効率的に日本語を英語にすための順番
※本ページはプロモーションが含まれています日本語を英語に訳す時、どのような手順で訳していますか?
僕はひたすら文章を覚え、問題文を解くことでなんとなく雰囲気を掴み、感覚で英訳していました。
英訳の順番としてはこんな感じです。
- 英訳
日本語をワンステップで英訳しています。
そのため、語順が間違っていたり、全く違う文なっているなど、暗記と問題を繰り返し解かないと英訳できず、効率の悪い勉強をしていました。
しかし、英語には文の型は5つしか存在しないので、その並べ方を理解すれば英語の1文は簡単に理解できます。
5つの文型を理解していると、英訳はこのような順番で行います。
- 日本語から「主語」「動詞」「目的語」「補語」「その他」を探す
- 5文型の中から、文が当てはまる文型の順で並べ替える
- 「主語」「動詞」「目的語」「補語」をそれぞれ英語に訳す
順番が増えた分めんどくさいかもしれませんが、この手順通りにやっていくと面白いように英訳ができるようになります。
英訳の例
5文型は後で説明しますので、まず、実際に「私はボールを持っています」という文を訳してみましょう。
ワンステップで訳すとこうなります。
↓
I have a ball
5文型を理解した訳だとこのようになります。
1.「主語」「動詞」「目的語」「補語」「その他」を探す
主語:私は
目的語:ボールを
動詞:持っています
日本語をこのように分解できます。
2. 5文型の中から、文が当てはまる文型の順で並べ替える
「主語」「目的語」「動詞」が入っている文なので、第3文型だとわかります。
英語の第3文型は、
「主語」「動詞」「目的語」
の順なので、英語の語順で並べ替えると、
「私は」「持っています」「ボールを」
という順番に並べ替えることができます。
「主語」「動詞」「目的語」「補語」「その他」をそれぞれ英語に訳す
各項目を英語にします。
私は→I
持っています→have
ボールを→a ball
なので、
となります。
英語を学ぶ順番
ワンステップで訳すとなんでそうなるのか分かりにくいですが、5文型を使って訳すと一文の流れがとても理解しやすくなります。
そして、この手順を使うと、英語の勉強方法が単純化されます。
- 日本語から「主語」「動詞」「目的語」「補語」「その他」を探す
- 5文型の中から、文が当てはまる文型の順で並べ替える
1、2は比較的簡単に覚えることができます。
日本語を5つに分解し、5つの文型の中から合うものを選べばいいので、覚えることは殆どありません。
なので、あとは
「主語」「動詞」「目的語」「補語」「その他」をそれぞれ英語に訳する。
をひたすら勉強すれば良いことになります。
そして、分解されたものを訳せばよいだけなので、英訳の負担が一気に減るのです。
ワンステップで英訳する場合は文全体を見て訳すので、長文だと途中でこんがらがってわからなくなりますが、分解した単語(あるいは短い一文)を訳すのは、一文を一気に訳すのより遥かに簡単です。
英語を学ぶ順番は、
- 日本語から「主語」「動詞」「目的語」「補語」「その他」を探せるようにする。
- 5文型を覚え、日本文がどの文型かわかるようにする。
- 「主語」「動詞」「目的語」「補語」をそれぞれ英語に訳せるようにする。
という順番で学ぶのが効率的で身につきやすいです。
おわりに
英訳は感覚で訳してきましたが、このように文の順番を「理解」しながら訳すととてもわかりやすいです。
この方法で勉強手順だと、「動詞」部分を英訳する、「目的語」部分を英訳する、というピンポイントの英訳をすればいいので、学ぶべき場所が明確になり、勉強効率がとても上がりました。
今までは全体をぼんやり眺めてぼんやり英訳していたから結果が出にくかったんですね。
学生時代にこれを理解しておきたかった…。
続きの記事 → 英訳のために日本語の主語、動詞、目的語、補語を見つける方法
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