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カメラをザックやベルトに簡単に固定してブラつかせない!ピークデザインのキャプチャーをレビュー!

※本ページはプロモーションが含まれています

ピークデザインキャプチャー

登山など、歩きながらデジタル一眼カメラを持ち運ぶ時って大体ネックストラップをカメラに付け、首からかけて歩くのが一般的ですよね。

ですが、ネックストラップだと歩いているときにカメラがブラブラして歩きにくいです。

登山だと岩場を上ったり前屈みになった時に岩場にぶつけて壊したりしてしまいます。

これらは、ストラップによりカメラが身体から離れてしまうことでおきているので、身体のどこかにカメラを固定したいな〜と常々思っていました。

そこで発見したのがピークデザイン キャプチャープロカメラクリップです。

ピークデザインは、このキャプチャーや取り外しがしやすいストラップ、カメラ撮影に特化したカメラバッグなどを作るメーカーで、自社製品で使い回しができる便利な機構を採用しているのが特徴です。

ピークデザインでは、カメラを固定する商品を「クリップ」というカテゴリーに分け、「キャプチャー」という商品名で販売しています。

キャプチャーは、カメラをザックのショルダーやズボンのベルト、バッグのベルトなどに簡単に固定でき、更に取り出しやすいという特徴を持っています。

言葉で説明するより、ピークデザインのプロモーションビデオを見てた方がどのような製品か分かりやすいです。一目惚れしますよ!

ソッコーで購入しましたので、実際の商品をレビューします!

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ピークデザイン キャプチャーV3をV2と比較してレビュー | デジタル一眼の経験知

普通のキャプチャーとキャプチャーPROの違い

ピークデザインのキャプチャーには、ただのキャプチャーキャプチャーPROの2種類があります。


違いを一覧でまとめました。

無印 PRO
画像 キャプチャー キャプチャープロ
素材 ガラス繊維入りナイロン 素材はアルミニウムで三脚用の穴あり
重さ 122g 144g
プレート Standardプレート(アルカスイス互換) PROプレート(アルカスイス互換、マンフロットRC2互換)
価格 税込7,826円 税込8,789円

※価格はAmazonで2017年9月現在の値段

1,000円程度の差なので、三脚穴とプレートの互換性が高いPROを選びました。

商品の外観

外箱はiPhoneのようなしっかりとした外箱。外箱までこだわる会社の商品は期待が持てますね。
キャプチャー外箱

中身一覧。左上からキャプチャープロ本体、手触りの良い巾着、中段左二つは説明書、右はRC2五巻にするための付属品、再下段は左から製造日が書かれた紙、ピークデザインのステッカー、4mm六角レンチ。
内容物一覧

キャプチャープロ本体は段ボールに固定されている。
キャプチャープロ本体

裏側。ネジで固定されているので外すのがちょっとめんどくさかった。
キャプチャープロ本体裏側

カメラの底に取り付ける部品。カメラに当たる赤い部分は、柔らかいのでカメラに傷がつくのを防いでくれる。
カメラと接する部分

裏側。プレートへ接続する部分は正方形になっているので、縦でも横でも取り付け可能。四隅に穴が開いていてストラップを通すこともできる。
キャプチャープロ、台の裏側

実際にザックのショルダーに取り付けたところ。
ザックのショルダー

事前に調べたところ、付属品のネジが短すぎてザックに取り付けられないということでしたが、僕の「ミレーのエリウム 35」では、ぴったり付けることができました。

何度も注文するのは面倒だと思い、純正の長いネジであるロングクランピングボルトセットも併せて購入しましたが、使わずじまいでしたorz

まぁ、ザックを変えたり別の場所に取り付けるときに必要になる可能性があるので取っておきます。

ベースの部分が正方形なので、縦に付けることもできる。
縦に付ける

ベース部分をα7S Ⅱに取り付けたところ。カメラによってはバッテリーの蓋を塞いでしまうことがあるようなので、サイズの確認をしっかりしておいた方が良い。僕計測だと、ネジ穴の中心から端まで24mm前後。
底辺のプレート

横から見たところ。
横から見たところ。

実際の使用感

実際に使ってみた感想を紹介します。

ザックに固定できるのはとても良い!

ザックは身体に密着しているので、そのザックにしっかり固定できるのはとても良いです。

勝手に動かず重心が変わらないので、持ち運びがすごく楽になりました。

プレートにしっかり固定されるので、両手が自由に使えるのも良いですね。

取り外しも慣れれば素早くできるので、不意に訪れるシャッターチャンスを逃しにくくなりました。

装着には慣れが必要

冒頭で紹介したプロモーションビデオでは、簡単に「カチャ」っと装着していましたが、実際にやってみるとなかなか難しいです。

胸近くで装着するので、目視しようとすると首を結構下に向ける必要があり、ちょっと痛いです。

なのでノールックで付けようとするのですが、プレートの入り口になかなか合わず、合ったとしてもプレートに対してまっすぐにスライドさせないと付けられないのでなかなかうまくいきません。

斜めに入れてしまうんですよね〜

この辺は慣れとコツで、僕はレンズを持って垂直にはめるようにすると上手くはまるようになりました。

最後に「カチッ」っとロックがかかるまで入れないと固定できないので注意が必要です。

脱着時も慣れが必要

取り外しは赤いボタンを押しながら引き抜けばできます。
取り外しボタン

これは比較的簡単なのですが、どのようにカメラを持つのか試行錯誤しました。

最初は右手でカメラのグリップをつかみながら右手親指でボタンを押して引き抜くということをしていましたが、安定しません。

結局、装着時と同様に、レンズ部分をしっかり持って、右手親指でボタンを押して引き抜くと同時にグリップを握るという方法に落ち着きました。

取り扱いは難しいですが、慣れると快適になる、熟練度が必要なアイテムですね。

片側の重み

ザックに付けるときは、右か左に付けることになります。

片方にカメラの重みが加わるので、カメラを着けいている方は重みを感じ、肩が少し疲れます。

僕は左腕に負荷がかかると腕がシビれやすいので右側に着けています。

左右で重さが違うのは慣れないうちは気になりますが、慣れれば問題ないです。

ネックストラップをどうするか

キャプチャーのプロモーションビデオでは、ネックストラップを付けていません。

キャプチャーに固定するので必要ないといえば必要ないのですが、万が一のことを考えて僕はネックストラップを付けています。

しかし、カメラが胸部分に来ることによってストラップが顔周りでたるみ、ちょっと邪魔なのも事実です。

装着時、取り外し時もネックストラップが邪魔になるときがあります。

この辺は運用しながら考えていくつもりです。

現状はストラップが無くても大丈夫そうですが、ネックストラップの安心感をなくす勇気がまだありません。

おわりに

歩きながらのカメラの持ち運びが抜群に良くなるキャプチャーですが、使いこなすには経験が必要です。

もっとスムーズに使いこなし、見た目もカッコ良くなりたいです!


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