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FXにおけるチャートとは?相場の動向がひと目で分かるグラフ

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チャートとは

FXにおけるチャートは、お金の値段の動きをグラフに表したものです。

チャートは、テクニカル分析に無くてはならないものなので、どのようなチャートがあるのかしっかり把握しておきましょう。

テクニカル分析とは
テクニカル指標を利用し、今後のトレンドがどのように変化するかを考える短期的な分析手法です。テクニカル分析とは?

この記事では、チャートについて詳しく紹介します。

ローソク足チャート

ローソク足チャート

ローソク足が集合したチャートで、価格の動きをひと目見てわかるように表したチャートです。

ローソク足とは_
一定期間の価格の「始値」「高値」「安値」「終値」を見やすく表示したもので、テクニカル指標の代表的な指標です。ローソク足とは?

FXのみならず株など他の投資でも使われる代表的なチャートとなっています。

ローソク足チャートの特徴は、ひと目見たときの印象で、相場が上昇しているのか、下降しているのか判断できるところです。

ちなみに、ローソク足は、江戸時代に出羽国の本間宗久が発案した日本発のチャートで、投資において、世界中で一番使われているチャートなんですよ。

縦軸、横軸の見方

ローソク足チャートは、縦軸が通貨の価格、横軸が時間になっています。
ローソク足チャートの縦軸と横軸

FXでの通貨の価格はスプレッドがあり、売値と買値がありますが、ローソク足チャートの縦軸の価格は、売値(BID)価格で表示される場合が多いです。

スプレッドとは?
FX会社から外国のお金を買う価格と売る価格の差のことです。スプレッドがFX会社への実質的な手数料になります。スプレッドとは?

時間足

ローソク足は、対象とする時間によって「1分足」や「日足」というように総称して呼ばれます。

日中足(にっちゅうあし)
1分足、5分足、1時間足、4時間足など、1日より短い時間足のことです。
日足(ひあし)
ひとつのローソク足が1日分の値動きを表しているチャートです。
週足(しゅうあし)
ひとつのローソク足が1週間分の値動きを表しているチャートです。
月足(つきあし)
1つのローソク足が1ヶ月分の値動きを表しているチャートです。

トレード手法による使い分け

トレード手法によって、主に使う時間足は変わってきます。

スキャルピング
1分足や5分足のような短い時間で値動きがわかる時間足を主に使います。
デイトレード
30分足や1時間など、スキャルピングより長めの時間足を主に使います。
スイングトレード
4時間足や日足などを主に使います。

日足や週足、月足などの長い時間足を見ることで、長期的な値動きの流れをつかむことができます。

書く日足の特徴を理解し、自分に合った日足を使い分けることが重要です。

TICKチャート

ティックチャート

TICK(ティック)チャートは、価格が動いたら更新されるチャートです。

どのような値動きで動いているのか細かく知りたい場合に重宝されます。

ただし、価格が動かないときは更新されないため、激しく動いているように見えても時間ベースでみると落ち着いた値動きになる場合もあるので注意が必要です。

TICKチャートは、指標発表時など、値動きが激しい時に、どのように値が動いているかを細く知るために使えます。

実際のチャート画面の操作

チャートの切替を、実際にどのように行うのかを僕が使っている外為ジャパンのチャート画面で紹介します。

ローソク足チャートの時間足の変更

チャート上部に時間足の時間が表示されているので、表示させたい時間をクリックするとチャートがその時間足に変更されます。
時間足の変更

TICKチャートへの変更

チャート上部の「TICK」をクリックすると、TICKチャートへ変更されます。
TICKチャートへ変更

複数のチャートを表示

もちろん、複数のチャートも同時に表示させることができます。外為ジャパンでは、「外為ジャパンFX PLUS」という無料ツールを使うことで、表示させたいチャートや時間足を自由に設定して表示させられます。
複数表示

ブラウザ上での操作になりますが、チャートの幅を変更したりドラッグ&ドロップで場所を入れ変えたり、とても柔軟にカスタマイズできます。

おわりに

チャートについて紹介しました。

チャートの見方、使い方でトレードの判断は大きく変わってきますので、どのようなチャートがあるのかしっかり把握しておきましょう。

続きの記事 → FXで使われる「銭」とは?

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