富山市内をのんびり観光。富山の良さをじんわり実感。岐阜・富山・新潟車中泊4日目
※本ページはプロモーションが含まれています岐阜・富山・新潟車中泊4日目。
前日の記事では、欅平へ行く予定でしたが、記事を書いた後にいろいろ調べてみると、5月中旬は雪で楽しめそうになく、6月中旬頃からの方が良いようです。
天気予報を見ると、今日は雨予報だったのが晴れに変わっていたので、もう一度富山市内の展望の良い場所から立山連峰を眺めたいと思い、もう一日富山市内に残ることにしました。
それではまったり4日目行ってみましょう。
清々しい朝
前日の車中泊場所は、富山市内と立山連峰を一望できるという呉羽山公園展望台。
前日の夜は、激しい雨が降ったり止んだりしていた。
激しい雨が降っているときは、車の天井に雨が打ち付け、その凄まじい音で何回か目が覚める。
ようやく朝になると、雲間から朝日がキレイに差し込んでいた。
車のスライドドアを開けたまま、寝床に寝転がって絶景を楽しむ。銅像めっちゃカッコイイw
雨が降った後なので、キレイな清々しい空気がとても気持ち良い。
今日は天気になって立山連峰よく見えると良いな〜と思ってたら。
土砂降りwww
雨は降ったり止んだりしていて、立山連峰の雲は晴れそうにない。
どうしようか考えていると、昨日行ったけど休館日だった富山県美術館に行くことにした。
富山県美術館
今日はちゃんと開いていた。
受付で入場券を買おうとすると、受付のお姉さんから今日は無料だと伝えられる。
ラッキー!と思いつつ展示場へ行ってみると…
こんな感じ。
白い壁とボードという高度な作品かな?
部屋を間違えたのかな?
バカには見えないのかな?
などいろいろ考えたが、実はまだ完全に開館していないらしい。
2017年8月26日に開館になっている。
今(2017年5月11日)は一部の施設が開放されているだけのようで、展示はまだされていないのだorz
でも、建物の構造や装飾が素晴らしくて、それらを見てるだけでも十分楽しめた。
廊下は天井が高く、壁の木の存在感がすごい。
ガラスが大きいので展望ももの凄く良く、椅子が置いてあるのでゆっくり富山市内を眺められる。本当なら立山連峰が見えているはずだが、あいにくの天気で全く見えない…。
言葉の壁は名言が壁一面に書かれていて、ついつい読み込んでしまう。
3Dアートの部屋では、機械の前で踊ると人間の手を認識して空間に絵を描けるコーナーがあった。
他に誰もいなかったので、一人で試しまくってみた。
画面の前で手を動かすとこのように描ける。カメラを持ったまま撮ったので画面揺れに注意。
最終的には色を変える方法も発見し、こんな感じに描けた。
因みに色を変えるには、一度範囲外に出てから戻ってくると別の色に変わっている。
色の選択はできないようだ。
オノマトペの屋上
屋上には、「オノマトペの屋上」があり、各オノマトペに合わせたアート作品のような遊具のような物がある。
つるつる。
ぷりぷり。うん○ですね。
ふわふわ。トランポリンみたいになっているのかな?
屋上に出てすぐ激しい雨降ってきたのでちゃんと撮れていない。
幼稚園児たちが最強に楽しそうに遊んでいたので、子供を連れてくるのに良さそうだ。
トイレの悪夢
富山県美術館のトイレのUXには問題がある。
トイレの案内表示を頼りに、トイレのある方へ進んでみると、
この先はもうトイレの中で、小便器を探すが、無い。
どこにもない。
両サイド大便器。
!?
女子トイレ入っちまった((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
な…何を言っているのかわからねーと思うが、おれも何をされたのか、わからなかった…
角度を変えた写真がこちら。
直角に曲がって入るのなら女子トイレマークは目につくのだが、最短距離の斜めに入っていくと死角になり見えないのだ。
男と女のマーク一緒に並んで、その先に通路があったら、通路の先に男子トイレと女子トイレがあると思うでしょ!
写真を撮り忘れてしまったが、男子トイレはこの手前に女子トイレのように奥まった形であり、トイレに向かないと男マークは見えず、普通に歩いていたら気づくことはできない。
男子トイレの案内マークが無いんだもの。
富山県美術館はいろいろ計算されて、長い時間をかけ、新しい取り組みを入れているのはよく理解できたが(できるまでのドキュメンタリーを見られる部屋があるので、そこで感心していた。)これはダメでしょ。
間違って女子トイレに入る人多発の予感。
環水公園
富山駅の近くで昼飯を食べるため、環水公園を通って富山駅へ向かう。
富山県美術館で得た情報では、環水公園と富山県美術館が一直線になるように設計されているようで、天文橋を挟んで一直線になるとのこと。
ん〜よくわからんw
一直線になってるけど、もうちょっとすごいのを想像していた。
でも、改めて環水公園を見て見ると、細かいところまでダイナミックに設計されていることに気づく。
上記写真から反対を見ると、線が一直線に伸びている。
つまり、この直線は天門橋の中間に向かって伸び、その先の富山県美術館までを直線続きになっているのだ。
直線を辿ってみる。まだ伸びている。
終着点はこの玉。(というより始発点?)
かなり長い距離続いているので、富山市の芸術への力の入れ具合を実感できた。
富山すごいぞ。
富山ブラック再び
前日もお昼は富山ブラックだったが、今日も富山ブラックを食べた。
前日休みだった、富山ブラックの元祖と言われる「西町大喜 本店」へ。
富山駅からは20分ぐらい歩いたが、町並みを楽しみながら歩けたので問題なし。
「西町大喜 本店」の入り口は店の裏口のようで、ちょっと入りにくいw
ラーメンの小(750円)を注文して、先日の失敗を活かして小ライス(120円)を注文。
味は前日食べた喜八よりしょっぱさは少ないかな?
でも、他のラーメンと比べるとしょっぱさは遥かに上なので、ご飯とよく合う。
そしてチャーシューの量が多い。
麺と同じ配分で食べたつもりだが、チャーシューが残ってしまった。
とりあえず、富山ブラックの食べ方ができてよかった。
富山ブラックは、「旅先で現地のものを食べている」感がでるのが良い。
ガラス美術館
西町大喜 本店の近くにはガラス美術館があるので行ってきた。
富山は「ガラスの街とやま」を目指しているようなので、とても楽しみ。
「雲母Kira 平山郁夫とシルクロードのガラス展」が行われていて、メソポタミア文明のガラスから現代のガラスに至るまでの、様々な時代のガラスが展示されていた。
3000年前のガラス製品が目の前にある凄さと、製造方法の歴史に圧倒された。
てか、割れやすいガラス製品がそのままの形で残っているのが凄い。
昔の製法や技術、アイデアもスゴかったが、ガラスに不純物が入ってしまうのでどうしても透明にならない。
そんな中でも、少しずつ進化していっているのを実感できたのだが、産業革命以降のガラスを観ると、ガラスの精度(透明度や加工技術)の発展が凄まじく、人間の急激な進化にも驚かされた。
因みに、撮影禁止だったので写真はない。自分の目にしっかりと焼き付けてきた。
それにしても、美術館で展示物を見ている時に監視の人がスミに座っていて、その目線が気になってしまうのでなんとかしてほしいw
暗い部屋に入り、目の前にある展示物に目を取られていて、ふと左を見ると黒いスーツを着たお姉さんが黙って座っていたのはマジでビビった。
ビクッ!!と反応してしまったので、申し訳ない気持ちになってしまった。。。
路面電車
ガラス美術館の前には路面電車が走っていて、富山駅へ戻るのにせっかくだから乗ってみた。
電車の乗り方は、後ろから乗り、降りる時に200円(子供100円)を支払えば良いだけ。料金固定なのは分かりやすくてありがたい。
道の真中の駅で待っていると、
予定時刻の5分遅れで到着。バスと同じように、時間はそれほど正確じゃないのね。てか、新しくてカッケー!
車内もキレイで快適。
写真だと分かりにくいが、窓がでかくて外が見やすいのも良い!
15分かからずに富山駅前へ到着。
路面電車を満喫できた。
またまた環水公園を通り車まで戻る。
通るたびに新しい発見があるんだよな〜
明日は新潟
明日はいよいよ新潟。
ガイドブックを買って行きたい場所を探す。
が、行きたい場所が殆ど無いwww
てか、新潟横に長すぎでしょ。静岡より長いわ。
明日はどうしようかな〜
おわりに
富山はあまり期待していませんでしたが、環水公園や芸術、ガラスに特化した街づくりはコンセプトが一貫していて、街の至る所でそれを感じられたのが良かったです。
更に、街のスペースの使い方が大胆で良いなと感じました。
主要道路の歩道の道幅は広く歩きやすいし、建物内もゆったりとした広さは開放的で良かったです。
最初は、
「人全然いないのにこんなにスペースとっても無駄じゃんwww」
とか思っていましたが、この開放感が素晴らしいんですね。
富山の人が東京行ったら狭すぎて発狂するのではないでしょうか。
続きの記事 → 新潟県のヒスイ峡を独り占め!自然を大満喫してきた。岐阜・富山・新潟車中泊5日目