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通貨ペアとは?

通貨ペアとは

通貨ペアとは、FXにおいて外国のお金を交換する組み合わせのことです。

例えば、「円」と「米ドル」、「円」と「ユーロ」、「円」と「ポンド」のなどがあります。

「ペア」とは、「2つでひとそろいになること」という意味の英語なので、通貨ペアはそのまま通貨(外国のお金)の組み合わせということです。

この記事では、FXで使われる通貨ペアについて詳しく紹介します。

通貨ペアの表記

FXで使われる通貨の表記は、英語表記と日本語表記があります。
※英語表記はISO 4217という各国の通貨の名前を3文字で記述するルールに基づいています。

英語表記は日本円なら「JPY」アメリカドルなら「USD」。

日本語表記は日本円なら「円」アメリカドルなら「米ドル」というような感じです。

ただ、日本語表記は業者によって微妙に違うことがあります。

例えば、オーストラリアドルは、「オーストラリアドル」「豪州ドル」「豪ドル」といった感じです。

この辺は取引をしていれば慣れてくるので、日本語表記方法が複数あると言うことを覚えておけばOKです。

通貨ペアの種類

英語表記、日本語表記を使った通貨ペアの表記で、代表的なものはこのようになっています。

英語表記日本語表記
USD/JPY米ドル/円
EUR/JPYユーロ/円
GBP/JPY英ポンド/円
AUD/JPY豪ドル/円
CAD/JPYカナダドル/円
CHF/JPYスイスフラン/円
NZD/JPYニュージーランドドル/円
TRY/JPYトルコリラ/円
ZAR/JPY南アフリカランド/円
SGD/JPYシンガポールドル/円
HKD/JPY香港ドル/円
NOK/JPYノルウェークローネ/円
EUR/USDユーロ/米ドル
GBP/USD英ポンド/米ドル
AUD/USD豪ドル/米ドル
NZD/USDニュージーランドドル/米ドル
USD/CHF米ドル/スイスフラン
GBP/CHF英ポンド/スイスフラン
EUR/GBPユーロ/英ポンド
EUR/CHFユーロ/スイスフラン

日本に住んでいると「円」絡みの取引が基本となりますが、日本に住んでいても「ユーロ/米ドル」のような外国のお金同士を取引することもできます。

通貨ペアの表記順のルール

上記の表で「円」が必ず右側に表記されているのに気付きましたか?

これは見やすいためとかではなく、歴史的な背景があってこのような表記になっているのです。

ヨーロッパ中心

大航海時代、世界中に進出していったヨーロッパの各国が様々な国を支配して金融の基礎を作ったため「ヨーロッパの通貨の方が上」という認識が定着しました。

なので、ヨーロッパ各国の通貨が左側。その他の地域は右側となっています。

更に細かく見ると、ヨーロッパの中でも英国が強くなっています。

英国連邦に加盟している国、地域の通貨、英国を宗主国にしている国の通貨は左側に表記されるのです。

「米ドル/円」では英国から独立したアメリカの方が上と言うことですね。

しかし、「豪ドル/米ドル」のように米ドルは豪ドルより下になっています。

これはオーストラリアがイギリスの属国だったからで、独立したアメリカより英国よりなので豪ドルの方が上と言うことです。

通貨が強い国(米ドル)が上という訳ではないのです。

そんな豪ドルは英国の前では「英ポンド/豪ドル」となります。

そして英ポンドもユーロには勝てず「ユーロ/英ポンド」となってしまいます。

表記上はユーロ最強ですねw

このように、通貨ペアの表記順には歴史的背景による暗黙的なルールがあります。

そのため、「米ドル/円」と表記しても「円/米ドル」という表記はしないということになります。

主軸通貨と決済通貨

今まで通貨ペアの表記で左、右という表現を使ってきましたが、ちゃんとした呼び名があります。

左側に表記されている通貨は、取引の主な軸となるので「主軸通貨」。

右側に表記される通貨は、右側に表記される通貨で主軸通貨を買ったり売ったりするので「決済通貨」と呼ばれます。

日本円が決済通貨になる理由

日本円は必ず右側に表示されています。

その理由は、基本になる通貨の単位が他の国と比べて違うからです。

1ドル、1ユーロ、1ポンドなど、他の国は一桁の数字が基本となるのに対し、日本は100円という三桁の数字が基準となっています。

「1」を基準にしているなかに「100」を基準とした通貨が入ると混乱してしまいますよね。

「円」が基軸通貨(左)になれないのは、日本の基準価格が100円というのが主な理由です。

取引業者の取り扱い種類に注意

通貨ペアにはいろいろな種類があることが分かったと思いますが、実際に取引するには注意が必要です。

それは、FX業者によって取り扱っている通貨ペアの種類が異なると言うことです。

主要な通貨ペアは大体どこのFX業者でも取引できますが、マイナーな通貨ペアを取引したい場合は、その通貨ペアを取り扱っているFX業者を選ぶようにしましょう。

おわりに

通貨ペアについて詳しく紹介しました。

実際の基本的な取引は「米ドル/円」になると思いますが、取引に慣れてきたら他の通貨ペアを試してみても面白いかもしれません。

続きの記事 → FXにおける「スリッページ」とは?

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