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インビザラインの治療中に値上げするという詐欺にあいかけた話

※本ページはプロモーションが含まれています

インビザライン詐欺

僕はマウスピース矯正のインビザラインで歯列矯正をしているのですが、選んだ歯科医院の対応や料金がイマイチで、歯科医院選びに失敗したと思っています。

それでも契約してしまったので治療を続けていたのですが、更に追い打ちをかける出来事がありました。

歯科医院とは、税込1,070,000円の支払いで、

  • 5年以内なら、マウスピースの作り直しや定期チェックは無料
  • 抜歯したりアタッチメントの付け直しは、その都度税抜8,000円

という契約をしたのですが、「経営方針の変更」という意味不明な理由で、矯正管理費がかかるようになったという通知が、ある日突然来ました。

送られてきた通知の詳細は下記画像の通り。
通知内容

以前は無料だった、

  • アタッチメント除去とスキャン
  • 定期チェック

それぞれに税抜5,000円かかるようになるという通知です。

インビザラインでは、歯にマウスピースをしっかりはめるため「アタッチメント」と呼ばれるポッチをつけます。

歯が予定通り動かなかったり、最後まで着けた後の微調整するとき、マウスピースの作り直しのためアタッチメントを一旦除去し、歯をスキャンして新しいマウスピースを作り、再びアタッチメントを付けて矯正を継続します。

最初の契約では、マウスピースを作り直す上記の流れは「調整料」として税抜8,000円かかっていましたが、今回の通告で、アタッチメントを外してスキャンするのに税抜5,000円、新しくアタッチメントを付けるのに税抜8,000円の合計税抜13,000円かかるようになるとのこと。

更に、以前は無料だった2ヶ月に1回の定期チェックにも税抜5,000円かかるようになるとのこと。

矯正終了がいつになるか分かりませんが、通知をもらった時点で初期契約の5年があと4年残っていたので、矯正に5年フルにかかったとすると定期チェックだけで税抜120,000円かかることになります。

既に107万円払っていて、その金額で5年間矯正知慮を行うと契約したのに、治療をはじめて後戻りできなくなった状態で追加料金を請求されるのは納得できないので、電話で問い合わせることにしました。

1度目の交渉

矯正管理費改定の案内を読み、契約時にもらった契約書の内容を確認し、すぐに電話で問い合わせをしました。

電話が繋がり担当者と変わってもらい、

  • 107万円で「調整料はかかるがその他の料金はかからない」という内容で契約したので通知の内容は受け入れられない。
  • 治療をはじめ、後戻りできなくなった状態で追加料金を請求するのは詐欺だ。
  • わざと矯正完了を遅らせれば遅らせるだけ歯科医院が儲かる料金改定はおかしい。
  • 「経営方針の変更」だけで契約した料金内容が変更できたら、これからもいろんな治療・管理費を追加徴収・値上げでき、最終的な治療費が青天井になるではないか。
  • 料金の改定をするのなら新規の人に適用し、既存の契約者は今まで通りの内容で治療すべき。

ということを何度も伝えました。

本件の歯科医院側からの説明の中に、「他の歯科医院でも定期チェックを有料にしているところもありますので…」というのがあったのですが…。

そりゃー定期チェックを有料にしているところはあるでしょう。でも、それは契約時に定期チェックは有料と明言しているからであって、契約時に無料としながら後で有料にするなんて歯科医院は無いでしょう。

ということを伝えると返答に困っていました。

その後も上記に挙げた5つのことを繰り返し続けましたが、本件を電話の担当者が決めたわけではないので、返答内容は「経営方針の変更に伴いオーナーが決めたことですので…」というような内容に終始してしまう。

なので、オーナーと直接電話をさせてくれと頼んでみましたが、「それはできない…」というやり取りも何度も繰り返します。

こちらとしても、納得できる説明を全くされていないし矯正管理費改定を受け入れる気が無いので引き下がらず、オーナーと直接話すということに重点を置いて説得することで、オーナーに聞いて後日電話をくれることにようやくなりました。

この日は土曜日だったので、来週中に折り返し電話するということで一旦交渉終了。

消費者生活センターへの相談

今までこのように契約内容を反故にされたことがなかったので、消費者生活センターへ相談することにしました。

結果としては、医療に関わることなので消費者生活センターとしては対応できないとのことでしたが、

  • 歯科医師会に相談する方法がある
  • (契約書の内容を説明した上で)その契約書の内容はかなり不備がある
  • 一般的に言って契約書で締結した内容を変更して料金を請求するのはおかしい

というアドバイスを貰えました。

通っている歯科医院が所属する歯科医師会には、オーナーと話してもだめなら相談することに。

契約書に関しては、「契約書」と書かれた書面はもらっておらず、金額の内訳と但し書きが1行書かれただけのA4用紙1枚だけで、消費者生活センターの担当者に内容を口頭て伝えたのですが、治療期間など細かい治療内容に関して記載されていないので内容が不十分だという指摘をされました。

契約書というか、領収書に近いもので「契約書」とも書かれていないのですが、をもらった時「この内容で大丈夫なのか?」と思いましたが、やはり不十分だったようです。

まさかこんなことになるとは思っていなかったし、ちゃんと治療してくれると思っていたので深く考えずそのまま受け取ってしまいました。

因みに治療費について書かれているのはこの部分。
契約書の内容

後は、

治療内容の変更に伴い治療費用と治療期間に変更がある場合もございます。その場合は再度のご説明とお見積りの提示をさせていただきます。

という一文が契約書っぽい唯一の内容。

その他は、料金の計算や振込先や支払い方法について書かれ、自分のサインと担当医のハンコが押されているだけ。

契約書が不十分なので、契約書の内容を元に話し合いをするのは少し頼りないが、治療の説明を受けたときの口約束でも契約の効果があるので、そのことも併せて主張したらどうかというアドバイスを貰いました。

今回の件だと、契約書に「定期チェックは無料」というように明確に書かれていませんが、契約前の説明では定期チェックに料金はかからないということを聞いていたので、そのへんを突っ込んで話をすることに。

消費者生活センターへの相談は、解決には直結しませんでしたが、アドバイスを貰うことができ、話を聞いてもらえただけでも気持ちが楽になりましたし、頭の整理ができたので相談してよかったと思います。

消費者生活センターへの相談手順はこちらの記事でまとめています。
消費生活センターへ相談する手順、相談の流れ、準備しておくものまとめ(国民生活センター)

2度目の交渉

1度目の交渉から5日後に電話がありました。

電話がかかってくるのが遅いのも不満です。

しかも、オーナーが直接電話をかけてくるとの約束だったのに、電話をしてきたのは従業員。

契約した内容を守らず一方的に料金を追加し、自分で説明もしないなんて経営者として失格でしょ。ただただ呆れてしまったと同時に、対応させられる従業員さんに同情してしまいました。

今回の件に関する回答としては、アタッチメントの除去と定期チェックは今まで通り無料で良いが、歯のスキャン代は税抜5,000円頂きたいという内容。

一方的に突きつけた条件なのに、一歩引くから片方の要求を通してくれという詐欺師のような手法を取られて更に呆れてしまう。

こちらとしては認めるわけないので、消費者生活センターの担当者からもらったアドバイスのとおり、「治療の説明時には料金がかからないことを説明されたのを確認して契約している」ということと、1度目の交渉で伝えた5つの内容を再び何度も繰り返し伝えることに。

その話の途中で、「治療費は変更になる場合があると契約書に書かれていますので…」と言ってきたので、契約書(笑)に書かれている下記一文を読み上げ、

治療内容の変更に伴い治療費用と治療期間に変更がある場合もございます。その場合は再度のご説明とお見積りの提示をさせていただきます。

治療費用が変更になるのは「治療内容の変更」があった場合で、今回の件は治療内容が変更になったのではなくそちらの経営方針の変更でしょ!?ということを伝えると、担当者は反論できないという感じになりました。

一通りの話を何回か繰り替えした後、電話をかけてきている担当者には決定権がないのでこれ以上話をしても無駄なので、オーナーに今回話したことと、契約した内容の料金以外は一切支払うつもりはないということを伝えてもらうということで2回目の交渉終了。

決定権があるオーナーが出てこないので、僕と担当者とのやり取りはまったくもって不毛ですからね。

お互い無駄な時間を取られてなんのメリットもない。

本当に無駄な時間を過ごしました。

決着

2回目の交渉から5日後に歯科医院から電話がありました。今回も遅い…。

回答としては、最初の契約の通り、アタッチメントの除去やスキャン・定期チェックは無料で行ってくれるとのこと。

当然の結果ですが、ようやく撤回してくれて一安心。

「この度は、不快な思いをさせてしまい申し訳ありませんでした」

というちゃんとした謝罪があったのは驚きました。「不快な思い」をしていたのは察してくれていたのね。

ただ、悪いのは謝罪の言葉を言ってくれた従業員の方でなく、契約を一方的に変更できると思っている無能なオーナーで、そのオーナーが直接謝罪してこないのは納得できません。

その辺も突っかかってオーナーに謝罪させようかと思いましたが、これ以上ことを荒立てるのは面倒だし時間の無駄なので、承知したこと伝えてさっさと電話を切りました。

おわりに

上記では書きませんでしたが、マウスピース装着時にしっかり装着するために噛む「チューイ」も最初は無料でもらえたのが半年後に1袋150円になりました。

チューイは治療に必要な器具で、150円と安いものにも料金を取りに来るセコさを感じていましたが、安いからまぁいいかと思って払ってしまったのは失敗だったと思います。

僕のインビザライン歯列矯正は、治療以外のトラブルが多く、歯科医院選びを本当に失敗したなと後悔しています。

107万円という今までの人生で最高額の買い物をミスってしまいました…。

続きの記事 → インビザライン矯正開始から1年。一通りのセットが終了した感想

インビザライン体験談

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