sonyのビデオカメラ「ハンディカム」の良いとこ悪いとこ
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子どもたちのサッカーの試合動画を撮るために「SONY Handycam HDR-CX670」を購入しました。
決め手は「空間光学手ブレ補正」に惚れたから。デジタル処理で手ブレを軽減する光学手ブレ補正に加え、レンズ自体を宙に浮いた状態にし、物理的にブレを吸収する仕組みに驚きました。
ビデオカメラを手にするのは10年以上振りなのでその進化にも驚愕しましたし、そんなこともできないの!?と、がっかりしたところもありますので紹介します。
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2016年5月追記:ビデオカメラって風切音が結構凄いんですよね。そこで、ビデオカメラの風切音対策について記事を書きました。ハンディカムなら簡単に対策できます!
「ソニーハンディカムで風切音を激減させる方法 | 経験知」
良いとこ
まずは良い所から。主にハード面が挙げられる。
空間光学手ブレ補正
ビデオ撮影において手ブレは最大の敵で、せっかく撮った映像も家で見たら手ブレがひどく軽く酔った気持ちにさえなる。
HDR-CX670に搭載されている空間光学手ブレ補正では、通常倍率時もそうだが、ズームをマックスにした際の手ブレがかなり軽減軽減される。
レンズ自体が浮いた様に設計されているので、カメラ本体が動いてもレンズはその場に居ようとするのでブレが軽減できる。
ズームした際の映像も、通常の手ブレは機敏にガクガクっと動くのに対し、空間光学手ブレ補正だと滑らかに揺れるだけなので映像を見ていて酔うことはない。
実際に使ってみると分かるのだが、手ブレしないようにじっとしていても手が動いているのに、映像は自分の手の震えと連動していないことに驚くはずだ。
ポートのカバーがしっかりしている
HDMIやmicroSD、microUSBポートなど、外部接続するためのポートのカバーが「パカッ!」と気持よく開け閉めできる。
僕の記憶ではこの手のカバーは、引っこ抜いた後にプラ〜ンとぶら下がり、使い込むに連れてハマりが悪くなる印象があった。
この改善により、使い込んでもポートがカバーできないということは無さそう。
本体にUSBが付いている
HDR-CX670を買って最も感心したことの1つで、本体からUSB端子が出ているので、USBケーブルを持ち歩かなくてもHDR-CX670から直接パソコンに繋ぐことができる。但し、長さが5cmほどしかないのでかなり窮屈になるが、緊急の際は重宝する。
その収納方法も関心した。本体からケーブルが出るととても邪魔なのが、本体を持つ際の補助ベルトに収納できるようになっている。
USB給電ができる
USB接続が可能なので、ACアダプタとは別にパソコンからも充電が可能。
充電時間は、同梱されているバッテリー「NP-FV50」において、ACアダプタが2時間45分に対してパソコンから充電した場合は5時間5分。
USB給電ができるということはスマホ用のモバイルバッテリーで充電できるのでは?と考えcheeroのモバイルバッテリーを試してみたところバッチリ充電できた!
モバイルバッテリーで充電しながらの撮影は流石にできないが、上手く使えば予備バッテリーを買う必要がなくなる。現に僕は予備バッテリーは買わず、モバイルバッテリーだけでなんとかなっている。
悪いとこ
使っていて気に入らない点を紹介。
純正ソフトがmp4の60pの取り込みに対応していない
ソニーの純正ソフト「PlayMemories Home」で動画を取り込むとmp4へ自動で変換してくれるのだが、せっかくフレームレートを60pまたは60iで撮影した動画が30pになってしまう。せっかくの画質がもったいない。
Macで60pのまま取り込むにはimovieを使用するか、自動変換せず、元のファイルを読み込む必要がある。
マイボイスキャンセリングが常時ONにできない
動画撮影にありがちなのが、撮影者の声が入りまくって後で見た時にうるさくなってしまうこと。マイボイスキャンセリングを使うと撮影者の声を抑えて撮影することができる。
この機能は液晶画面を開いた本体部分にボタンがあり、押すと有効になる。
しかし、液晶を閉じたり電源をオフにするとこの機能は自動で無効になってしまう。これはサーポートにメールで問い合わせをしたところこのような返信があった。
誠に恐れ入りますが、マイボイスキャンセリングの機能は
電源を切ると、無効になる仕様となっております。そのため、お手数ですが、撮影ごとに液晶画面のアイコンで
有効になっているか確認の上、ご利用いただきますよう
お願いいたします。
撮影の度にオンにするのはとても面倒く、忘れてしまいがち。
撮った動画をより良くできる素晴らしい機能なのに、この仕様は非常に残念だ。
併せて買ったモノ
空間光学手ブレ補正ではレンズへのホコリやゴミの侵入が心配なので「ソニー MCプロテクター VF-K46MP」を購入。
ソニー ハンディカム用レンズプロテクター VF-K46MP レビュー
おわりに
ビデオカメラの進化はものすごいというのが素直な感想です。
手ブレ防止や画質の美しさ、本体の細かい部分の使いやすさなどのハード面は流石ソニーだなと感心しました。
しかし、悪いとこで挙げたようなちょっとしたソフト面での不満が多々あります。ソニーからiPodやiPhoneが誕生しなかった理由を実感した瞬間でした。
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