失敗なくFX口座を選ぶための10個のチェックポイント
※本ページはプロモーションが含まれていますFXをはじめる上で口座選びはとても重要です。
1回の取引にかかる費用が他のFX会社より高かく、取引するたびに手数料分損をしていた。
最低取引額が大きすぎて、いきなり100万単位の取引から初めなければならなかった。
など、口座選びの要点を知らず、とりあえず口座を作成してしまうと後から損したことに気づくことがあります。
この記事では、FX口座を失敗なく選ぶために知っておきたい、10のチェックポイントを紹介します。
1.最低取引通貨単位
FXには、会社によって、最低取引に必要な金額が決まっています。
ほとんどの会社は1,000通貨か10,000通貨です。
通貨とは外国の通貨の総称で、ドルやポンドが入ります。
- 通貨とは?
- 外国のお金の総称です。米ドルやユーロなどと置き換えるとわかりやすくなります。FXで使われる単位「通貨」とは?
1,000通貨の場合は最低でも1,000ドルや1,000ポンド取引しなければならないということです。
1ドル100円だとすると、1,000ドル取引する必要があるので、
となり、10万円からの取引できるということです。
最低取引通貨が10,000通貨なら、最低でも100万円の取引をすることになります。
はじめてFXをする場合、いきなり10,000通貨での取引は損する額も大きくなってしまうので、少ない額からはじめられる1,000通貨のFX会社を選ぶのが良いでしょう。
1通貨から取引できる会社もわずかながらありますが、次の取引手数料に注意が必要です。
2.取引手数料は基本無料
FXでは、取引するごとの手数料はかからない会社がほとんどです。
しかし、注意が必要なのが1,000通貨か、それ以下で取引をすると手数料がかかる場合があるので注意が必要です。
隅の方に小さく但し書きがされている場合があるので、「※」印をよく探して注意深く読みましょう。
3.スプレッドが狭い(小さい)会社を選ぶ
取引手数料のはかからないと書きましたが、スプレッドという実質的な取引手数料があります。
- スプレッドとは?
- FX会社から外国のお金を買う価格と売る価格の差のことです。スプレッドがFX会社への実質的な手数料になります。スプレッドとは?
スプレッドはFX会社によって変わってきます。
FX取引は、新規注文・決済注文という2つの取引をして1セットの取引となりますが、スプレッドは、この1セットの取引ごとにかかってくるので、スプレッドが大きい会社を選んでしまうと取引ごとに支払う金額が増えてしまうのです。
金額的にはわずかなさかもしれませんが、何百、何千回と取引をするのなら、そのわずかな差が積み重なり大きな損失となってしまいます。
スプレッドは「銭」単位で表記され、数字が小さいほど安く取引できるのでおすすめです。
- 銭とは?
- 1円より下の位です。100銭で1円になります。FXで使われる「銭」とは?
4.スワップポイントが大きい会社を選ぶ
FXでは、金利の低い通貨を売って金利の高い通貨を購入することで、毎日金利の差額を受け取ることができます。
この金利差がスワップポイントです。
長期保有してスワップポイントによる利益を得たいなら、スワップポイントは重要なポイントになります。
スプレッドは各社ともそれほど大きくないのですが、スワップポイントは会社ごとの差が大きいので、FX会社選びは慎重に行いましょう。
数分から数日の短期トレードを行いたい人にとってはスワップポイントはあまり重要ではなく、スプレッドのほうが重要になります。
5.取引したい通貨ペア
- 通貨ペアとは?
- 「米ドル/円」「ユーロ/円」「ユーロ/米ドル」というような、外国のお金の組み合わせです。通貨ペアとは?
取引したいと思っている通貨があるのなら、口座を開設前に、その会社が取引したい通貨を取り扱っているか調べる必要があります。
- 米ドル
- ユーロ
- 英ポンド
- 豪ドル
などの主要通貨は殆どの会社が取り扱っているので問題はありませんが、別の通貨を取引したい場合はしっかり調べてから口座を開設しましょう。
5〜25ペア前後と、取り扱っているペア数が多い会社と少ない会社が入り混じっていますので、調べるのはちょっとめんどくさいかもしれません。
でも、基本はスプレッドが一番狭いドル円での取引となるはずなので、最初はそれほどペア数を重要視せず、しばらく取引して慣れたら別の口座を探す、というのもオススメです。
6.信頼度の高い会社を選ぶ
口座を開いているFX業者が万が一破綻したら、預け入れていたお金は返ってこない可能性があります。
しかし、FX会社は、「信託保全制度」によって、顧客から預かったお金を別の銀行に保管するよう義務付けられています。
FX会社の運営費用と顧客のお金を明確に分けておくことで、倒産したときに顧客のお金は守られる。ということです。
とはいえ、万が一のとき全額返ってくる保証はありません。
なので、なるべく破綻しない会社を選ぶ必要があります。
その一つの指標として使われるのが「自己資本規制比率」です。
金融商品取引法によって、自己資本規制比率が120%を超えるよう義務付けられています。
一般的に300%以上あれば安心だと言われていますので、自己資本規制比率300%を参考に選びましょう。
7.約定率が高い会社を選ぶ
FXでは、インターネットの通信やシステムの遅延により、クリックした価格と約定した価格がズレるスリッページが起こることがあります。
- 約定(やくじょう)とは
- 注文を出してFX業者側が承認し、取引が成立した状態のことです。システムの関係上注文が通らなかったり、スリッページが大きくなったら注文を出しても成立させないよう設定したりします。スリッページとは?
- スリッページとは?
- ネット接続のわずかな遅延により、クリック時の売買価格と約定時の価格がズレること。Fスリッページとは?
普段の値動きがそれほど無いときならほとんど起こりませんが、相場が一気に変わるときなどに起こります。
スリッページは自分で設定することができ、自分が思った価格と約定した価格が自分が設定した価格より差が大きかったら約定しない。ということができます。
約定率が高いとは、スリッページがほとんど起きず、注文した価格(あるいは僅かな差)で約定しているということです。
これは、取引システムの性能が良いとも言えるので、約定率が高い業者を選ぶのが良いでしょう。
しかし、約定率を公表していないFX会社も多いので、ちゃんと比べきれないのが残念です。
8.サポート体制
サポート体制も重要です。
FXは平日なら24時間取引ができるので、何か合ったときにすぐに問い合わせることができるFX会社を選ぶ必要があります。
特に、取引が活発になる深夜の時間帯(21時頃〜4時頃)にサポート体制が整っているFX会社が望ましいです。
問い合わせ方法も電話はもちろん、LINEなどでも問い合わせできるところ(外為ジャパン)もあるので、自分が問い合わせに使いたいツールも確認しておきましょう。
9.トレードツール
FXはインターネットを通して取引するので、パソコンやスマホ、タブレットなどで取引ができます。
どの会社もパソコンのブラウザを使っての取引はできますが、スマホやタブレットは専用アプリを用意していないところもあるので注意してください。
特に、タブレットは未対応というところがあるので、自分が使いたいツールがある場合は、それを使えるのか調べてから口座開設しましょう。
FX会社の提供する取引ツールによって、使いやすい、使いにくいがあるのですが、この辺は実際に試してみない自分に合うかわかりません。
デモトレードツールがある会社はデモツールでどんな感じで取引できるか試してから口座開設するのが良いでしょう。
10.口座開設キャンペーンに注意
FX口座を開設すると、
「1万円キャッシュバック!」
「2万円キャッシュバック!」
というような文言が目に入るかもしれませんが、1万円を超えるキャッシュバックに目がくらんで口座開設するのはやめましょう。
1万円以上は条件がある場合がほとんどで、初心者が達成しにくい内容のものばかりだからです。
例えば、「口座開設後、3ヶ月以内に500万通貨の取引達成」というような条件があります。
これは、10,000通貨(100万円)の取引を500回する必要があるということです。
3ヶ月以内で土日は取引できない場合がほとんどなので、月20日×3で60日。
500回の取引を60日でするとなると、1日8〜9回の取引しなければなりません。
FXをはじめたばかりの人が1日にこれだけの回数取引をしたら、ほぼ間違いなく大きな損をするはずです。
それだけのリスクと損を負って1万円、2万円では割に合わなすぎるのです。
なので、口座開設のキャッシュバックに惑わされず、自分の目的に合った口座選びをするようにしましょう。
キャッシュバックがある場合は条件をよく読んでから判断してください。
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