香港を旅行する時に知っておかないと危険なこと
※本ページはプロモーションが含まれています日本から5時間前後で行ける香港は、密集したビル群の夜景や屋台のショッピング、グルメなど見どころ満載です。
しかし、海外なので日本では当たり前のものが無かったり、方式が違うものもいろいろあります。
中には知っておかないと危険なものがあるので、この記事では、僕が実際に香港に行って最初に知っておきたかったことを紹介します。
1つの横断歩道に歩行者用の信号機が2つある
香港の道路を横断する時、道路の真ん中と反対側の2箇所に歩行者用の信号機が設置されている場所があります。
日本では反対側の横断歩道を見て青になれば一気に渡れますが、香港の歩行者用の信号機が2つ横断歩道では、一旦道の真中まで進み、その後反対側まで進みます。
道の真中の歩行者用の信号機を見て青になったら道の真中まで進み、その後反対側の歩行者用の信号機が青になったら渡るという手順です。
日本の感覚で反対側の歩行者用の信号機を見てしまい、青になったからと言って渡りはじめると道の真中の信号は赤なので車はガンガン通っているため事故につながってしまいます。
僕はこれで2度ほど死にかけました。
横断歩道の反対側の信号が点滅していたので急いで渡ろうとしたら、凄いスピードで車が目の前を通り慌てて止まる。ということがありましたからね。
更にタチが悪いのが、日本のように反対側の歩行者用信号機で一気に反対側まで渡れる横断歩道もあることです。
街なかの景色を楽しみながら歩いていると信号機への注意が散漫になってしまうので、信号機が2つある横断歩道を見逃してしまうんですよ…。
香港は運転も荒いので、道を渡るときは信号機がある横断歩道で信号機をちゃんと見て渡ってください。
地下鉄・コンビニに公衆トイレが無い
香港の移動手段に便利な地下鉄ですが、公衆トイレがありません。
日本では鉄道の駅に公衆トイレがあるのは当たり前なので、「地下鉄でトイレへ行けばいいか」と思ってギリギリの状態で地下鉄の駅へ行ったらトイレがなくてかなり危険な状態になってしまいましたorz
結局一旦地上へ出てマクドナルドのトイレへ駆け込み事なきを得ましたが、地下鉄をトイレの当てにしていると大変なことになるので注意してください。
地下鉄に限らず、香港は公衆トイレが少なく、いざとなったらマクドナルドや吉野家、大型ショッピングセンターなどのトイレを使うとよいです。
大型ショッピングセンターのトイレは表記はありますが、従業員通路など分かりにくい場所にあるので見つけるのに時間がかかります。
香港にはセブンイレブンやサークルKがいたるところにありますが、日本より遥かに狭い店内でトイレは付いていません。コンビニトイレが使えないのも痛い…。
どうしてもトイレに行きたくなった時の最終手段は、施設の従業員に尋ねることです。
地下鉄でも従業員用のトイレがあるので、駅員に頼めば従業員用のトイレへ連れて行ってくれるようです。他の施設でも従業員が使うトイレがあるはずなので、従業員に頼み込むという最終手段を知っておくと良いです。
トイレを借りるときはこんな感じで聞けばOKです。
ビルの構造が複雑
香港のビルに入ると構造が複雑でイラッとします。
通路は入り組んでいてフロアマップを見ても現在地がわからないし、分かったとしても方向が分かりにくいです。
更に使いにくいのがエスカレーター。1階上がると次の階に上がるエスカレーターは別の場所にあるので、1階上がるごとに次の回へ上がるエスカレーターを探さなければなりません。
これによって、エスカレーターで5階へ上がるというのはかなり難易度が高いので、離れた階へ行く場合はエレベーターを使ったほうが良いです。
案内板は信用できない
駅構内やビルを歩いていて困るのが案内板がちゃんと案内してくれていない事が多々あることです。
例えば九龍駅でのこの看板。通路は緩やかに右にカーブしているのですが、案内板を見ると…。
左や左斜め前へ進めという指示が…。
バカなの?
こんな感じのテキトーな案内がいたるところにあるので、香港の建物は本当に迷いやすいです。
新しい建物ほどテキトーさが顕著になっているのが本当に残念…。
香港は未だ開発中でまだまだ伸びていくでしょうが、道案内のような細かいところまで記が配られていないのが先行きを不安にさせます。
ビルの1階はグランドフロア
香港はイギリス領だったので、ビルの1階はグランドフロアの「G」表示で、日本の2階部分が1階(1F)になります。
泊まったホテルの受付が2Fだったのですが、僕はこれを知らなかったので2階を探し続けて見つけられませんでした。
2Fということは日本では3階のことですからね。
部屋から外へ出る時のエレベーターも注意してください。
日本の感覚で「1」を押してしまうと日本の2階部分に降りてしまうので、「G」を押すようにしましょう。
歩きタバコが酷すぎる
香港は飲食店や室内は禁煙のようですが、歩きタバコをしている人が多く、街中の空気は最悪です。
禁煙の飲食店で食べていても、外でタバコを吸っている人の煙が店内に入ってきてせっかくの料理が不味くなるいう体験を何回もしています。
大きい道路の交差点には必ずと言っていいほど灰皿があり、そこで立ち止まって吸っている人や灰皿からのニオイがめちゃくちゃ臭いです。
交差点なので信号待ちをするために止まる事はよくあるので、信号待ち時間のタバコの煙は拷問そのものです。
ほとんどの人がタバコを吸っているので、人通りの多い所へ行くと前を歩いている人の煙が来たり、すれ違いざまに煙をかぶったりと散々ですからね…。
タバコ嫌いの人は覚悟して行ってください。
おわりに
僕が香港に行って先に知っておきたかったことを紹介しました。
特に横断歩道は注意喚起しているガイドブックやサイトは殆どなかったので、現地で知ってかなり焦りました。
横断歩道は命にかかわることなので、最新の注意を払って渡ってくださいね。