カナヘイのイラスト書きかた帳レビュー!カナヘイさん好きのイラストを勉強したい人におすすめ!
※本ページはプロモーションが含まれていますiPad Pro + Apple Pencil 2 でイラストを描き始めたのですが、絵は30年近く描いていなかったので全くもって素人です。
イラストの描き方を本を使ってしっかり学ぼうとしたのですが、Amazon を見ても書店を見ても、イラスト教授本は無数にあり、どの本を選ぼうか本当に迷いました。
調べているうちに、僕の好きなイラストレーターのカナヘイさんがイラストの描き方指南本を出していることを知り、「これだ!」と思い購入。
実際に読んでみましたので感想を紹介します。
僕がイラストを描こうとした理由
僕はブログを書いていて、「イラストを描けたら、アイキャッチや挿絵の幅が広がって良いな」と、常々思っていたのですが、絵心がないので無理だと諦めていました。
カナヘイさんのイラストは2016年ぐらいに知り、ビスケとうさぎが好きでフォローし、行けるイベントには参加しています。
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イラストを描きたいけど無理だと諦めている自分を認識しつつ、カナヘイさんのイラストを見ていると、失礼だしそんな簡単なものじゃないと痛いほど理解しているのですが、
「カナヘイさんテイストのイラストなら頑張れば似た感じのオリジナルイラストを描けるようになるかも」
と思うようになり、iPad Proを既に持っていたのでApple Pencil 2を買い足してイラストを描くことを決意。
そしてカナヘイさんの「カナヘイのイラスト描きかた帳」を購入してさっそくよんだのですが、「はじめに」の部分で、
でも私の絵は、「イラストを描き始めるキッカケ」になりやすい絵なんじゃないかと思っています。
絵が苦手な人は、お手本を見て「こんなの自分には描けない…」とあきらめてしまいがちです。
その点、私の絵はよく「マネしやすそう」と言われます。笑
イラストを描き始めるキッカケP2~3
と書かれていて、まさに自分のことを言い当てられていて「ドキッ」としましたw
更に、
「これならマネできるかも!」は、実はイラストをはじめる上でとても重要なキッカケなのです。
この本ではいつも以上に「簡単そう」を意識してお手本イラストを描きました。
それにプラスして、ちょっとしたコツtか、自分なりのポイントも盛り込んであります。
だからのこ本を手にとって、
かわいい~!
これなら私にも描けそう~!
描いてみよ~!
と思ってもらえたら、私はすごく嬉しいです。
イラストを描き始めるキッカケP3
とも書かれていて、イラストを描きたいと思う気持ちが更に高まりました!
カナヘイさんのイラストは、簡単な線で書かれているので一見簡単そうですが、簡単な線だからこその難しさがあります。
それは十二分に理解しているので、心してイラストを学んでいきたいと思います。
ピスケのカワイさを表現するのは難しいです。
読んでみて良かったところ
読んでみて良かったところ、勉強になったところを紹介します。
簡単に書き始められる
イラストや絵をを描く難しさって、「モノや人物をそれぞれ個別に描かなければならない」的な先入観が原因だ。と、この本を読んで気づきました。
例えば、動物や人の顔を描くとき、ベースとなる輪郭一つを決めることで、様々な動物や人の顔を描く方法が紹介されています。
本書では、大福型の輪郭をベースに、ブタやたぬき、キツネ、ネコ、イヌ、うさぎなど、たくさんの例が描かれています。
動物や人間を描くとき、輪郭が難しくて変なバランスになってしまうのですが、この方法だと、簡単だしカワイイし短時間でたくさん描けるのが良いなと思いました。
サクッと書いてそれなりの結果が出るのは楽しいです。
こういう積み重ねでイラスがうまくなっていくんだなと勝手に解釈しています。
バランスの書き方指南
僕が描いたイラストは、「なんか変だな」と常々思っていたのですが、この本を読んで「顔と体のバランスが悪いからだ」ということに気づきました。
どのようなバランスで書けばよいか、補助線の使い方と併せて紹介されているのが勉強になります。
こういう補助線を全く使わないで描いてきたので、これからは使ってみよう。
iPadだと、レイヤーを分ければ補助線を表示・非表示が簡単にできるのがめっちゃ便利!
イラスト盛りだくさんでトレース材料がいっぱい
イラストを見ながら描くのも良いですが、僕はiPadを使っているため、写真で撮ってその上からトレースするという練習をしています。
iPad版CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)でトレース用の画像を読み込み設定する手順
本書にはイラストが盛り沢山です。
トレース練習する材料がいっぱいあるので、たくさんトレースしてペンの運び方の練習をしまくりたいと思います!
配色
この本のイラストをトレースしていて、「カナヘイさんのイラストのカワイさは、線だけでなく色も重要なんだ」ということに気づきました。
線をトレースすると、ほぼカナヘイさんの線でイラストが書けるのですが、どこか物足りない感じになります。
色を含めた上での「カワイさ」なんだと発見しました。
本書では、配色についても書かれているので、色を選ぶ際の参考になります。
僕は配色に関しても苦手意識があるので、この辺もゆくゆくは身に付けないとなと思っています。
残念だったところ
本書を読んで残念だったところも紹介します。
大福の描き方を知りたかった
大福をベースとしたイラストの描き方がたくさんあり、大福の汎用性の高さを認識できたのですが、その大福を描くのが難しい。
いざ描いてみると、バランスが悪く左右対称に描くのが難しいです。
カナヘイさんは、大福のどの部分から描き始めているとか、左右対称に描くコツとか書かれていると、僕みたいなガチのイラスト初心者にはありがたいなと思いました。
この辺は、トレースしまくって感覚で覚えていきたいと思います。
配色のカラーコードも書いてほしかった
配色のページでは、色は印刷されていますが、カラーコードが書かれていないので、iPadやPCで描くときに困ります。
色ってわずかに違うだけで印象が変わってしまうので、紹介されている色を手探りで探すと「なんか違う」と思ってしまうんですよね。
配色例にはカラーコードがあったら嬉しかったです。
おわりに
イラスト指南本は本当にたくさんあるのでどれを買ってよいかわからなかったのですが、自分が好きなイラストレーターさんの指南本があってラッキーでした!
自分の好きなイラストなら楽しくイラストの練習ができますからね。
カナヘイさんを知らなくても、イラストのテイストが気に入ったのならオススメの一冊です!