DJI SPARKのセットアップセミナーに参加して一足先に実機を操作してきた!実機の写真と操作感をレビュー!
※本ページはプロモーションが含まれています 2018/01/24:DJIの新型ドローン「MAVIC AIR」が発表されました!MAVIC PROのカメラ性能で更にコンパクトになって持ち運びやすくなった機体は超魅力的です! DJI MAVIC AIRが登場!価格や性能、発売日を紹介します。「DJI SPARK」を予約購入した人が参加できる「DJI SPARKのセットアップセミナー」に参加してきました!
DJI本社で、SPARKの操作説明やドローンを飛ばして良い場所など、いろいろ体験したり学んできましたよ〜!
その結果、ワクワクと興奮がフルMAXに!!
ひとつの商品にこれだけワクワクしたのは、レティナディスプレイに対応したiPhone4とプレイステーションVR以来です!
実際にSPARKに触れてきたり、疑問に思っていたことを中の人に聞いてきましたので、レビューと紹介をします。
DJIオンラインストアイベント会場
セミナーはDJI本社のショールーム奥で行われました。
ショールームにはDJIが今まで発売してきたドローンがズラッと。
SPARK(一番手前)も展示中!
セットアップセミナー
セットアップセミナーは、SPARKの説明から入りました。
Macお宝鑑定団さんが公開している、この動画の内容からのスタート。
事前にめっちゃ調べてきたので、既に知っている内容でしたが、実際にSPARKが目の前で飛んでいるのを見るのは興奮しますね!
動画で見るのとは別の感動があり、SPARKが飛んでいる音や風を感じるのはテンション上がります!
実際に操作を体験!
SPARKの説明の後は、実際にSPARKの操作!
スマホや送信機を使った操作は流石にできませんでしたが、SPARKの最大の特徴であるジェスチャー操作を体験できました!
SPARKの前(1mから2mの間ぐらい)に立ち、手の平をSPARKに向けると認識してくれます。
その時の手は、5本指を全て閉じた状態でないと認識しないようになっています。指が開いていると認識しません。
手の平をSPARKが認識している状態だと、LEDランプが緑色に点灯。
認識していない状態だと、赤になります。
SPARKの状態はLEDランプで確認できるので、今どのような状態なのか分かりやすいのが良いですね。
他にも、自撮り撮影をしたい時、SPARKに向かってこのようなポーズを取ると写真を撮影できます。
このときは、このポーズを認識してから3秒後に撮影するのですが、その際も緑色のLEDが点滅して撮影のタイミングを知らせてくれます。
LEDランプが何を表しているか覚える必要がありますが、SPARK本体を見るだけでどのような状態になっているのか把握できるのは良いですね。
LEDランプの状態一覧は説明書に書かれているようです。
フォースを使えるようになった
SPARKは手の平から1mの距離を保ちながらついてきます。
手の平を左へゆっくり動かすと、SPARKも左へゆっくり移動。
手の平をSPARKへ向けたまましゃがむと、SPARKもゆっくり下降。
手の平をSPARKへ向けたまま前へ進むと、SPARKは1mの距離を保ちながら後退。
この感覚は正にアレ。
スター・ウォーズのフォースそのものですよ!
前後左右に歩きながら操作すると、本当に自分にものを浮かせて動かす能力があるのでは?と、錯覚してしまいます。
リモコンを使わず自分の手のひらだけで操作できるのは本当に不思議な感覚です。
そして、自分の手のひらを追ってくるSPARKがなんかカワイイんですよね〜ちっちゃいからなおさらですよw
離陸
離陸は水平な地面からでもできますが、SPARKは手の平から離陸させることができます。
本体後ろの電源ボタンを二回「カチカチ」っと押し、手の平を平らにしてSPARKを手の上に置き手を伸ばしてSPARKに付いているカメラに自分の顔が映るよう手を伸ばす。
SPARKは人の顔を認識すると、プロペラを回しはじめ、しばらくすると離陸します。
この時、超重要なのが、プロペラに指が当たらないような持ち方をすること。
DJIのドローンは風にも負けないよう、強い回転数になっているので、回転しているプロペラに指が触れると…大変なことになります。
この件は、セミナーに参加して本当に良かったと実感しています。
人の説明なしに説明書を読んだだけで自分で飛ばしたら、電源を入れたり手のひらに載せるのに夢中で、指のことなんて考えない可能性があるからです。
SPARKが飛んでいるところを見ても、プロペラ部分が怖かったので、ちゃんとした持ち方を学べたのは最大の収穫でした。
4つのプロペラが周りだすと、プロペラの回転数や音、手に当たる風の強さに驚きます。
これだけ回転が速く、大きな音を立て、風が出ないと宙に浮くことはできないという事実を実感。
正直、手の平から飛び立つ瞬間のSPARKは怖かったです。
それだけ危険なものを、責任を持って操作しなければならないことも実感し、ドローンを楽しむだけでなく、それを操作する知識と技術が絶対に必要だと自覚しました。
着陸
着陸も手の平で行うことができます。
ホバリングしているSPARKの下に手を入れると、SPARKの真下に付いているカメラが認識し、2秒ぐらい経つと下降を始め、手の平に着陸します。
この時手を平らにしすぎると、SPARKが左右に傾いてしまうので、内側にちょっと窪ませると良いです。
はじめての着地の時、手の平を平らにしすぎて着地したあと落としそうでしたw
また、SPARKは多のDJIのドローンと同じで、電池がなくなると自動で離陸した場所まで戻りって地面に着陸します。
電池切れで落下するということを防ぐためです。
戻るまで必要なバッテリー残量も常に計算しているようで、距離が離れていてもちゃんと戻ってくるとのこと。
他の機能でもそうですが、安全性と操作のしやすさはよく考えて実装されているなという感想を持ちました。
大切な座学
楽しい操作が終わると次は座学。
ドローンは空を飛ぶので、ルールや安全に関する知識がないと操作してはいけません。
ドローンの規制に関することは、国土交通省のWebサイトに掲載されている内容をわかりやすく説明してくれました。
東京周辺は飛ばすとこほぼ無いですね…。
これに関しては、田舎に住んでいてよかったと思いますw
その他、スマホでの操作の仕方や、ドローンのコンパスやIMUの設定、調整方法、プロペラの外し方、付け方を学びました。
スマホで操作できるのは手軽で良いですね。
想像以上に様々な操作を行えるのに驚きました。
実機の写真
実機の写真も撮影してきました。
本体外観
前方斜めから。カメラは2軸のジンバル搭載で、ブレを軽減してくれます。
カメラの上は障害物監視センサーで、衝突を未然に回避するのに使われます。
裏側。丸3つが三角になっている部分の一番上が、着陸やGPSが届かない場所での姿勢維持に使われるカメラ。
後方から。電源はここについています。
SPARKの羽について
羽は全部で4箇所ありますが、羽の種類は2つあり、付ける場所も決まっています。
付ける場所と羽は目印がついているので、一度知ってしまえば分かりやすいです。
羽に白丸がついて、モーター部分にも白い線がついているのがペア。
白丸も白線も無いもの同士がペア。
となっています。
別の組み合わせだと装着できないようになっているので、間違えて着けるということはありません。
収納箱について
ネットの情報だけでは収納箱がどのようになっているかわかりにくかったので、しっかり見てきました。
収納箱は発泡スチロール製で、めっちゃ軽くて硬さもしっかりしています。
開けるとこのようになっています。
SPARK羽は折りたたみできるので、このようにすれば羽がついたまま収納することができます。
送信機
スマホだと半径100mまでしか操作できませんが、送信機を使うと2km先まで操作することができます。
送信機もコンパクトに折りたたむことができ、スマホを挟むことでSPARKが撮影している景色を見ながら操縦できます。
質問してきたこと
DJIの社員の方と気軽に話せたので疑問に思っていたこともいろいろ聞いてきましたので紹介します。
センサーは後ろにも付いているのか
センサーは、前部分しかついていないようです。
なので、上からや後方から何かぶつかってきたりしたら回避できないとのこと。
まぁ、そういう状況では他のドローンでも同じことですがねw
注意が必要なのが、ジェスチャーコントロールです。
SPARKに向かって手を振ると、2.5m前後離れて1m前後上昇して自撮りをサポートする機能があります。
後方に壁があったり、天井が低居場所で手を振るジェスチャーをすると、SPARKがはなれていくのですが、後方にセンサーがないのでそのまま壁や天井にぶち当たるとのこと。
前方以外は注意が必要です。
送信機は必要無いのでは?
SPARKを体験していて思ったのが、ジェスチャーやスマホで操作できたら送信機は必要ないのでは?ということ。
100m範囲で操作が完結する使い方をするのなら送信機は必要なさそうです。
そして、ドローンを飛ばすときには、ドローンを目視できる距離で飛ばさないといけないのですが、送信機で操作できる2km先のドローンを目視するのはかなり困難なようです。
Phantomでも難しいのに、それより小さいSPARKならなおさら難しそうですよね。
DJIの人の話では100m先でも目視はなかなか難しいのでは?とのこと。
送信機はそこまで必要なさそうですね。
まぁ、送信機があるからということでコンボのセットを買ってしまったんですけどね…orz
あと、SPARKとの距離はスマホにリアルタイムで表示されるので簡単に確認できますよ。
おわりに
SPARKを実際に見て触れてみるとワクワクが止まらなくなりました!
1日でも早く手に入れて空撮を楽しみたいです!
売上も好調らしく、初回生産分は予約開始から一瞬で終わってしまったそうです。
品薄状態が続きそうなので、予約は早めのほうが良いですね。
因みに単体は6月15日から発送開始でコンボは6月30日からとのこと。
僕はコンボを購入したので、まだ先は長いです…。
DJIオンラインストア続きの記事 → DJIの小型ドローンSPARKを実際に操縦してみた!手軽に空撮が楽しめて操作も超楽しい!
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