スタンディングデスクを2年使ってわかった注意点
※本ページはプロモーションが含まれていますスタンディングデスクで作業をするようになって2年以上経ちました。
使っているスタンディングデスクは、ニトリの昇降デスクマーフィーです。
一日中座っての作業は健康に悪いというのと、坐骨神経痛で長時間座ってるのが辛いということでスタンディングデスクを導入しました。
一般的に健康に良いとされるスタンディングデスクですが、気をつけないと使わないと逆に体を痛めてしまうことに、2年以上使ってみて気が付きました。
この記事では、スタンディングデスクで作業する上で注意すべき点を紹介します。
姿勢による体のバランスの崩れ
一番の注意点は、立っている姿勢による体のバランスの崩れです。
立ち方で体の複数の部分を「痛めた」、「痛めそう」になりました。
かかと重心はかかとを痛める
スタンディングデスクにしてから、特に姿勢を意識せずに作業していたのですが、僕の無意識の姿勢はかかとに重心があるようで、左のかかとが痛くなりました。
後から考えてみると、かかとに圧がかかっているのを実感していましたが、特に問題があるとは思っていなかったためその状態を続けていたのが痛めた原因です。
この痛みはじんわりとした痛みで、歩く度に鈍い痛みがしました。
歩けないほどの痛さではないのですが、一歩一歩感じる鈍い痛みは不快です。
この痛みはしぶとく、完治するまで1ヶ月ぐらいかかりました。
その間はスタンディングをするのを控え、座っての作業となっていたので「スタンディングデスクを買った意味ないな~」なんて思ったりしてましたからね。
この件を機に、スタンディングデスクで作業する姿勢に意識を向けるようになりました。
対策としては、重心をかかとに乗せるのはなく、つま先の方に体重を乗せるようにし、かかとが軽く浮いた状態、あるいは地面と触れているだけの状態にすることで行っています。
腰痛注意
一日中椅子に座っていると腰痛の原因になりますが、立った状態での作業も腰痛になる可能性があります。
ちゃんとした姿勢で立っていれば腰に負担がかかることは殆どないのですが、お腹が前に出た状態で立っていると、腰に負担がかかっているのがわかります。
かかとに重心を乗せない立ち方をしていると、無意識にその状態になりやすいので腰の状態は注意しています。
腰にコルセットを巻くと多少楽になるので、腰に違和感が出てきたらコルセットを使うのもアリ。
腹筋と背筋のバランスも大事だと思うので、体幹トレーニングと腹筋背筋は毎日やってます。
片足重心注意
ずっと同じ状態で立っていると、どうしても片足重心になってしまいます。
両足に均等に体重をかけるのが良いのですが、その状態を維持するのもきついので、片足に重心をかけて立ってしまいたくなるんですよね。
僕はO脚なのですが、長時間片足に体重をかけていると、O脚がひどくなりそうな感じがします。
これも、片足に重心がかかりすぎないよう、意識的にこまめに左右切り替えて対応中です。
ヒザの痛みに注意
立っていると、どんな体勢 でもヒザに負担がかかってしまいます。
片足に体重を乗せると尚更で、ヒザへのダメージは深刻です。
僕は運動でヒザを軽く痛めているので、 長時間の立ち姿勢はかなり堪えます。
更に、片方のヒザが痛くなったら、あるいは痛くなりそうになったら反対の足に体重を掛けてしまい、反対のヒザも痛くなるという悪いループになってしまうので要注意です。
立ちと座りを交互にする
上記体勢に関する対策として、立ちっぱなし座りっぱなしは避けるようにしました。
座る時間を30~1時間、経つ時間を30分前後ぐらいが個人的に良い感じです。
座りの時間をちょっと長めに。
立ち座りを繰り返すと、問題になるのが机の上げ下げです。
僕の使っているマーフィーは手で上げ下げするタイプなので、立ち座りを切り替える度に回していたらめんどくさいです。
たとえ電動だとしても、作業中に机を昇降させるのは、時間が多少かかり、集中力が切れてしまいます。
この解決策として、スタンディングチェアを使うことにしました。
机は立った状態でピッタリの高さにしておき、座りたいときは高めのスタンディングチェアをつかうという感じです。
スタンディングチェアは、高さがちょっと高めなので座る時に「よっこいしょ」という感じで登るような感じで腰掛け、立つと邪魔なので少し後ろに下げたりする必要があるのが手間ですが、机を上げ下げするよりかは遥かに楽です。
サッと切り替えられるので、体勢を変えたくなった時に集中力を切らさず切り替えられます。
立ちっぱなしも座りっぱなしも体に悪いことを実感できたので、スタンディングデスクとスタンディングチェアの組み合わせで快適に作業できるようになりました。
因みに僕が使っているスタンディングチェアは、モグのカウンタースツールです。
おわりに
不健康にならないためにスタンディングデスクが注目されていますが、漠然とスタンディングデスクを導入すると、僕みたいにかかとやヒザ、腰を痛めてしまいます。
なるべく同じ体勢を続けないよう、適度なポジションチェンジをして作業するのが良いという結論に至りました。