので紹介します。

サポートが充実した公式のDJIオンラインストアでも購入できます。

商品写真

手元に届くのが待ちきれなかったので、佐川急便の荷物を最速で手に入れる方法を使って、朝の8時過ぎにゲット。
MAVIC AIRの外箱

内容物はこんな感じ。コントローラー、プロペラガード、プロペラのスペアなど一通り揃っている。
内容物はこんな感じ

足を広げるとそれなりの大きさになる。
足を広げたところ

裏側。
裏側

ジンバルのクッション性がとても柔らかくかなりブレを抑えてくれそうな感じ。
ジンバル部分

ACアダプターはコードが横に出る仕組みになり、収納しやすくなった。2つ付いているUSBポートも地味に便利。
ACアダプター

充電は本体から取り外してACアダプターに直接挿す形式。
充電方法

コントローラーの重さは275g。SPARKのコントローラーも275gだったので、重さとサイズは変わらず。
コントローラの重さ

収納ケースも125gと地味に重いですが、手に持った感じはそれほど重くない。
ケースの重量

コントローラーのスティックは、折りたたみ部分の内部に収納することができる。
コントローラスティックの収納

初めて起動させると、本体とコントローラーのソフトウェアアップデートがあるのでアップデートする。
本体アップデートコントローラアップデート

アップデートファイルは数百MBあるので、Wi-Fiと電源がある環境でアップデートしてから初飛行に行きましょう。

アップデートは20分ぐらい時間がかかりますからね。モバイル環境でのダウンロード話時間とパケット代がかかりますし、バッテリーもかなり消費します。

MAVIC PROやSPARKとの企画はこちらの動画が参考になります。

実際に使ってみた感想

バッテリー1本分を飛ばしてみて感じたMAVIC AIRの感想を紹介します。

僕はSPARKを使っていたので、SPARKと比較した視点が多めです。

コントローラーのスティックが取り外せるの最強に良い

僕がMAVIC AIRの進化で1番嬉しかったのが、コントローラーのスティックが取り外せるようになったことです。

地味な改善点ですが、僕にとってはとても大きな進化です。

SPARKやMAVIC PROのコントローラーのスティックは取り外しができないので、収納するときに地味に邪魔なんです。

他のものと一緒に収納すると、スティックが引っかかりたり傾いた状態で収納されてしまい壊れるんじゃないかと心配になり、スティックを考慮したスペースを作らなければなりませんからね。

撮影用のバックに入れるときにめちゃくちゃ悩み、最適なパッキングは未だ見つかっていない状態です。

ですが、MAVIC AIRのコントローラーはスティックを取り外せるので、スティックの状態を気にすることなくコントローラ本体の大きさのスペースを作ればちょっとキツめでもしっかり収納することができます。

収納サイズが小さくなって持ち運びしやすくなった

SPARKは機体が小さいのが売りですが、キャリーバックが地味に大きく、形も正方形なのでザック等への収納がしにくいのが難点でした。

小さいから持ち運びが楽だろうと思っていたのですが、かなり持ち運びにくいです。

MAVIC AIRは、キャリーケースに入れたサイズがSPARKのほぼ半分になりました。
キャリーバックのサイズ違い

形も縦長になったので、ちょっとしたスペースにも入れられるようになり収納性が格段に向上。

ザックのサイドポケットにも入れられるので取り出しもしやすくなります。

収納方法の幅が広がったのもうれしい進化です。

僕は、バックパックの中に仕切りで空間を作ることができる「ピークデザインのエブリデイバックパック30L」を使っているのですが、SPARKだとこんな感じで無理矢理押し込んでいました。
IMG 7628

コントローラーとSPARKが重なっていてかなりキツイ状態なのに、周りには無駄なスペースがあります。

コントローラーのスティックが外せて収納サイズも小型化されたことにより、このように空間をきっちり使って収納できるようになりました。
きっちり収納

MAVIC AIRの上下に適度なスペースができ、衝撃耐性もかなり上がったのも良かったです。

取り出しもしやすくなりましたからね。

4K動画対応

僕はデジタル一眼カメラでも動画を撮影するので、せっかくだから4Kで動画を作りたいのですが、SPARKが対応していないので仕方なくフルHDでの動画作成になっていました。

小さく持ち運びしやすさを考えると仕方ないと思っていたのですがMAVIC AIRは携帯性が上がった上、4Kに対応してくれたのが良かったです。

ただ、フレームレートが30Pだけでなく60Pも対応してくれたら嬉しかったのですが、さすがにそこまで対応ができなかったようですね。まぁ、この辺は仕方ないですけどね。

加えてイメージセンササイズも1/2.3CMOSセンサーなので1インチぐらいになってくれると嬉しいですw

実際の飛行時間は15分ほど

カタログ上の飛行可能時間は21分ですが、実際に飛ばしてみたところ、15分が限界でした。

これは、スポーツモードを使い最高18.2m/s(時速65.5km)でガンガン飛ばしていての時間なので、もっとエコな操作をしたら2分ぐらい伸びそうです。

また、15分時点では、画面に表示されている残りの飛行時間は3分ほどありましたが、自動でリターンホームが起動したので飛行を辞めました。

エコな操縦をしてリターンホームを無視すれば21分に近い飛行は可能そうです。危険ですが。

8Gの内蔵メモリ

MAVIC AIRから内蔵メモリが搭載され、8GBまでなら機体に保存できるようになりました。

4K動画で撮影したら11分で容量が一杯になり、音声案内が出て録画が終了。

やはり4Kはファイルサイズが大きいですね。

もっと撮影するなら別でMicro SDカードを用意する必要があります。

電波しっかり

電波の送受信強度が上がったということで、飛行中に送られてくる動画もスムースに見ることができています。

SPARKは高度100m、水平距離300mを超えた辺りから電波の受信ができなくなる時があり、肝を冷やした経験が何度もあるのですが、MAVIC AIRで高度150m、水平距離500mまで飛ばしましたが、電波が途切れること無く飛行できています。

公式スペックでは、4km(日本では電波法により2km)まで届くようですが、さすがに怖くてそこまで飛ばせませんw

それに、目視できるのは400〜500mぐらいまでです。

サイズが小さいのでそれ以上遠くへ飛ばすと見えなくなるので、4kmまで届くのなら十分な電波強度ということですね。

障害物感知センサーが後ろにも付いた

SPARKは障害物感知センサーが前にしか付いていないので、後ろ向きに飛行させた時、障害物があっても回避できません。

以前、SPARKの自動操縦システム「インテリジェントフライトモード」で、自分の後をついてくる機能を使おうとしたら、間違ってSPARKが後ろに自動飛行するモードを選んでしまい墜落させてしまったことがあります。

後方感知センサーが付いていたら回避できていたのにと悔やまれます…。

幸い落ちた所が草むらだったので地面に叩きつけられること無く無傷で無事だったので良かったです。

因みにその映像はこの動画の最後に使っています。後ろに飛行をはじめて「あれ?」となって思考停止している僕をご覧くださいw

USB-C給電はできない

MAVIC AIRは本体にUSB-Cが付いています。

USB-C経由で充電できるかと思いましたが、充電することはできませんでした。

充電するにはバッテリーを外してAC電源に繋ぐ必要があります。

この辺はちょっと面倒ですね。

あと、バッテリーパックを外すのに足を全て展開しないと外せないのもちょっと面倒です。

たたんだ時の持ち方が難しい

MAVIC AIRはたたんだ状態だと、側面の四隅にプロペラがくるのでちょっと持ちにくいです。

こんな感じで真横から持つとプロペラが指に食い込んで痛い。
プロペラの食い込み

カメラ側をこうやって持つと、
カバーの爪が痛い

裏側のジンバルカバーを外す爪が指にあたって痛い。
カメラ皮を持つ

最終的に後ろ側を持つのが良いという結論に至りました。
痛くない持ち方

プロペラが四隅にあるので、たたんだ状態での取り回しがちょっと面倒です。

おわりに

4K60Pと飛行時間をもっと伸ばして欲しいという希望がありますが、それはかなりの高望みなので目をつぶります。

その他の、飛行性能や軽量コンパクトで携帯性抜群なところを考えると、旅のお供に最強の一台だと言えます。

MAVIC PROのカメラ性能とSPARKのコンパクトさをいいとこ取りしたMAVIC AIRは、ドローンのひとつの完成形です。

持ち運びしやすいので、色んな所へ行って沢山撮影していきたいと思います!

サポートが充実した公式のDJIオンラインストアでも購入できます。

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