IFD注文とは?チャートを常に見られない人にオススメの取引方法
※本ページはプロモーションが含まれていますIFD(イフダン)注文は、いくらになったら新規注文をして、いくらになったら決済するというFXの一連の流れを自動で行う注文方法です。
この記事では、IFD注文について詳しく紹介します。
IFD注文
IFDは、「if Done」の略で、もし何円になったら新規注文をして、もし何円になったら決済注文をするということです。
1ドル99円まで下がったら新規で買いの注文をし、102円に上がったら売る。
というような取引を設定すると、指定価格になれば自動で取引をしてくれます。
指値注文、逆指値注文は注文が指定できるのが新規発注だけなのに対し、IFDは新規注文も決済注文もできるのが特徴です。
- 指値注文、逆指値注文とは
- 指値注文は、値段を指定して注文し、指定した値段になったら注文が約定する取引です。指値注文と逆指値注文とは?
IFD注文なら、常にチャートを見ている必要がなく、会社へ行きながら、家事をしながらFXができます。
実際の取引方法
僕が使っている外為ジャパンの発注画面で紹介します。
発注画面はこのような感じです。
- 注文タイプ
- IFD注文をしたいので「IFD」を選択
- 数量(Lot)
- 取引したいロット数を入力
- 売買
- 売りか買いの選択
- 執行条件
- 指値注文か逆指値注文か選択
- 注文レート
- 注文したい金額を入力
- 有効期限
- 注文の有効期限を入力。ここで指定した期間内に新規取引が約定しなかったら自動で注文が取り消されます。
「複合一時注文(新規)」に新規取引条件を入力し、「複合二次注文(決済)」に決済取引条件を入力します。
上記画像では、1ドル100円になったら買い、1ドル101円になったら売るという注文です。
入力が完了したら「発注する」をクリック。
確認画面が表示されるので、「注文する」をクリック。
これで注文完了です。
IFDの注文取消し
IFDの注文は、レートが指定きた金額になり取引が約定する前なら新規注文も決済注文も取り消すことができます。
また、新規発注は約定してしまった場合は、新規注文は取り消せませんが、決済前なら決済取引を取り消し、手動でトレードする、ということもできます。
損切りも併せて設定しておく
IFDは自動で取引してくれるので、チャートを見ずにそのまま放置する場合がほとんどだと思います。
自分が想定した通りにレートが変動してくれればよいのですが、予想と反対方向に値動きし、しかも急激な値動きだったら大変なことになります。
そうならないよう、損切りも設定し、不測の事態に損が広がらないように設定しておきましょう。
外為ジャパンの場合は、右上の歯車マークをクリックし、「損切」で設定できます。
おわりに
チャートの変動を常に見た状態で取引できないので不安なところもありますが、レート変動の大きな流れをつかめていたら、短時間の上げ下げに一喜一憂することなく、時間を有効に使える取引なので、使い所を見極めて使いましょう。
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