Apple Pencil 2 レビュー。高いけど後々後悔しないためなら十分満足!
※本ページはプロモーションが含まれていますiPad Proを電子書籍の技術書を読むために買ったのですが、
ふと絵も書いてみたいなと思い、Apple Pencil 2を購入しました。
Apple Pencil 2は税込15,950円となかなかの値段で、探せば2,000円台のペンもあり、ちょっと迷いましたが、こういう技能的なツールは妥協せず良いものを買っておいた方が後々後悔しないのでApple Pencil 2を選択。
僕の絵の技術では必要になるかわかりませんが、安いペンは筆圧に対応していないなど、機能的に足りないのは後で後悔する可能性大ですからね。
Apple Pencil 2を実際に購入して使ってみましたので感想を紹介します。
Apple Pencil 2購入の注意点
Apple Pencil 2を購入する前に、注意点があるので先に紹介します。
対応端末に注意
2021年6月現在、Apple Pencil 2に対応しているiPadは下記製品だけです。
- iPad Pro(12.9インチ)(第5世代)
- iPad Pro(12.9インチ)(第4世代)
- iPad Pro(12.9インチ)(第3世代)
- iPad Pro(11インチ)(第3世代)
- iPad Pro(11インチ)(第2世代)
- iPad Pro(11インチ)(第1世代)
- iPad Air(第4世代)
iPhoneや上記以外のiPadではApple Pencil 2を使用することはできません。
これがかなりの罠で、「Apple Pencil 2を買ったのに自分の持っているiPadには対応していなかった」というレビューがかなり見られました。
僕も購入するときはめっちゃ調べましたからね。
自分が持っているiPadがApple Pencil 2に対応しているか確認するのは重要です。
価格と発送日に注意
Apple Pencil 2の定価は税込15,950円です。
Apple Pencil 2は2018年11月7日に発売されましたが、コロナで生産が減っていたり需要が伸びているためか、2021年6月現在においても定価より高く販売している店舗があります。
楽天で販売されいてるのは定価より高いので注意してください。
そして、配送日も注意が必要です。
発送が1週間から1ヶ月後など、遅い場合があります。
僕が探した中では、Amazon
が税込15,286円(2021年6月現在)と最安でしたが、発送が1週間以降と遅かったです。
僕は楽天経済圏にどっぷりハマり、楽天ポイントを効率的に使用しているので、最終的には税込16,430円と定価より高いが、ポイント6倍で984円のポイントが戻ってきて実質15,446円(定価15,950円)の楽天のショップで購入しました。翌日配送で翌日届いたのも大きい。
定価より高く買うのは悔しいですが、一応得しているし翌日届いたのでとりあえず良しとします。
Apple Pencil 2の写真
Apple Pencil 2の外観。Apple製品の外箱は相変わらずの高級感があります。
内容物は、Apple Pencil 2本体と各国言語で書かれた説明書が入っているだけ。充電はiPadにマグネットでペタっとつけてワイヤレス充電をするため、充電器等はついていない。
Apple Pencil 2本体。真っ白です。
Apple Pencil 2のペン先は樹脂タイプ。
柄の部分にはApple Pencil のロゴ。
細型のペン先は文字も書きやすい。
重さは19g。
Apple Pencil 2の良いとこ
実際に使ってみて良かったところを紹介します。
文字が書きやすい
僕が初めてスタイラスペンでディスプレイに文字を書いたのは1994年発売のシャープ「ザウルス PI-4000」で、当時は十分すごかったのですが、これを使って手書きで書いた文字はドットが荒く、「こういう端末で書く文字は汚い」という印象が染み付いていました。
その先入観からすると、Apple Pencil 2を使ってiPad Proで書く文字は、鉛筆で書いたような滑らかさで「なんてキレイに表示されるんだろう」と感動モノです。(僕の字は汚いので、表示される字自体は汚いのですがw)
Apple純正のメモアプリでマインドマップを書いてみたのですが、アンチグレアフィルムを貼っているため滑りやすいものの、やり直しをしながらサクッと書けるのは快適でした!
マインドマップを書くには、アプリを使ってキーボード入力するのもキレイでレイアウトも後から変更しやすく便利なのですが、やはり手書きの方が書き出しやすく後々見やすく、メモをとるときも頭に残りやすいので僕は手書きのマインドマップが好きです。
以前はスケッチブックを使ってマインドマップを書いていましたが、枚数に限度があるので、デジタルで無限に保存できるiPadで書くマインドマップは最高ですね。
ダブルタプで消しゴムなどと切り替えられる
ペンを握る部分をダブルタップすると、消しゴムと鉛筆を切り替えられます。
これが地味に便利で、やり直したり消したりするどう探しやすいです。
アプリによっては、対応していなかったり、違う機能が割り当てられていたり、自分が好きな機能を割り当てられたりできるようです。
ダブルタップしかジェスチャーがないので、2つの動作の切り替えしかできないのが残念ですが、ペンという細い端末ならそれぐらいしかできなさそうなので仕方ないですね。
指とペンの認識が別
指とペンの認識を分けてくれているので、文字はApple Pencil 2で書きながら、逆の手の指を使ってキャンパスを移動したり拡大縮小したりできます。
普通に考えると、指で画面を触ったときも線が書かれてしまいそうですが、そうはならず、指で様マザな操作ができるのは本当に便利です。
充電と収納が楽
充電は、iPadの右側側面にマグネットでピタッとくっつけて充電します。
この吸着具合が気持ちよく、癖になります。
使わないときもiPadと一緒に保管しておくことができるので、充電+収納が一体になっているのは本当に便利。
ただ、マグネットでついているだけなので、このままカバンとかに入れるとズレやすく外れやすいのでなにか対策が必要です。
持ち具合は特に気にならない
Apple Pencil 2は普通の鉛筆より太めで、重さも重く、丸みと平らな部分があるため持ちづらそうですが、実際に使ってみると重さや太さを木にすることなく使えています。
重めのシャーペンのような感覚で、特段書きやすいわけではありませんが、不満を感じず普通に書くことができているので、持ち具合に関しては気になることはありません。
使ってみてイマイチだったところ
Apple Pencil 2を使ってみてイマイチだったところを紹介します。
フィルムによっては滑る
上記でも書きましたが、僕はアンチグレアフィルムを使っているので、線を書くときに滑ります。
ガチで絵を書く人は、紙に書いているような質感を得られる「ペーパーライクフィルム」を使っているようです。
僕はそこまでの質感を求めていないし、そこそこかければそれで良いので、とりあえずアンチグレアフィルムのまま行こうと思います。
あまりに書きづらかったらフィルムを変えるかも。
ペン先は消耗品
ペン先は消耗品で、書き続けているとすり減って金属部分がむき出しになってくるようです。
特に、ペーパーライクフィルムなど、ザラザラで抵抗があるフィルムを使っていると、1日2~3時間の使用で2~3ヶ月に1回ぐらい交換しなければならないという情報もあります。
ペン先はくるくる回すと取れるようになっていて、交換可能ですが、交換用のペン先は4つで税込2,420円で、1個あたり600円となかなかの値段です。
僕はまだそこまで使い込んでいないのですが、ペン先に注意しつつ使っていきたいと思います。
手の側面を認識してしまう
画面にペンで文字や絵を書くとき、手の側面も画面の上に置くことになります。
そうすると、手の側面部分も反応してしまうので、わずかにスクロールしたり、指を1本とカウントしてしまうので逆の手の指でキャンパスを移動させようとすると、手の側面と指で2本とカウントしてしまい拡大が動作してしまう。という事が起こります。
逆の指で操作するときはペンを持っている手を一瞬浮かせたり、なるべく動かさないように手を固定したりなどで対処できますが、気になる人はもどかしい可能性があります。
そういうときは、薬指と小指だけカバーしてくれるグローブを使うのもアリです。
僕は今の所そこまで不便に感じていませんが、必要性を感じたら追加で購入するかも知れません。
おわりに
新しく絵に挑戦しようとApple Pencil 2を購入しましたが、今の所特に大きな不満もなく使えています。
絵が上達するよう、楽しみながら続けていきたいと思います!