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ICL手術を品川近視クリニックに決めた理由

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品川近視クリニックに決めた理由

裸眼生活を決意してICL手術を受けることを決めたのですが、どこの眼科で手術を受けるかとても悩みました。

目の手術ですから、失敗は許され無いですからね。

実際に2つの院の適応検査を受け、検査内容と金額に滿足した品川近視クリニックでICL手術を受けることにしました。

この記事では、僕がICL手術を品川近視クリニックで受けることを決めた理由を紹介します。

※目の中にレンズを挿れる手術はフェイキックIOLで、ICLは挿れるレンズの商品名ですが、ICLを手術名として使うのが一般的なので、この記事では目の中にレンズを挿れる手術名をICLと呼びます。

品川近視クリニックの気になったこと

品川近視クリニックをネットで調べると、かなりマイナスな口コミ評価が見られます。

主な内容は、

  • 医師の説明が足りない
  • 検査係の態度が悪い
  • 過矯正された

というもの。

他の眼科をネットで調べてみるとマイナスな口コミはほとんど見つかりません。というか、口コミ自体かなり少ないです。

その一因と考えられるのが症例数の違いです。

品川近視クリニックは、累計120万件超(参考)で、日本のみならず世界トップの症例数。

次に多いと言われる神戸神奈川アイクリニックは累計47万件です。
神戸神奈川アイクリニック

症例数が多くなれば、どうしても悪い評判は立ちやすくなります。

更に、品川近視クリニックは、レーシック手術における集団訴訟を起こされ敗訴しています。

僕が見つけられたのは2件で、過矯正におけるリスクについて説明しなかった注意義務違反が1件、ドライアイのリスクについて説明しなかった注意義務違反が1件です。

どちらもレーシックのリスクをしっかり説明しなかった注意義務違反で、医師の技術不足や衛生管理不足による感染症などの医療ミスではないようです。

内容を読んでみると、原告はレーシックによるドライアイや過矯正における眼精疲労の被害ということで、レーシックで起こると考えられるリスク内の症状だったようですので、問題は品川近視クリニックの説明不足ということになります。

品川近視クリニックの批判的な情報をまとめると、

  • 医師の説明が足りない(裁判で敗訴)
  • 過矯正された(説明不足で裁判で敗訴)
  • 検査係の態度が悪い

という内容で、技術的な医療ミスの情報は見当たりませんでした。

説明不足の件は裁判で敗訴したぐらいですので、改善されている可能性が高いですし、検査係の態等に関しては主観的な意見なので、実際に無料適応検査を受けてみる価値はあると考えました。

更に、個人的に医療機関を選ぶ上で、症例数の多さは重要な数字になっています。

手術をこなした人ほど技術が高いと考えているからです。

もちろん、数をこなしても下手な人は下手でしょうし、経験が少なくて上手い人もいるでしょう。

ですが、すべての病院に行き、すべての医者に会って判断するというのは不可能です。

症例数の多さで判断するのは完璧ではないですが、ある程度自分が納得できる判断基準として僕は使っています。

そのため、品川近視クリニックの良くない評判は目に入りますが、症例数の多さから、良くない評価によって選択肢から外すということはできませんでした。

というわけで、自分の目で確かめに無料適性検査に行ってきました。

検討したクリニック

ICL手術を決めてからいろいろ調べてみると、体験談などで出てくるクリニックは下記の3つのクリニックでした。

自分が納得した病院で手術を受けたいと考えたので、上記3つのクリニックのICL適応検査を受けようと決め、申し込みました。

しかし、神戸神奈川アイクリニックは、2019年4月ぐらいでICLを担当していた医師が退職してしまったため、2019年6月現在ICLは行っていないとのこと。

なので、実際に行ってきたのは品川近視クリニック新宿近視クリニックです。

品川近視クリニックに決めた理由

品川近視クリニックと新宿近視クリニックに行ってきましたが、どちらで手術しても良いなと思ったのが正直な感想です。

ですが、下記の2つの理由で品川近視クリニックでICL手術を受けることを決めました。

検査項目が多く、視力検査を徹底的にやってくれた

適応検査は基本的な内容はどちらも同じでしたが、品川近視クリニックはより多くの検査をして確認してくれました。

新宿近視クリニックではやらなかった検査として、下記2つが挙げられます。

  • 周辺視野
  • 超音波を使った目の長さを測定

周辺視野の検査は、1点を見つめた状態で、周りに光の点が見えたらスイッチを押す検査で10分程度かかる検査です。

超音波を使った検査は、ベットに寝て器具で目を開けた状態にし、水で満たして超音波を当てて計測するという検査で、2人がかりの検査です。

どちらも手間のかかる検査で、ここまで検査するんだと驚きました。

(もう2〜3個ありましたが、いろんな検査をしすぎたので何の検査か思い出せず…。でも、それらは手間のかかった感じではなく、機械でサクッと行う検査でした。)

更に決定的だったのが、視力検査をみっちり2回やってくれたことです。

最初の1回目は30分ぐらいかけてしっかり測定。

他の検査が入った後、2回目の視力測定を20分近く行いました。

その結果、1回目と2回目で視力に差があるので、確認のため3回目の視力検査を15分ほど行ってくれました。

合計1時間ぐらい視力検査をしてすごく疲れましたが、最終的には自分の納得できる検査をやってもらえたのでとても満足。

ちなみに、検査員による誤差を減らすため、3回とも別の検査員の方が検査してくれました。

新宿近視クリニックでも同じぐらいしっかり測定してくれましたが、1回だけの検査で「レンズの発注はすぐできる」と言われて「1回の検査だけでちゃんとした度数のレンズ作れるのかな?」と不安になりました。

視力測定はレンズの度数を決める上でとても重要で、

「自分に合ってない度数を挿れられて見え方がいまいち…」

ってなったら最悪ですからね。

きっちり視力測定してくれたのが品川近視クリニックを選んだ理由の一つです。

価格の安さ

僕の視力は0.02で、右-12.00D、左-12.50D、左目に乱視が入っています。

その場合の料金は下記のようになりました。
新宿近視クリニック 税込732,000円
品川近視クリニック 税込587,000円

品川近視クリニックの方が145,000円安くなりました。これはデカイ。

目の手術なので、手術料が高い新宿近視クリニックの方が確実に手術が成功するなら新宿近視クリニックを選びますが、両方行って話を聞いてみても腕の違いまではわかりませんので、新宿近視クリニックに145,000円多く払う理由は見当たりません。

安い分、品川近視クリニックが劣るかと言うと、先程の検査の件で紹介したように、むしろしっかり検査してくれてさえいます。

どちらの医師も丁寧にリスクも説明してくれたし、対応も良かったのでどちらで受けても良いと思いましたが、手術料が安く、検査をしっかりしてくれた品川近視クリニックを選びました。

因みに、同じ値段だったとしても、検査の件で僕は品川近視クリニックを選びます。

保証期間の長さ

ICLを挿入した後、度数が合わないなどレンズの入れ替え手術が必要になる場合があります。

その場合、手術後3年以内なら片眼につき1回まで無料で手術できます。

レンズの位置調整・レンズの除去も同様で、3年以内なら無料です。(3年目以降のレンズ位置調整は税込5万円)

術後の定期検診は、手術の翌日、1週間後、1ヶ月後、半年後、1年後、以降1年毎あるのですが、3年以内の検診代は無料です。(それ以降1回税込5,000円)

他のクリニックの無料定期検診期間は、1年前後がほとんどです。(新宿近視クリニックは1年でした)※2019年7月現在の情報です。

目のことなので、何かあったときのため、長い保証期間は魅力的です。1年と3年では明らかに3年の方が良いですからね。

その他気になったこと

あと気になったのは、検査員や受付の対応です。ネットでの批判もありましたからね。

対応の丁寧さは新宿近視クリニックの方が良かったです。

患者数も少ないので、きめ細やかな対応をしてくれました。最後も受付の方がエレベーターまで見送りに来てくれましたからね。(手厚すぎて逆に申し訳なく感じるほどでした)

品川近視クリニックに関しては、人によります。

検査員もかなりの人数いるので、対応がしっかり丁寧な人もいるし、機械的に作業する人もいます。

機械的に作業している人が口コミで言われているんだろうな〜と思いつつも、やることはちゃんとやってくれているので特に気になりませんでした。マイナスと言うより普通の対応という感じですね。

とは言っても、対応がしっかりしている人がほとんどなので、従業員に対しては特に問題は感じませんでした。

【超重要!】ICL手術を受けるクリニックは複数無料検査をしてから選ぶべき大事な理由

おわりに

  • 視力検査を徹底的にやってくれた
  • 納得できる対応で価格が安かった

という理由でICLの手術に品川近視クリニックを選びました。

症例数が多いのも大事です。

続きの記事 → 視力矯正手術をした後、運転免許の眼鏡等の条件を解除する方法と実際の手順

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